PR

過酷な現場に耐えるタフネス設計

レノボの法人専用タブレット「Lenovo ThinkTab X11 Gen 1」がもたらす現場革新

業務のデジタル化が進み、建設や物流、医療、飲食などの現場でタブレットが使われるようになった。その一方で、汎用的なタブレットでは過酷な環境に耐えきれないとの声が出ているという。

 さまざまな業界でデジタルツールの導入が進み、業務のフロントラインへのタブレットの導入は、企業の競争力を左右する要素になりつつある。建築現場での図面確認や施工管理、物流における荷物管理や配送指示、医療機関でのカルテ参照や問診、飲食店におけるテーブルオーダーや会計端末など、タブレットはさまざまなシーンに活躍の場を広げている。一方で、端末の管理担当者を悩ませているのが「過酷な使用環境によるトラブル」だ。

 オフィスとは異なり、建築現場や飲食店舗などの作業スペースには物理的な衝撃や環境的な負荷がつきまとう。建築現場では日常的に舞い散るほこりや雨天時の水ぬれ、落下衝撃が端末を脅かす。飲食店舗では客が誤って飲み物をこぼしてしまうトラブルが発生し、キッチンでは油脂や水分が飛散する中でレシピ確認や注文管理をしなければならない。

 操作面のストレスも深刻だ。作業用グローブや医療用手袋を着用した状態ではタブレット画面が反応せず、操作のたびに手袋を着脱しなければならない。屋外作業では強い直射日光によって画面が見づらくなり、確認作業のために業務が一時中断するといった効率低下も懸念される。

(提供:レノボ・ジャパン)

 物流現場では、ドライバーが代引き決済を行う際に集荷端末やカードリーダー、紙の帳票など複数のアイテムを持ち歩かねばならず、作業の煩雑さや端末紛失のリスクが課題だ。医療現場でも、多様な周辺機器をUSB接続して利用したいというニーズがあるが、コンシューマー向けのタブレットはUSBポートが1基しかない端末が多く、周辺機器を同時に接続できないという仕様上の制限があった。

 加えて近年、特に懸念されるのが「バッテリー膨張と常時稼働に伴う安全上のリスク」だ。店舗の受け付け用端末やPOS機器、組み込みサイネージとしてタブレットを24時間給電で運用し続けるとリチウムイオンバッテリーが劣化・膨張し、最悪の場合は発煙や火災の原因になりかねない。

 行政機関や消防局からの注意喚起も相次ぐ中、常時接続環境でも安心して長期稼働させられる安全なデバイスの選定は、企業の危機管理における最優先の課題だ。

「Lenovo ThinkTab X11 Gen 1」誕生の背景と製品コンセプト

 こうした過酷な現場における切実な課題と市場の強い要請に応えるため、レノボ・ジャパンが満を持して発表したのが、法人専用Androidタブレット「Lenovo ThinkTab X11 Gen 1」(以下、ThinkTab X11)だ。レノボ・ジャパンの喜多昭彦氏は開発経緯を次のように語る。

 「北米や欧州の物流拠点、そして日本のお客さまから『手袋のまま扱えて過酷な運用に耐える頑丈な端末が欲しい』という声をいただいていました。ThinkTab X11は、法人のお客さまの多様なニーズを網羅したタブレットです」

法人専用Androidタブレット「Lenovo ThinkTab X11 Gen 1」(提供:レノボ・ジャパン)

 「ThinkTab」という名称が示す通り、レノボの法人向けPCブランド「Think」の高い信頼性を継承している。コンシューマー向け製品の流用ではなく、法人専用モデルとして開発された点に大きな意義がある。

過酷な作業環境に応えるタフネス構造

 本体は、電気機器の防塵(ぼうじん)・防水性能を示す国際規格「IP68」に準拠。水深1.5メートルの水没に耐える密閉性を備え、雨天時や水回りでも安心して使用できる。後日販売予定の専用ケースを装着すれば、米国国防総省規格「MIL-STD-810H」に準拠した耐衝撃性を実現し、物流倉庫や建設現場での落下事故から端末を保護する。

後日発売予定の専用ケースを装着したイメージ。「純正ケース」(左)と「ArmorXケース」(右)を用意する(提供:レノボ・ジャパン)

 屋外利用の最大の課題である視認性を克服するため、600ニトの高輝度ディスプレイを搭載した。直射日光が当たる屋外でも設計図面や指示書の細部まで確認できる。ディスプレイは2560×1600ピクセル解像度の10.95型ワイドパネルを採用しており、多くの情報を表示させつつ、見やすく持ちやすいサイズにこだわった。

 ぬれた手や分厚い作業用グローブを装着したままでの操作を可能にし、作業の手を止めるストレスを解消させた。本体同様にIP68に準拠した専用スタイラスペン「Tab Pen XE」(オプション)も展開される予定であり、雨天時のサイン受領や図面への手書き指示もスムーズに行える仕様になっている。

(提供:レノボ・ジャパン)

日本市場の熱意が実らせた「FeliCa」と「バッテリーレス運用」

 中でも日本のビジネス市場にとってアドバンテージになるのが、非接触ICカード規格「FeliCa」への対応だ。

レノボ・ジャパン 喜多昭彦氏(モバイルデバイス事業部門 Androidタブレット Business Development Manager)

 「FeliCa対応は、日本市場からの強い要望を受けて本国の開発チームに働きかけて実装した機能です。ソニーのFeliCa検定も正式に通過しており、店舗での電子マネー決済やおサイフケータイによる支払いに対応します。マイナンバーカードの読み取りにも対応しているため、医療・介護現場でのオンライン資格確認や、ドライバーの運転免許証による本人確認まで、1台のタブレットで完結できます」(喜多氏)

 物流現場では、配送ドライバーが本機1台を持つだけで、ナビゲーションから荷物管理のバーコードスキャン、サイン受領、その場での電子決済まで一元的に対応できる。複数デバイスを持ち歩く煩雑さを解消できる。

 インタフェース面ではUSB Type-Cポートを2基搭載した。これによって常時給電しながらバーコードスキャナーやモバイルプリンタ、医療用エコー機器などを同時に接続・運用できる。また、ディスプレイアウトに対応し、映像の外部出力も可能。現場での作業効率向上に貢献する。

 本機が持つ最もユニークかつ実用的な機構が、工具不要で取り外せるリムーバブルバッテリー構造だ。背面のバックカバーはギターのピック状のものや爪先で簡単に取り外せて、バッテリーパックの着脱も容易だ。AC電源を接続すればそのまま駆動する「バッテリーレス運用」に標準対応する。

バッテリーパックを取り外してカバーを取り付ければ、外観に差が生じない(提供:レノボ・ジャパン)

 電源に常時接続するサイネージや受け付け用端末などでバッテリーを抜いておけば、長期間稼働させ続けても安心だろう。AC電源を接続した状態であれば、電源を落とさずにバッテリーを交換できるホットスワップ的な運用も可能なので、さらに使い勝手が良いはずだ。

レノボ・ジャパン 中野直子氏(モバイルデバイス事業部門 Androidタブレット Business Development Manager)

 一方、バッテリー脱着が可能な構造だと気になるのが防水性への影響だ。防水構造の工夫について、レノボ・ジャパンの中野直子氏はその技術的裏側を語る。

 「バッテリー脱着構造でもIP68の防水性を維持するため、背面カバーの内側にはシリコンゴム製のパッキンを配置しています。水筒などの蓋に使われているパッキンと同じ仕組みで隙間を密閉するため、カバーを取り外せる構造でありながらIP68の高度な防塵・防水性能をつくり上げています」

現場を止めない 実務適用を支えるOSカスタマイズとサポート力

 ThinkTab X11の強みは、ハードウェアの耐久性にとどまらず、法人のシステム運用に踏み込んだソフトウェアサポート体制にもある。

 Android端末を業務利用する際、情シス部門を最も悩ませるのが「自動OSアップデートによる業務アプリの動作停止」だ。OSのバージョンが上がったことで、専用開発した業務アプリが正常に動作しなくなるリスクは常に存在する。レノボは、顧客の業務要件に合わせて特定のOSバージョン(例:Android 16指定など)での生産・納品に対応するほか、有償オプションとしてOSアップデートを意図的に停止・制御する「CFOTAブロックサービス」を提供している。これにより、OS更新に伴うアプリ改修コストや予期せぬシステムダウンを防いで、数年間にわたる長期安定運用を実現する。

 飲食店や展示会、店舗端末などで特定のアプリのみを画面に固定表示させ、利用者に他の操作をさせない「キオスクモード」(KIOSK化)の構築も容易だ。お客さまが開発するアプリにAPIを容易に実装できるLenovo専用の開発ツール「CSDK」(Commercial Software Development Kit)やMDM(モバイルデバイス管理)によって、端末のカスタマイズやセキュリティの強化を実現する。

 海外メーカーのデバイスを導入する際、不具合発生時のエスカレーションスピードを不安視する声は多い。しかし、レノボ・ジャパンにはAndroidタブレット専門のビジネスデベロップメントマネジャーやエンジニアが国内に常駐している。

 「私たちは端末を単体で販売して終わりとは考えていません。導入前の要件定義からキッティング、導入後の長期運用までを見据えています。検証中に問題が発生した場合でも、国内の専任担当が迅速にログを回収し、本国の開発チームと連携して解析と対策をご提案できる体制を敷いています。導入前のカスタマイズ相談から導入後の長期運用に至るまで、お客さまが安心して使い続けられる手厚いサポート体制を完備しています」(中野氏)

 業務のフロントラインにおけるデジタル活用の成否は、作業員や店舗スタッフがストレスなく、安全に使い続けられる端末を選定できるかにかかっている。ThinkTab X11は、高い堅牢性や防塵・防水性能、高輝度ディスプレイ、グローブ操作、FeliCa対応、デュアルUSB、バッテリーレス運用など、現場の実務に即した機能が凝縮されている。

 現場での端末トラブルに悩む企業や、安全で確実なDX推進を目指すIT調達・情シス担当者にとって、本機は有力な選択肢になるはずだ。自社環境での実機検証や導入相談は、レノボの専任窓口へ問い合わせてみてほしい。

印刷する
SNSでシェア
提供

レノボ・ジャパン合同会社

アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2026年10月28日

関連リンク