三菱商事は、メールやRSSを使用しない新しい情報配信プラットフォーム事業を予定している。企業はユーザのデスクトップアプリや携帯アプリに即時に情報配信が可能となる。
三菱商事は、最新のネットワーク技術を使ったサービスの事業化に取り組んでいる。その第1弾として、同社は大手ネットワークインテグレーターのネットワンシステムズと協業し、XMLルーティング技術(※1)を使って企業などが発信したい情報を顧客/ユーザーに対して即時にPush配信できる情報配信プラットフォーム事業を予定している。
このプラットフォーム事業では即時性のある情報を送れる特長を活かし、「時限性」のある情報や「有効期限直前」の情報を発信したいコンシューマー向け企業に、リアル店舗とその顧客を結ぶコミュニケーションツールとしてサービス提供する。
顧客/ユーザーはメールアドレスを登録することなく、デスクトップアプリケーションを通じて、パーソナライズされた自分が欲しい情報だけを受信できる。
情報を発信したいリアル店舗は、簡単な入力インタフェースを通じてセール情報やイベント情報を配信できる。メールアドレスは使用しないがRSSによる情報発信とは異なり、配信先を指定できるのも特長だ。
現在は企画の一環として、会員企業に福利厚生サービスを提供するベネフィット・ワンと共同で、試験的に「宿泊施設の直前空き情報」を配信している。PC向けの配信に加えて、3月1日からは携帯(iアプリ)向けの配信も予定しており、3月末までベネフィット・ワンの会員企業ユーザーであれば無料でこのサービスを利用できる。
※1 Solace Systems社製品を利用
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制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2007年3月26日