ユーザーにメッセージを“確実に”伝えたい企業必見 電話番号で届く「SMS」を今こそ見直すべき理由

» 2018年11月13日 10時00分 公開
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 スマートフォンの普及により、企業から個人のデバイスへ直接メッセージを送る機会が増えている。メッセージを届ける手段も多様化し、現在はメールだけでなく、メッセージングアプリ、SNSなど、さまざまなチャネルが使われている。

 チャネルの拡大は、企業が個人にコミュニケーションを図るチャンスを増やすことにつながった。しかし、これはいいことばかりではない。チャネルの拡大によって、個人へメッセージを届けるマーケティング担当者の負担は確実に増えている。

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 せっかくメッセージを送っても、他のメッセージの中に埋もれてしまい、個人に読んでもらえないことも……。そうした中で、効果的にメッセージを伝える手段として見直されているのが「SMS」(ショートメッセージサービス)だ。フィーチャーフォンの時代から使われているこのサービスは、「携帯電話番号を知っていれば送受信できる」という特徴がある。メールやメッセージアプリ、SNSに比べると使われている頻度は圧倒的に低いため、個人の開封率が高いというメリットもある。

 こうした優位性から、近年はSMSを見直す機運が高まってきた。調査会社のミック経済研究所によると、SMS配信の有用性が日本の中堅・大手法人を中心に認知されてきているという。主要な国内SMS配信事業者における配信通数を見ると、2016年度は1億9040万通だったのに対し、17年度は3億2790万通と、伸び率は72.2%にも上る。

 本人認証、業務連絡、決済通知、リマインダー、マーケティングなど、SMSの利用用途拡大が市場の成長を後押ししているという。

SMSの高い到達率に注目する企業が急増中

photo ユミルリンクの渡邉弘一さん(取締役マーケティング本部ゼネラルマネージャー)

 SMS配信サービスに参入する企業も増え始めている。18年11月1日に「Cuenote SMS」(キューノートSMS)の提供を始めたユミルリンク(渋谷区)もその一社だ。同社の渡邉弘一さん(取締役マーケティング本部ゼネラルマネージャー)は、SMS配信サービスに参入した理由を次のように説明する。

 「電子メールを中心にメッセージングソリューションを展開してきた当社では、以前からSMSに注目してきました。SMSはほぼ全てのスマートフォン、フィーチャーフォンで利用でき、アプリのIDなどを使わずに電話番号を指定するだけでメッセージを送信することが可能です。電話番号なら頻繁に変わることも少なく、高い到達率が期待できます。当社の顧客からも『SMS配信サービスは提供していないのか』という問い合わせがたびたび寄せられていました」(渡邉さん)

photo ユミルリンクの大粒来大樹さん(マーケティング本部)

 このような状況を受け、ユミルリンクでは国内SMS市場を改めて分析した。すると、市場や用途は今後も伸長するという結果が得られたと、SMS配信サービスを担当する大粒来大樹さん(マーケティング本部)は話す。

 「調査会社によれば、個人に向けてSMSを配信している国内法人の割合は17年時点で1.6%と、欧米に比べると圧倒的に低い普及率であることが分かりました。しかし、22年には国内での普及率が6倍以上に成長するとの予測もあり、まだまだ黎明期の市場であると考えられます。金融機関やインターネット関連企業の本人認証を中心に、SMSを利用する企業は確実に増えており、今後も右肩上がりの成長が期待できます。これらを踏まえ、新サービスとして『Cuenote SMS』を提供することにしました」(大粒来さん)

優位性はメール配信システムで培った豊富な実績

 ユミルリンクのCuenote SMSには、さまざまな優位性がある。

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 「当社では、長年にわたってSaaSのメール配信システムを提供し、1400社以上の企業に導入してきました。月間配信数も42億通以上の実績があります。メールとSMSはテクノロジー領域が近く、当社の技術力やノウハウが生かせることもメリットです」(渡邉さん)

 その中でも、最大の優位性は自社で培った技術力にあると渡邉さんはアピールする。

 「当社は、大規模高速処理をソフトウェアによって実現する独自技術を持っています。また、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの3キャリアのSMSに関するシステムと直接接続する仕組みになっているので、高い到達率が見込めます。拠点が海外にあるなど、国際接続を前提とした他のSMS配信サービスのように受信拒否される心配がありません」

 「通信事業者(キャリア)を自動判定して送信するため、キャリアによってSMSの仕様が細かく異なる場合でも、内容を切り分ける必要はなく、上限文字数の670字まで対応できます。このほか独自のURL短縮機能によってメッセージ内に埋め込むURLの文字数を削減できることも差別化ポイントです」(渡邉さん)

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 SMSの個別送信および一括送信は、Webブラウザ上の管理画面から手動で送信先リストのCSVファイルをアップロードするだけなど、ユーザー企業の実運用における手間も少ない。既存の顧客管理システムを運用していたり、自社でアプリを展開していたりする企業は、Cuenote SMS側で公開しているAPIを経由してSMSを配信することもできる。

Cuenote SMSで広がる用途、コストもリーズナブル

 SMSはすでに、本人認証を行うためのワンタイムパスワードの発行(本人認証)、電子決済や出荷通知、予約確認などの重要メッセージ配信、個人用デバイスを利用する派遣従業員やアルバイトへの業務連絡、金融機関や自治体などの入金・振込依頼や督促といった場面で多く使われている。Cuenote SMSを利用すれば、これらの仕組みを容易に導入できる。

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 「Cuenote SMSのような個別配信、一斉配信が可能なサービスを利用すると、例えば音声通話では伝わりにくい説明やFAQ情報を提供するWebサイトへ誘導したり、住所や問い合わせ窓口を通知したりすることが可能になり、コールセンター業務の補助・負荷軽減を実現します。さらにクーポン券の発行や見込み客の掘り起こしといった販促プロモーション、マーケティング施策にも応用できます」(大粒来さん)

 これまでは「SMSを送るならSMS配信ベンダー」「メールを送るならメール配信ベンダー」というように、それぞれ別のベンダーに発注してコストも増えてしまうという課題があった。その点、ユミルリンクではSMS配信サービスの提供に加え、メール配信サービスを使った提案からサポートまで、複数のメッセージチャネルを一貫して提供しているため、担当者の業務負荷を大きく軽減できる。

 気になるコストも、Cuenote SMSならばリーズナブルだ。SMSの送信には通信料がかかるが、ユミルリンクでは1通あたり12円という安価な設定とした。送信するメッセージの数に応じてボリュームディスカウントも用意するという。もちろん、本導入前に試用も行える。

「Cuenote SMS」は今後も機能拡張を予定

 始まったばかりのCuenote SMSだが、ユミルリンクでは今後のロードマップを次のように描いている。

 「11月のサービスローンチを第1フェーズとし、19年には配信したSMSメッセージの効果測定機能、『〇〇様』といった、送信先ごとに異なる個別メッセージの差し込み機能、SMSメッセージが届かなかった人向けに音声通話の案内をコールバックする『IVR』(Interactive Voice Response)の仕組みも入れたいと考えています」(渡邉さん)

 ユミルリンクはさらに、今後のSMSの仕様拡充にも期待を寄せる。

 「現在は送信可能な文字数に制限があって画像が送れないなど、表現の自由度が低いという弱点もあります。しかし今後は各キャリアが提供を始めている『+メッセージ』のように、リッチな配信に対応する次世代SMSが登場してきました。SMS市場はさらに成長すると考えています」(大粒来さん)

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 自社の提供サービスにおける本人認証、顧客へのマーケティング、従業員との連絡手段など──メッセージングに関わる課題を抱えているなら、ここまでに紹介したSMS配信サービスを含め、総合的にあらゆる解決策を提案できるユミルリンクに相談してみてはいかがだろうか。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2018年12月12日