IBM、Powerプロセッサのシステム標準化コンソシアムを設立
12月2日、家電、ネットワーキング、自動車、ITシステム市場に向けたPowerプロセッサベースの標準化コンソシアムが組織された。IBMのPower Architectureを用いたチップおよびシステムのオープン標準を作るための取り組みで、結成段階での参加企業は15社。
参加企業はIBMのほかに、AMCC、Bull、Cadence Design Systems、Chartered Semiconductor Manufacturing、Culturecom、Jabil Circuit、Novell、Red Hat、Sony Corporation、Shanghai Belling、Synopsys、Thales、Tundra Semiconductor、Wistron。既にPowerPCを利用しているApple Computer、Cellプロセッサで提携している東芝はこのコンソシアムには未参加だが、今後数週間でさらに多くの企業がこの団体に参加すると発表文には書かれている。
Power.orgではまず、バスアーキテクチャとハイボリュームサーバにフォーカスしたオープン規格を策定する計画だ。バスアーキテクチャでは同じ「system on a chip」上で異なるコンポーネントが動作することを可能にするもので、複数ベンダーが製造した部品の協調動作を実現する。
一方、オープンサーバの標準は、大容量の低価格Powerプロセッサベースサーバ、大規模なエコシステムでの採用を想定しており、IBMが提供する高性能サーバを補完するものと位置づけている。
IBMのシステム&テクノロジーグループで開発担当副社長を務めるロッド・アドキンス氏は「Power.orgでオープン標準をPower Architectureに導入することによって、ハードウェアの世界でもJavaやLinuxがソフトウェアでもたらしたような変化を加速させることができると考えている」と述べている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「応用情報技術者試験」申込障害 カード二重決済、「申込完了」でも座席なし……IPAが詳細発表
-
2
SBI証券、Google・Appleパスキー乗っ取り被害「確認されていない」 注意喚起は他社事案
-
3
ChatGPT、無料版を含む全ユーザーに「GPT-6」 回答内に“操作できる画面”を生成する「Intelligent UI」搭載
-
4
「IDCFクラウド」障害で止まった「MTクラウド版」、「Googleクラウド」のバックアップで「さくらのクラウド」に移行へ
-
5
IDCFクラウドへのランサム攻撃、495の企業・自治体に影響 一部には「復元難しい」との通達も
-
6
バイブコーディングで作った公開中のWebアプリ、9割に脆弱性 MSの研究者など調査
-
7
Googleパスワードマネジャーに脆弱性 パスキーで守られたアカウント乗っ取る3つの攻撃手法、米パロアルトが警鐘
-
8
NISA口座「もぬけの殻」に 不正アクセス被害者らが証券4社に原状回復求め調停
-
9
相次ぐ不正アクセス受け、古川デジタル相がコメント 国民に3つのサイバー対策呼び掛け
-
10
「楽天ドライブ」に不正アクセス 保存したデータなど1.5万アカウント分が取得・閲覧のおそれ
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR