排尿予測デバイス「DFree」、法人向けモデルがセルラー通信に対応 Wi-Fiがなくても“おもらし防止”
排尿のタイミングを予測するデバイス「DFree」の開発元トリプル・ダブリュー・ジャパン(TWJ)は7月2日、法人向けサービス「DFree Professional」を刷新し、同デバイスにセルラー通信用のSIMカードを組み込んで提供すると発表した。これまではデバイス単体でネットに接続できず、顧客企業がWi-Fiなどを別途用意する必要があった。この負担がネックとなり導入を見送っていた企業に、アプローチする狙いがある。
“おもらしを防ぐデバイス”として話題に
DFreeは、タブレット端末などとBluetooth接続して使うIoTデバイスで、介護施設や医療機関がターゲット。入院患者などの下腹部に装着すると、超音波センサーが膀胱の変化を検知し、排尿のタイミングを予測する機能を持つ。2015年に発表し、“おもらしを防ぐデバイス”として話題になった。
法人向けのDFree Professionalは、17年に提供を開始。DFreeが取得したデータをクラウド上で分析した上で、排尿の予測結果などを医療従事者のスマートフォンやPCに通知。患者の排尿ペースに応じたケアができるようサポートしている。
サブスクリプションモデルに変更
だが、これまで同デバイスは単体でのネット接続に対応しておらず、TWJもWi-Fiなどの提供を法人向けサービスに含んでいなかった。サービスを利用するには、顧客企業が通信環境を自社で用意する必要があったが、今回の刷新でこの手間を解消する。
DFreeに組み込むセルラー通信用SIMは、IoTベンチャーのソラコムから提供を受ける。リース会社の東京センチュリーとも手を組み、本体と周辺機器をセットで貸し出すサブスクリプション方式に変更する。貸し出す周辺機器は、タブレット端末、セルラー通信の中継機器、USB型充電ケーブルなど。
料金は月単位で契約する場合、1台セットが月額4万5000円。年単位の契約では、1台セットが月額2万2000円、3台セットが月額6万1000円、5台セットが月額10万円(いずれも税別)。
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