KDDIは4月20日、ネット生保のライフネット生命と資本・業務提携すると発表した。ライフネットが5月22日払い込みで行う第三者割当増資を30億4000万円で引き受け、15.95%の議決権を保有する筆頭株主となる。ライフネットは従来通り経営の独立性を維持しながら成長を目指すとしている。
KDDIは提携を通じ、独自の電子マネー「au WALLET」などを起点とした金融事業の拡大を目指すとともに、auの商品・サービスと融合した新たな金融サービスを提供するとしている。ライフネットはKDDIの幅広い顧客に自社商品を提供し、さらなる成長を目指す。両社の顧客基盤・ブランド・事業ノウハウなどを融合し、新サービスの企画・運営も共同で検討する。
ライフネットは2006年に企画会社として設立され、08年に事業会社として現社名に変更。12年に東証マザーズに上場した。
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