障害発生時に担当者へのオンコールを自動化 「Grafana OnCall」がオープンソースで公開
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「障害発生時に担当者へのオンコールを自動化「Grafana OnCall」がオープンソースで公開」(2022年6月16日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
クラウド対応のログ可視化ツールとして知られる「Grafana」や監視システム「Prometheus」などを開発し提供するGrafana Labsは、障害発生時に担当者へのオンコールを自動化できるオンコールマネジメントソフトウェア「Grafana OnCall」をオープンソースで公開したことを明らかにしました。
Grafana OnCallは、2021年11月に買収を発表したAmirが開発したソフトウェアで、発表と同時にGrafana Cloudのクラウドサービスとしても提供が開始されました。
今回それがオープンソースとして公開されたことになります。
各種監視ツールと連携、スケジュール設定による担当者への連絡など自動化
Grafana OnCallは、システム監視ツールから受け取ったアラートが、あらかじめ設定されたレベルを超えた場合に、自動的に運用担当者にSMSやチャットツールなどで連絡を行う、オンコールマネジメントと呼ばれる分野のソフトウェアです。
連携できるシステム監視ツールはGrafanaやPrometheusはもちろん、 Datadog、New Relic、AWS SNS、AlertManager、Zabbixなど多岐にわたり、連絡用のツールもSMSやSlackをはじめとする各種チャットツールなどに対応しています。
どのような場合にオンコールを発するかの条件は、IF文形式で設定することができます。
オンコールの連絡先は、あらかじめ設定されたその日その時間の担当者にスケジュールを基に行われるようになっています。
また、アラートの自動グルーピング機能によって、障害が継続しているあいだずっとアラートが鳴り続ける、いわゆるアラートストームを防止する機能も備えています。
これらの機能によって、別々の監視ツールからそれぞれ発せられるアラートを統合的に管理できるようになり、またあらかじめ決められたオンコール担当者に連絡を振り分ける作業も自動化されるなど、監視業務の自動化と効率化を進めることができるようになるとされています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
3
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
4
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
5
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
6
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
9
「対策を後回しにしたサーバが軒並み狙われている」 相次ぐ不正アクセスにラックCTOが警鐘
-
10
Anthropic、独自の“創薬活動”に着手 社員1人のバイオ企業を買収、小児難病の治療薬研究を進める
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR