主催者の説明「事実と異なる」──愛知県の大村知事がTwitterで指摘 音楽フェス「NAMIMONOGATARI 2021」巡り
愛知県の大村秀章知事は8月31日、観客が密集するなどして問題になっている野外音楽フェス「NAMIMONOGATARI 2021」について、主催者が30日に公開した「お詫びと経緯のご説明」に事実と異なる部分があると自身のTwitterアカウントで指摘した。「自分達(主催者)に都合の良いように事実と異なる記述がなされている」としている。
主催者のOffice keefは会場で酒類を販売した経緯について、8月18日までに「過度な飲酒でなければお酒の提供も可能という状態で愛知県から話を頂き」と説明している。しかし愛知県は「お酒の提供を可能と説明した事実はない」と指摘。一貫して自粛を強く要請してきたという。
またOffice keefは常滑市がまん延防止等重点措置地域に指定された20日の時点で、一部キャンセルできない酒類を販売すると「愛知県担当者に報告」したと説明している。
しかし愛知県によると、Web面談で主催者から酒類販売の申し出を受けたのは24日で、その際も「再度、酒類提供の自粛を強く要請」したという。さらに26日と27日にもメールで自粛を強く要請、イベント当日の29日にも電話でガイドラインに沿って運営できているか確認/注意するように指示したとしている。
観客が8000人にまで増えた経緯の説明についても愛知県は疑問を投げかけた。イベント当日、ガイドラインの5000人を超える8000人もの観客がいたのは、常滑市がまん延防止等重点措置地域に指定された20日より前にチケットを販売していたためで、この場合は上限5000人は適用されない。
問題は販売期間。主催者は「8月20日でまずチケット販売を終了」と説明しているが、愛知県は12日に主催者とWeb面談を行い「即停止」を求めていた。実際にチケット販売を終了するまでの8日間でチケット購入者が増えた可能性も否定できない。
大村知事は主催者の説明を「事実を捻じ曲げるものであり、到底看過することはできない」とし、改めて厳重に抗議するとともに早急に誠意ある対応を求めるとした。
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