チームみらい、「デジタル花付け」は13時間で開発 「ほんとはスマブラの参戦!みたいなアニメも作りたかった」
2月8日投開票の衆議院議員選挙で11議席を獲得したチームみらい。当日の開票センター生配信で注目を集めたのが、3面の大型ディスプレイを使用した「デジタル花付け」だった。チームみらい永田町エンジニアチームの山根有紀也さん(@yamaneyukiya)がXで裏話を語っている。
山根さんの投稿によると、国政政党になって初めての選挙ということもあり、選挙期間中は誰しも選挙活動に必死。開票のことを考え始めたのは“マイク納め”の前日(6日の金曜日)だったという。チームみらいらしくデジタルで花付けを行うことに決めたもののが、前例もなく、イチから開発することになった。
マイク納め(7日)の後にプロトタイプを作り始め、投開票当日(8日)の朝に「エンジニアにWebアプリにしてもらった」と山根さん。最後に同じ永田町エンジニアチームの「エディさん」ことJun Itoさん(@jujunjun110)が映像演出をおよそ3時間で実装。「ギリギリでお届け」したという。
「ほんとはスマブラの“参戦!”みたいな当選アニメーションも作りたかったのですがそこまでは間に合わず…」(山根さん)。任天堂の人気ゲームシリーズ「大乱闘 スマッシュブラザーズ」で新たなキャラクターが「ファイター」として登場する時に流れるムービー、「◯◯参戦!」がやりたかったようだ(参考:「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」参戦ムービー)。
デジタル花付けは、当選者が出ると名前と顔写真が入った緑色のパネルが回転し、黄色の背景に。さらに当選を示すローレルリース(月桂冠、勝利のシンボル)が付くアニメーションを加えた。
こうした演出は、LLM(大規模言語モデル)に5つほど候補を出してもらい「一番それっぽいの」を選んだという。3枚並んだディスプレイにはWebブラウザの画面を表示し、WebGL(Web Graphics Library:プラグインなしでブラウザ上で3D/2Dグラフィックスを描画するJavaScript API)でアニメーションや背景のゆらめきを描画した。「AR/VRをやってた時代にWebGLを勉強してて良かった」(Jun Itoさん)。
開発期間はわずか13時間。ただし、デジタル花付け用のモニターが届かなかった場合に備え、一応アナログの花付けも用意していたそうだ。
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