名大のスパコン「不老」3月末で運用終了 後継の「不老・弐」は10月運用開始
名古屋大学情報基盤センターは、スーパーコンピュータ「不老」(英名:Flow)の運用を3月31日正午に終了する。後継機の「不老・弐」は10月に運用を始める予定だ。
不老は2020年7月から同センターが運用している東海地区最大のスパコン。不老という名称は、名大本部がある不老町と計算処理のフローを掛けたもので、公募によって名付けられた。
理化学研究所の「富嶽」をベースとした富士通の「FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX1000」からなるType Iサブシステムなどで構成され、全体の演算能力は15.88PFLOPS。地下の湧水を利用したチラー冷却装置など、節電の工夫も特徴だった。
同センターは、文部科学省認定の共同利用・共同研究拠点として計算資源を提供しており、不老は主にシミュレーションや人工知能研究支援に用いられた。25年11月には東北大や阪大のスパコンと遠隔連携し、津波浸水被害予測シミュレーションを分担実行する実証実験にも参加した。
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