米IBMは6月17日、大手半導体製造装置メーカーのLam Researchtが、IBMの新しいオンデマンドサービスの最初の顧客になると発表した。
Lam Researchが採用するのはWebベースの製品ライフサイクル管理(PLM)サービス。IBMはLam Researchに、製品の設計文書やプロセスを管理・保存するためのネットワークベースの包括的なソリューションを提供する。Lam Researchはこのサービスを必要に応じてオンデマンドで利用、使ったリソース分だけ料金を支払う。
IBMはLam Researchが加盟するCapOneSource Allianceの他の参加企業にも、サービスを提供していく意向だ。CapOneSource Allianceは、1社のサプライヤーを通して各種サービス需要を集約し、コスト削減と生産性向上に役立てようという非営利組織。
Lam Research向けのサービスはPTC Windchillのアプリケーション用に構築され、今夏後半に利用が開始される予定。IBMでは、ほかのPLMアプリケーション向けにも年内に同様のサービスを提供するとしている。
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