ATM内部データを不正取得、預金引き出し 保守委託先の元社員逮捕
横浜銀行のATMの内部情報を不正に取得し、キャッシュカードを偽造したとして、神奈川県警は2月5日、支払い用カード電磁的記録不正作出などの疑いで、保守を委託されていた富士通フロンテックの元社員(46)を再逮捕した。男は数千万円を引き出していた疑いがあるとみられ、県警が窃盗事件として調べている。
富士通フロンテックと、同社に業務委託していたNTTデータは2月5日、それぞれ謝罪した。
横浜銀行などによると、男はATM保守管理業務上のソフトウェアトラブル解析作業の際、ATMを利用した顧客のカード情報を不正に取得し、キャッシュカードを偽造した。カード情報を不正取得したのはキャッシュカード80口座とクレジットカード52口座で、横浜銀以外の口座だったという。
男は約50口座から約2400万円を引き出した疑いがあり、県警は昨年男を逮捕。横浜銀は12月に県警から連絡を受け、NTTデータ、富士通、富士通フロンテックと捜査に協力していたという。
保守管理はNTTデータが横浜銀から委託を受けたもので、NTTデータがATMベンダーの富士通に再委託し、富士通グループの富士通フロンテックが担当していた。被害範囲は特定され、再発防止策を高じているため、今後同様の手口の被害の発生はないとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
【復旧】auで大規模障害 全国で通話・データ通信しづらい状態 緊急通報にも影響
-
2
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
【復旧】auで通信障害 全国の5G SA契約者の一部で
-
7
KDDI、東日本エリアで一時通信障害 ドコモ・ソフトバンクに続き連日で発生
-
8
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
9
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
10
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR