「タブレットにお金は出せない」企業に朗報? 低コスト&高品質な“CTEタブレット”とは(1/2 ページ)

企業においても爆発的に普及が進むタブレット端末。しかし「営業スタッフ向けに導入したい」「店舗用端末として導入したい」と考えていても、コスト面などの理由からなかなか着手できていなかった企業も多いはずだ。本稿では、いま新たに注目されている安価&実用的な「CTEタブレット」という選択肢を紹介したい。

» 2015年08月24日 10時00分 公開
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「CTEタブレット」とは?

 企業がタブレット導入を検討する際、すでに導入済みのPCと同じOSを搭載している「Windowsタブレット」に魅力を感じる情報システム担当者は多いだろう。しかし、Windowsマシンであるがゆえに「PCと値段があまり変わらない」「タブレットにこれだけのコストをかけるのは厳しい……」と足踏みしてしまうケースもあるはずだ。

 そんな中、ここ最近で登場したのが「CTEタブレット」という新たな製品カテゴリーだ。CTEとは“China Technology Ecosystem”の略。つまり、中国および台湾の信頼できる生産元にMicrosoftがOSのライセンスを直接支給することで製造コストが抑えられ、正規ルート生産のWindowsタブレットを数万円台前半から入手できるようになったのだ。

 日本国内でも、CTEタブレットの企画・販売に乗り出すベンダーが現れつつある。本稿ではそんな日本のCTEタブレットベンダーに注目し、彼らのソリューションが企業にもたらすメリットを紹介しよう。


3万円台前半からのWindowsタブレット+多彩なビジネスソリューションが強み 菱洋エレクトロ

 菱洋エレクトロは、半導体製品を扱う専門商社として1961年に創業した老舗企業だ。現在は半導体製品をはじめ、各種ICT製品の法人向け提供も手掛けている。そんな同社は2015年初頭、新たにWindowsタブレットの取り扱いをスタートした。

 扱う端末は、ジェネシスホールディングスの「geanee」ブランドのWindows 8.1タブレット「WDP-102-2G32G-BT」だ。クアッドコアのAtom Z3735F(1.33Ghz)と10.1インチディスプレイ(1280×800ピクセル)を搭載し、3万円台前半というリーズナブルな価格で提供している。また、LTE対応のSIMフリー端末にMicrosoft Office 2013 home and businessをライセンスした別ブランドのモデルも4万円台後半で取り扱っている。

photo 菱洋エレクトロが扱うWindows 8.1タブレット「WDP-102-2G32G-BT」。スペック詳細はこちら

 同社のタブレット事業における強みは、長年にわたって各種ICT製品・サービスを扱ってきたことで培われた「ソリューション力」だ。顧客の要望に合わせたアプリケーションをあらかじめタブレットにインストールしてから出荷することで、ユーザーは最低限の手間で「タブレットを活用したビジネス環境」を手に入れられるという。

 提供するソリューションはさまざまだ。例えば、流通業向けには在庫管理アプリなどを端末と組み合わせて販売するほか、Windowsタブレットをシンクライアント(端末自体にデータを残さず、サーバ内に保存したデータやアプリケーションにアクセスして業務を行うこと)として使うためのリモートデスクトップソリューションなども用意している。

 中でも後者は、同社のパートナー企業である豊通シスコムの「スマートシンクライアント」ソリューションを提供。同サービスはサーバの価格やシステム構築費用、端末価格をすべて合わせても「1ユーザー環境当たり10〜15万円程度」(同社)で導入できるのが魅力だ。また、トヨタ自動車のグループ企業での採用事例があることも、同サービスの信頼性を裏付ける実績と言えそうだ。

 このほか、Beacon端末を使って在庫のリアルタイム管理を実現するソリューションや、Windowsタブレットで活用できる双方向コミュニケーションアプリ「voxyPAD」、店舗経営向けの業務管理サービス「R/PORTAL」、SIMフリー端末ならではの特性を生かした3G/LTE網活用型の閉域接続サービス「iStream」など、各種サービスと端末を組み合わせて提供する。

photo 提供サービスの1つ「R/PORTAL」

 もちろん端末の用途として、メールやOfficeソフト、各種Webアプリなどを活用した通常業務にも十分対応する。画像や動画編集などのマシン負荷が高い作業を行わない社員の場合、業務用端末はこれ1台でOK――というケースも考えられそうだ。同社のCTEタブレットは提供開始から間もないものの、導入を検討する顧客からの問い合わせも多いという。

 「タブレットを活用してビジネスを強化したいものの、そのための環境をどう選定・用意すればいいか分からない」――そんな悩みを抱える企業にとって、菱洋エレクトロのCTEタブレットソリューションは魅力的な選択肢となりそうだ。

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