Apple、「Welcome home」イベントで発表されたことまとめ 日本でも2製品予約開始
米Appleは10月13日(現地時間)、ニューヨークで開催したイベントで、スマートホーム関連の新製品を発表した。発表した製品は以下の通り。
- 「Apple HomeView」(日本での販売予定なし)
- 「Apple TV 4K」(第4世代)(日本では11月13日発売、4万9800円)
- 「HomePod mini 2」(日本では10月30日発売、2万4800円)
- 「Apple Home Collection」(韓LG Electronics、仏Schneider Electricとの共同開発によるスマートホームアクセサリ群。米国、カナダ、英国のみで販売)
いずれも同日予約受付を開始した(Apple Home Collectionを除く)。なお、新しいSiriである「Siri AI」は英語のみで、提供地域は米国、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランド、シンガポール、南アフリカ、英国の8カ国。日本は含まれていない。
Apple HomeView
Appleにとって新カテゴリとなる、ディスプレイを備えたスマートホームデバイス。7インチの「Liquid Retina」ディスプレイを、ステンレス製ヒンジでドーム型のスピーカー台に接続した。角度を調整できる。テーブルなどに置く据え置き型と壁掛け型の2モデルがある。輝度は最大500ニトから最小0.3ニトまで自動で調整し、ベッドサイドでの利用も想定している。チップは「A18」。
最大6人の顔を認識し、ユーザーごとにパーソナライズしたホーム画面を表示する。「メッセージ」や「カレンダー」などの個人的なコンテンツは、登録ユーザーの顔を認識し、かつペアリングしたiPhoneまたはiPadが近くにあって最近ロック解除されている場合にのみ表示する。カメラとマイクのデータは、システムの他の部分から分離された「Secure Exclaves」で処理する。
Siri AIを搭載し、Apple Intelligence対応のiPhoneやiPadと連携すれば、ユーザーの個人的なコンテキストを踏まえた応答が可能になる。HomeViewで始めた会話は「Siri」アプリを通じてiPhoneやMacなど他のApple製品で続けられる。
画面には写真や「スヌーピー」のアニメーションなどを表示する“文字盤”を設定できる。ディスプレイ部に2基のフルレンジドライバ、台座部にウーファーと2基のパッシブラジエータを搭載し、空間オーディオに対応する。FaceTime通話、レシピの手順表示、スマートホーム機器の操作、最大9台分のカメラ映像の同時表示などに対応する。煙や一酸化炭素の警報音も検知し、iPhoneなどに通知する。
価格は両モデルとも299ドル。据え置き型のカラーはシルバー、スターライト、ローズピンク、スペースグレイの4色、壁掛け型はスペースグレイとシルバーの2色。米国など6カ国で予約を受け付け、11月13日に発売する。EUではiOSでSiri AIを提供していないため、販売しない。
Apple TV 4K(第4世代)
「A19」チップを搭載し、前世代と比べてCPU性能が最大50%、GPU性能が最大2倍向上した。AV1の専用デコーダも新たに搭載した。本体に3基のファーフィールドマイクを内蔵し、リモコンを使わずにSiriに話しかけられるが、この機能の対応言語に日本語は含まれていない。
HomePod mini 2またはHomePod(第2世代)を4台組み合わせることで、4スピーカーのサラウンド環境を構築できる。各スピーカーの位置を認識し、音のタイミングやレベルを自動で調整する。
付属の「Siri Remote」(第4世代)は「探す」アプリの「正確な場所を見つける」機能に対応し、リモコンから音を鳴らして探すこともできる。米国での価格は299ドル、日本では4万9800円。
HomePod mini 2
Apple Watchと同系統の「S10」チップを搭載。カラーはホワイト、ピンク、ブルー、グリーン、ミッドナイトの5色。本体上部が再生中の楽曲のアルバムアートに合わせた色で光り、音楽に同期して明滅する「サウンドグロー」機能を新たに備えた。Wi-Fi 6E以降を搭載したMacのスピーカーとしても使える。
Siri AIは今後のソフトウェアアップデートで提供する予定。米国での価格は149ドル、日本では2万4800円。
Apple Home Collection
LG ElectronicsとSchneider Electricとの共同開発によるスマートホームアクセサリのシリーズ。LG製の4種のカメラ(ビデオドアベル、投光器付きカメラ、屋外カメラ、屋内カメラ)、LG製のスマートロック、LGとSchneider製のサーモスタットと温度センサーで構成する。
iPhoneのタップで設定でき、すべて「ホーム」アプリで管理する。専用アプリやアカウントは不要。データはエンドツーエンドで暗号化され、Apple、LG、Schneiderのいずれもアクセスできない。スマートホーム機器向けの低消費電力メッシュネットワーク規格「Thread」に対応し、Wi-Fi接続が途切れた場合も接続を維持しやすいとしている。スマートロックはUWB(超広帯域無線)でユーザーの接近を検知し、自動で解錠する。
12月から順次販売を開始し、一部製品は2027年初頭に発売する。価格はビデオドアベルが249.95ドル、スマートロックが349.95ドル、サーモスタットが199.95ドルなど。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
キャッシュレスサービス「IDARE」、約13万人の個人情報漏えい 残高や取引履歴なども
-
2
米Getty Imagesが破産申請へ AI画像の台頭で経営悪化、「報道写真」軸に年内の再建目指す
-
3
Anthropic、自己複製AIの「兆し」を指摘 55ドルのTVボックス15台で26Bモデルが稼働
-
4
フランスのスーパー数百店舗で冷蔵設備にサイバー攻撃 温度が最高50度に上昇し食品大量廃棄に
-
5
相次ぐ情報漏えいの一因に「A2B攻撃」 公開アプリを解析し裏側のサーバを狙う手口、NICTが公表
-
6
国産AI「Sarashina」が無料で試せるWebサイト、ソフトバンク子会社が公開 6つのAIモデルが呼び出せるAPIも
-
7
JR東・京急・東武など鉄道7社、「磁気乗車券」廃止へ 27年春から「QR乗車券」に
-
8
PayPay証券、障害で日本株・ETFが売買できず 14日の予約注文も受付止まる 復旧めど立たず
-
9
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
10
「銀のさら」など、最大650万件の個人情報漏えいの恐れ アプリ注文も停止中 委託先サーバがランサム被害に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR