ソフトバンクの「VoLTE」は19日開始 「AQUOS CRYSTAL X」発売と同時に

[ITmedia]

　ソフトバンクモバイルは12月18日、LTEネットワーク上で音声通話を可能にする「VoLTE」（Voice over LTE）による音声通話サービスを、対応機種「AQUOS CRYSTAL X」の発売に合わせて19日に開始すると発表した。

VoLTE利用時は発信・着信画面に「HD」と表示される。左が発信時、右が着信時

AQUOS CRYSTAL X

　VoLTEは「SoftBank 4G LTE」（FDD-LTE）のエリアで提供。音声に使う周波数帯域が広くなるため音声通話が高音質になるほか、発着信の時間が従来よりも短縮され、通話中でも高速データ通信ができるなどの特徴がある。まずは「AQUOS CRYSTAL X」で対応し、順次対応機種を拡大する。

　AQUOS CRYSTAL Xはフレームを極限までなくすことを追求した「フレームレス構造」を採用し、5.5インチフルHDディスプレイを搭載したシャープ製スマートフォン。Android 4.4.4（KitKat）を搭載する。

　VoLTEはNTTドコモが今年6月、KDDI（au）が12月12日にスタートしており、ソフトバンクモバイルの参入で大手3キャリアが出そろう。