転送量無制限! クラウドサーバ「WebARENA CLOUD9」NTTPCコミュニケーションズから満を持して登場

ホスティングの老舗、NTTPCコミュニケーションズからクラウドサービス「WebARENA CLOUD9」が登場。実際に大規模Webサービスを運営しているエンジニアにもCLOUD9を体験してもらい、サーバ選びの観点からポイントを語ってもらった。

» 2011年02月22日 12時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 昨今のインターネットではソーシャルアプリやTwitterなどと連携したWebサービスが次々と登場してきている。また企業がユーザーとコミュニケーションするためのWebサイトを構築したり、自社商品を直接販売するために自らオンラインショッピングサイトを構築するといった動きもますます加速してきている。

 こうした中で、Webサービスの開発者やIT運用担当者の頭を悩ませるのがサーバ選びだ。自社運用から外部サーバ事業者の利用まで、さまざまな選択肢からニーズに応じて選ぶ必要がある。だがサービス開発から開始当初と、実際にサービス運営が軌道に乗ってからでは状況が変わってくることも多い。

 例えば小規模なユーザー数を想定して小さなサーバ構成にしたものの、口コミなどで予想外の数のユーザーに広がり、アクセス殺到によるサーバダウンで機会損失が生じたり、思わぬ転送量の増加でコストがかさんだり──といったことも発生しうる。だが、予想外のアクセスに余裕を持って対応したいといっても、あらかじめ高い能力の専用サーバなどを契約すると、逆に想定よりアクセスが少なかった場合はランニングコストがかさんでしまう──という結果も招く。

 こうした中、クローズアップされてきたのがクラウドサービスだ。仮想化されたサーバを利用するため、物理的な専用サーバなどに比べ低コストにスタートできる上、サーバリソースの拡張などにも柔軟に対応できるのがメリットだ。

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 NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)が満を持して発表した「WebARENA CLOUD9(ウェブアリーナ クラウドナイン)」(以下、CLOUD9)は、パブリッククラウドのメリットと、9万件を超える累計契約実績を持つホスティングサービス「WebARENA」の実績とノウハウを組み合わせた新サービスだ。クラウドの低コスト・柔軟性と、共同開発した世界大手Webホスティング事業者・米国Verio社の技術力による安定性と信頼性、NTTPCがWebARENAで培ったノウハウを組み合わせ、使いやすくて安心できるサービスになっている。

 サービス開始して4カ月だが、既にさまざまなサービスに活用され、開発者からの評価も高まっている。早速、CLOUD9の魅力をチェックしていこう。


低コストかつスピーディにスモールスタート。リソース拡張はオンデマンドで柔軟に

 CLOUD9は、月額4800円(税込)*でディスク容量50Gバイト、メモリ1Gバイト/CPU 1コア共有のサーバを利用できるパブリッククラウドサービスだ。オンラインサインアップなら最短3分*で開通し、すぐに使えるのも特長。Webサービスを素早くリリースし、かつスモールスタートしたいという昨今のWeb開発者ニーズにはぴったりだ。

*それぞれクレジットカード支払いコースの場合

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 公開したWebサービスの人気に火がつき、突発的にアクセスが増大するような場合には、CLOUD9ではリソースを柔軟かつ即時に拡張することで対応可能だ。

 ディスク容量は最大1000Gバイトまで、メモリ/CPUは16Gバイト/4コア共有までの拡大に対応。リソース変更分の追加料金は日割り計算して課金するため、リソースを使った分だけ支払うオンデマンドな使い方ができるようになっている。

 もちろん、障害や高負荷にも負けずサービスを安定的に運営するための機能も備えている。物理サーバが故障した場合は、各仮想サーバが自動的に代替サーバに移行するフェイルオーバー機能によって自動復旧し、ダウンタイムを短縮する。また、ある仮想サーバがほかの仮想サーバの高負荷によってリソースを圧迫された場合でも、自動的に別の物理サーバに空きリソースを探して仮想サーバを移行させるマイグレーション機能も装備。メンテナンス時もあらかじめ別の物理サーバに収容するため、サーバ停止時間の大幅な短縮が期待できるのもメリットだ。

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 パブリッククラウド型サービスでチェックしておきたいのがセキュリティ面への配慮だ。CLOUD9では、ポートマップ設定機能により、必要に応じたサービスポートだけを公開できるようになっている。初期状態ではネットから通信を遮断された状態になっており、ユーザーがコントロールパネルから必要なサービスポートを公開するようになっている。これはセキュリティを重視する、NTTPCのこだわりの姿勢でもある。

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 CLOUD9はホスティング世界大手のVerio社と共同開発。仮想化プラットフォームやフェイルオーバーなどの機能はVerio社が提供し、NTTPCは素早いオンラインサインアップや、使いやすいコントロールパネルなどにWebARENAで培ったノウハウを注いだ。

 世界的に実績があるVerio社の技術とプラットフォーム、日本国内のニーズを知り尽くしたNTTPCとの連携が、使いやすくて信頼性の高いクラウドサービスにつながっている。


余裕の「データ転送量無制限」。新機能も続々

 Webサービス運営でよく悩みの種になるのがデータ転送量だ。転送量に応じて課金されるタイプのサービスでは、ユーザーからのアクセスが増えて転送量が増加するほど、コストもかさんでいく。利用が増えるのはうれしいものの、コスト負担も重くなるという「痛しかゆし」の状況になりがちだ。

 その点、CLOUD9の特筆すべき特長は、データ転送量が無制限になっている点だ。事前に想定した規模を超えることも多いソーシャルアプリサービスなどでは、転送量の制限がないCLOUD9の余裕が大きなアドバンテージになりそうだ。

 データセンターは日本国内に設置されているため、海外のサーバを使う場合に比べて遅延の心配も少なく済む。こうした点は一見地味だが、エンドユーザー側から見た場合にはレスポンスの向上などとして効果が現れる。クラウドの採用を考える際には重要なチェックポイントになりそうだ。

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 CLOUD9では新機能の開発も進んでいる。2011年春以降、リソースが不足した場合に自動的に拡張するオートスケールアップ機能やバックアップ・リストア機能、より柔軟な利用が可能になる1時間単位の従量課金や予算内で済ませたい場合のために、最大料金を設定できる機能を追加する予定。2011年秋以降には、サーバ複数台構成のメニューやロードバランシング、サーバを自動増設するオートスケールアウト機能も加わる予定だ。

 低コストかつスピーディーに利用を始めることができ、アクセスの増大に柔軟なリソース拡張で対応。サーバの故障や負荷増大にも自動的に対応してサービスを守り、転送量にも余裕で対応する──流行りのソーシャルアプリやソーシャルメディア系サービスから、中堅中小企業のWebサイトやECサイトなど、規模拡大を視野に入れながら低コストにスモールスタートしたいというニーズに応えられるのがCLOUD9サービスなのだ。

大規模サービスを運営する技術者はCLOUD9をこう見る

 実際にWebサービスを運営しているエンジニアはCLOUD9をどう評価するだろうか。現在、大規模なWebサービスを実際に運営しているAさんにCLOUD9を体験してもらい、その印象やサーバ選びについて語ってもらった。

月間1500万PV規模の生活情報系Webサービスを運営するAさん

■サーバ選びの基準は「低コスト」「高速」「安定稼働」

 Webサービスのインフラを運用する上で、絶対に譲れないポイントがあります。それは、「低コスト」「高速」「安定稼働」の3点です。ごくごく当たり前のことですが、この3つを備えるインフラというのはなかなかありません。

■「低コスト」

 アクセス数に応じて、最小限のシステムを組むことができれば「低コスト」なインフラをつくることができます。しかし、事前にサイジングを完璧に行うことはなかなか難しいもの。物理サーバやVPSであれば、事前に必要台数を用意してしまい、実際は不要だった……なんてケースも発生してしまいます。

 CLOUD9は利用した分だけの課金なのでそのような心配もなさそうです。一時的な大量トラフィックも事前に準備することで、最小限のコストでシステム増強を行うことができます。

■「安定稼働」

 「安定稼働」というシステム要件は、3つの中でも最も難しい要件です。これは、1台の普通の物理的なサーバではではなかなか実現することはできません。しかしクラウドサーバであれば、物理的なサーバであるようなシステム障害の影響を受けることが少なくなります。実際に障害があった際も、データの損失や、アクセス不可の時間を最小限に抑えることができます。

■ポートマップ設定も行えるWebベースのコントロールパネル

photo ポートマップ設定もWebベースのコントロールパネルから行える

 ある程度Linux系OSを触れる人でも自信をもってroot権限の作業を出来る人は少ないと思います。

 CLOUD9の管理画面は、root作業にあまり自信が無いような人でも簡単にオペレーションを行うことができます。例えば、ポートマップの設定。この作業はターミナル経由だと慣れた人でも作業中にミスをしがちです。また、そのミスの影響も大きく、復旧も非常に困難です。このような設定がWebの画面からできるのは安心できますね。

■転送量制限から生まれる面白い使い方

 転送量制限がないというのは、なかなか面白い使い方ができると思います。その強みを生かして、Proxyサーバを置いて自作CDN配信サーバをたてるのも面白いですね。


低コスト、柔軟な拡張性、安定性、セキュリティを備えたCLOUD9

 NTTPCのCLOUD9は、月額4800円(税込)からの経済性と最短3分での開通というスピーディさでスモールスタートに適しており、ディスク容量とメモリ/CPUも即時に拡張して使った分だけ支払える柔軟性を備えている。

 また、CLOUD9ではフェイルオーバー機能やマイグレーション機能によりサービスの安定性を維持。パブリッククラウドだからこそセキュリティも重視しており、ポートマップ設定機能をWebベースのコントロールパネルから容易に行えるように工夫している。

 ユーザー規模の想定が難しいソーシャル系サービスや、経済性が求められる企業のWebサイトなどで、低コストかつ柔軟なクラウドサービスを利用するケースはますます増えていくだろう。ホスティングの老舗・NTTPCが提供するCLOUD9は、低コスト、柔軟な拡張性、安定性、セキュリティを高いレベルで兼ね備えており、こうしたクラウドへのニーズに全方位で対応するサービスなのだ。

10日間無料お試し可能。初期料金/月額基本料金最大3カ月無料のキャンペーンも開始

 まずはCLOUD9を体験してみたいという方のために、基本機能をそのままに、10日間無料で試せる「無料お試しサービス」が用意されている。テストサーバを使って基本スペックの環境をそのまま試せるので、独自プログラムの動作確認をしたり、サーバパフォーマンスやコントロールパネルの使い勝手のチェックが可能だ。

 また、専用サーバや共用サーバからの乗り換えを検討している方のために、「サーバーお乗り換えキャンペーン」がスタートした。他社サービスから乗り換えた場合、初期料金が無料/月額基本料が最大3カ月無料になるお得なキャンペーンだ。申し込みは2011年4月28日まで。10日間の無料お試しサービスと組み合わせ、ぜひサーバ選びの参考にしてほしい。

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提供:株式会社エヌ・ティ・ティ ピー・シー コミュニケーションズ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2011年3月31日