ポケベル電波は「防災無線」で生き続ける 「文字通信の強み、最大限に発揮」
ポケベルを使った無線呼び出しサービスが、来年9月に終了する。全国で唯一、サービスを提供している東京テレメッセージが12月3日、終了を決めたと発表した。同社は、利用者が1500人を下回っていることに加え、「防災無線サービスに経営資源を集中するため」と説明している。
ポケベルの電波(280MHz)は「より遠く(到達性)、より確実に(受信性)、建物内でも届く(浸透性)という特性がある」と同社はアピールする。波長が約1メートルで、ガラス窓などから建物内に入り込める上、音声ではなく文字を伝えるため、データ量が少なくて済み、建物内でもキャッチしやすいという。
こうした特性を生かし、同社は防災無線サービスを提供。「『音声通信』に凌駕(りょうが)された『文字通信』ではあるが、当社は今、文字通信の受信力という強みを最大限に発揮できる分野として地方自治体向け情報配信サービスに注力している。特に、防災無線では受信力が生命線なので、まさしく無線呼び出しの強みが求められる分野だ」(同社)としている。
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