「OS標準のセキュリティ対策ソフトで十分」ってホント? 専門家に聞いてみた

» 2018年12月14日 10時00分 公開
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 ウイルス対策がPCのOS標準機能として組み込まれるようになった今、「別のウイルス対策ソフトを導入する必要はない」という風潮が高まっている。しかし、それだけで本当に日々進化する脅威から安全性を確保できるだろうか?

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サードパーティーのセキュリティ対策ソフトを導入する価値

 さまざまなデジタルデバイスが身の回りにあふれ、仕事や生活にとって欠かせない存在になっているからこそ、より一層のセキュリティ強化が求められている。特に業務用デバイスとしてシェアが高いWindowsは、サイバー攻撃の標的になることも多く、ウイルス対策は必須だ。もちろんこの状況をメーカー側が指をくわえて見ているわけではない。米Microsoftは「Windows Defender」というOS標準のウイルス対策機能をVista以降のバージョンで提供している。

photo Windows 10に標準搭載されているセキュリティ対策ソフト「Windows Defender」

 このDefenderだが、近年は脅威の検知精度も申し分ない。PCに詳しいパワーユーザーを中心に「Defenderさえあれば大丈夫」と言う声も耳にするようになった。しかし、それは本当だろうか。専門家に聞いてみると、次のような答えが返ってきた。

 「Windows 10に標準搭載されているDefenderは、従来に比べて大幅に検知率を改善していることは事実です。これはDefenderに限らず、サードパーティー製のセキュリティ対策ソフトも同じ。しかし、最近はそれらの検知率を上回るペースで新たな脅威が出現しています。それに対してどこまで対策できるか、どんなサポートを受けられるかという点を考えたとき、Defender以外の製品を選ぶ価値があります」

photo イーセットジャパンの黒田宏也さん(カントリーマネージャー)

 こう話すのは、セキュリティ対策ソフトや関連サービスを手掛けるイーセットジャパンの黒田宏也さん(カントリーマネージャー)だ。黒田さんは次のような例を挙げ、サードパーティー製セキュリティ対策ソフトを導入すべき理由を説明する。

 「最近、OSが起動する前にPCのハードウェアを制御する基本プログラム『UEFI』(Unified Extensible Firmware Interface)を改変する不正ソフト(ルートキット)が見つかりました。今のところ実害を受けたという報告はありませんが、これからUEFIを狙った攻撃が増加するでしょう。そうした脅威が突然現れたときに、Defenderではすぐに対処できません。また。セルフサポートが基本のDefenderでは、手厚い電話サポートなどが受けられない不安もあります」(黒田さん)

選ぶポイントは「実績」「軽快な動作」「コストパフォーマンス」

 では、Windows Defenderに代わるサードパーティー製ウイルス対策ソフトとして何を選べばいいのか。そこに名乗りを上げたのが、日本市場への進出を強化したイーセット(ESET)だ。黒田さんによると、同ソフトに関連するこんなエピソードがあったという。

 「05年に国内の価格比較サイトがウイルスに感染し、内容の一部が改ざんされるという事件が発生しました。この事件で使われた2種類のウイルスを両方とも検知・遮断できた唯一の製品がESETでした。こうした実績による口コミによってユーザー数は伸び続け、現在はウイルス対策ソフトの国内シェア第4位となっています」(黒田さん)

 ESETは、92年にチェコスロバキア(現スロバキア)で創業したウイルス対策ソリューションの専業ベンダーだ。87年に創業者がコンピュータウイルスを発見し、その対策ソフト「NOD32」を開発。それを製品化するために設立された。

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 日本には03年にキヤノンITソリューションズを国内総販売代理店として進出し、18年9月にはESETとキヤノンITソリューションズの合弁会社として、日本法人・イーセットジャパンを設立。世界で22番目の拠点として本格的な事業を始めている。

 黒田さんはウイルス対策ソフトを選ぶなら脅威の検知率だけでなく、性能やコストパフォーマンス、実績などを見るべきだと話す。これらをトータルで評価したときに、ESETには優位性がある。

 「ESETの特長の1つとして、PCの動作を妨げない軽快な動作が挙げられます。ウイルススキャンによって処理が遅くなると、PC全体の使い勝手、ユーザーエクスペリエンスが大きく損なわれてしまう。その点、ESETは長年にわたる最適化により、動作が高速です。これは第三者試験機関によるパフォーマンステストの結果にも表れており、18年11月にオーストリアの『AV-Comparatives』が実施したテストでは、ESETが第1位という結果が出ています」(黒田さん)

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 このような高いパフォーマンスを実現しているにもかかわらず、他社製品に比べて価格がリーズナブルなのも特長だ。5台までのデバイスで使える「ESETファミリーセキュリティ 3年版」の価格は6980円(以下税別)、さらに最大2カ月間が無料となる月額500円のプランも用意している。価格比較サイトのセキュリティソフト人気ランキングでは、売れ筋、注目、満足度のいずれも1位を獲得している(2018年12月6日時点)。

 「この価格でも、しっかりしたカスタマーサポート体制を提供します。さらに、PCを買い替えても同じライセンスを継続して利用できます。他社に比べてイーセットのブランド知名度はまだ高くありません。しかし、こうしたコストパフォーマンスの高さを大きな差別化ポイントとしています」(黒田さん)

豊富な実績により「Google Chrome」にも採用されるESET

 ESETは実績も豊富だ。30年にわたる歴史の中で着実にシェアを伸ばし、世界200カ国以上、6億以上のデバイスで使われている。実は日本でも15年にわたって製品が提供されてきた。ESETはGoogleとのアライアンス関係もある。Webブラウザ「Google Chrome」(Windows版)に搭載されているクリーンアップツールには、数あるセキュリティベンダーの中からESETが選ばれ、脅威の検出エンジンとして使われている。

photo Google Chromeの設定から使える「クリーンアップツール」には、ESETの技術が使われている

 もちろん、検知性能についても他社製品に引けを取ることはない。ESETにはウイルス定義データ(シグネチャ)を用いて既知のウイルスを検知する機能だけでなく、ルートキットなどの目に見えない不正プログラムを検出するアンチステルス機能、未知のウイルスを検知するヒューリスティック機能、新種・亜種のウイルスを検知するアドバンスドヒューリスティック機能を搭載している。

 また、Webサイト経由でダウンロードするコンテンツやファイルを検査するWebアクセス保護機能、Microsoft Officeアプリケーションのファイルに含まれる不正プログラムを検知するドキュメント保護機能、フィッシングサイトへ誘導する有害なメールを検出する機能なども備えている。これらが複合的に動作することで、検知率を高めているのだ。

 「ESETは英国の著名な独立系セキュリティテスト機関『Virus Bulletin』が主催する検知性能の評価テスト『VB100』において常に好成績を収めており、VB100アワードを03年以来、100回以上も獲得しています。これは業界唯一です」(黒田さん)

製品の特長がユーザー満足度の高さにつながる

 こうした特長を持つESETは、ユーザーの満足度も高い。NTTコム オンラインが17年に実施した「NPSベンチマーク調査」では、ESETがセキュリティソフト分野で第1位に。企業ユーザーを対象に実施される「日経コンピュータ顧客満足度調査2018-2019」では、ESET製品を提供するキヤノンITソリューションズがセキュリティ対策の2部門(PC向け、ネットワーク向け)で第1位を獲得した。こちらは13年から6年連続の獲得となる。

 軽快な動作や検知率の高さがユーザー満足度を高めているESET製品。同社で国内ビジネスをリードする黒田さんは、今後もさらなるビジネスの拡大を目指す。

 「20年1月にWindows 7がサポート終了を迎え、PCの買い替えを検討するユーザーが増えています。そうした方々がこれからも快適に安心してPCを使い続けられるように、ESETは今後も技術の向上に努めるとともに、さまざまなセキュリティニーズに応えられる体制を強化します」(黒田さん)


 「OSの標準機能で十分」「PCを買ったときに付いていた試用版をそのまま使い続けている」「お店で勧められるがままにソフトを選んだ」──不都合が起きてからでないと、なかなかまじめに考えることのなかったPCのセキュリティ対策。これを機に、実績とコストパフォーマンスに優れるESETを検討してみてはいかがだろうか。

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提供:イーセットジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2019年2月20日

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