もう重いPCは持ち歩かない！ ARROWS NXとキーボードだけ持ってお仕事しよう：ARROWS NX

外出先での仕事に欠かせないノートPC。でも、スマホを使えばもっと身軽にモバイルワークができるかも。 ARROWS NXとキーボードを使ってどこまで仕事ができるか実験。

» 2013年06月13日 10時00分公開

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　Twitterなどミニブログの普及で、短文しか書かなくなっていませんか？ワタシはライターをやってますので、どうしてもテキストを書くのにPCを使わざるを得ませんでした。いまは1.6kgのPCを毎日バックパックに詰め、取材先に向かうのです。もちろん、PC以外にもカメラに予備バッテリーにボイスレコーダー、さまざまな書類も手放せません。これは……疲れます。

　そこで今回、最新のハイスペックスマートフォン「ARROWS NX F-06E」（以下、ARROWS NX）にキーボードを付けて、その組み合わせのみでお仕事ができないかをもう一回試してみようかと思います。「もう一回」というのもワタシ、キーボードを何度も何度も買い、ちっちゃなデバイスをいっぱい買い、そのたびに挫折し、結局PCの環境に戻っていたのです。さて、ARROWS NXはどう変わっているか……街に出て試してみました。

キーボードは妥協しない！画面も機能も妥協しない！

GoogleドライブならPCとの連携もかんたん。メモ代わりに使えます

　今までは持ち歩くことを考え、小さなものや折りたたみなどのキワモノ系のキーボードを選んでいました。今回は家で使っているBluetoothキーボードをそのまま持ち歩き、ARROWS NXとつなげました。設定は簡単、キーボードをペアリングモードにして、設定→Bluetoothでタップしペアリングするだけ。

　そして、ARROWS NX側にはアプリ「Googleドライブ」を入れます。これはクラウド上にドキュメントファイルを直接作成できるので、書いたテキストをPCからでも取り出し、編集することができます。ここはAndroidのお好きなエディタアプリや、プリインストールされているメールアプリでもいいでしょう（完成したら自分にメールすればいいのです）。さらに、PCでも愛用している漢字変換システムのATOK Passport（ジャストシステム）をいれました。

　さて、近所の喫茶店に行って、キーボードを取り出し、名刺入れで簡易スマホ立てを作ります。PCに比べ、明らかにコンパクト。これだけでも気分がいいです。しかし、問題はその性能です。その感触は……悪くない！

　まず、1.7GHz駆動のクアッドコアプロセッサー「APQ8064T」搭載で処理性能も高く、キビキビと動いてくれます。キーボードの配列、変換操作もPCのそれと同様で、普段の感覚のままテキスト入力ができるのは安心感があります。

大画面で大容量バッテリ　ARROWS NXの素地が光る

　意外だったのが、ハードウェアの性能。これまで使ってきたAndroid端末は画面サイズが小さかったからか、どうしてもテキストの編集はちっちゃなのぞき窓から作業をするイメージでした。ARROWS NXでは画面も5.2インチのフルHD（1080×1920ピクセル）なので、テキストもはっきり見えるのが作業効率を上げる大きなポイントでした。

はやりのノマドスタイルでお仕事！圧迫感がないのがいいですね

　もちろんARROWS Tab F-05Eなどのタブレットで作業をするほうが効率はさらに高いと思いますが、ここは重さと効率をてんびんに欠けないといけません。ワタシは、やっぱり普段使っているスマホをそのまま利用して、キーボードだけ追加で持っていけばいいという「シンプルさ」を取ります。

　お仕事でスマホをフル活用すると、電池がすぐ切れちゃう……。実は、これもいままでスマホで仕事ができなかった大きな理由の1つでした。ここでもARROWS NXのスペックが光ります。ARROWS NXのバッテリーは大容量3020mAhなので実に安心。従来のスマホですと、長時間お仕事で使うとバッテリが切れてしまうのでは……と思っていましたので、これでいくらでもお仕事ができる、というのがポイント。