米ニューヨーク州南部地区の連邦地裁は、AOL、RealNetworks、Yahoo!に対し、米作曲家・作家・出版者協会(ASCAP)に音楽著作権料を支払うよう命じた。ASCAPが4月30日、明らかにした。
これは、米司法省とASCAPの独禁法訴訟の流れで2001年に発効した修正版同意審決に基づき、AOL、RealNetworks、Yahoo!の3社がそれぞれネット上での楽曲再生に向けASCAPと交渉を進めたが、条件の折り合いが付かなかったため、ASCAPが裁判所に料率の決定を求めていたもの。
裁判所は、3社が提供する各オンライン音楽サービスでの楽曲使用に音楽著作権料が発生すると判断。2002年7月1日〜2009年12月31日の期間について裁判所が算出した3社の支払い総額は1億ドルに達するもよう。
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