Windows 10への移行を進める日本仮設、セキュリティを重視する上で日本HPのビジネスPCを選んだ決め手は?

» 2019年07月29日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

 北海道・札幌市の日本仮設株式会社は、建設仮設資材の販売やレンタルを手掛け、建設仮設資材の総合商社的な役割を果たしている企業です。濁水処理システム、マンションやホテルなどのリフォームに役立つ特殊移動式足場をはじめ、独自の製品開発を進めるなど、多彩な活動を展開しています。

photo

 日本仮設では、Windows 10への移行を段階的に進めています。フェーズ1としてセキュリティを重視する営業スタッフのモバイルPCに2 in 1タブレット「HP Elite x2 1013 G3」を導入されました。なぜ日本HPのビジネスPCを選んだのでしょうか。移行プロジェクトをリードする同社の大井至代さん(情報室 係長)に話をお伺いしました。

セキュリティ強化の観点から、日本HPのビジネスPCを選択

photo 日本仮設の大井至代さん(情報室 係長)

 間もなく終了するWindows 7のサポートに備えて、当社ではWindows 10への移行を進めています。百数十台規模に及ぶ社内のPCを一斉に入れ替えるのはリスクと負荷が大きすぎるので、2〜3段階に分けての移行を進めています。

 最初に営業スタッフが使用する50台のPCを入れ替えました。これまでは外出時にタブレット端末を電子カタログとして持ち歩き、業務全般の対応には省スペースデスクトップPCを使用する2台体制でしたが、1台のモバイルPCに集約しました。帰社しないとできなかった業務を外出先でもできるようにすることで、働き方改革も進めようと考えたのです。選択の際に重視したのは、情報漏えい対策など、外出先でも安心して使えるセキュリティです。その結果、採用したのはHP Elite x2 1013 G3でした。

 HP Elite x2 1013 G3は「世界で最も安全で管理性に優れたPC」の1台ということで、指紋や顔などの生体認証を含む多要素認証をはじめ、セキュリティ機能が非常に充実しています。

 昨今のセキュリティ対策は「ウイルスを侵入させないこと」よりも「侵入された後にいかに復旧するか」ということが主流になっていると聞きます。

 その点でもHP Elite x2 1013 G3には、不正サイトの閲覧によってマルウェアやウイルスに感染してもブラウザのタブを閉じるだけで感染をなかったことにできる「HP Sure Click」、ウイルス対策ソフトやOSのセキュリティ機能が外部から操作されて無効化されても、自動的にそれらを検知して再起動させる「HP Sure Run」、OSがウイルスに感染して起動しなくなっても正常な状態に自動的に復旧する「HP Sure Recover」など、万一の際に役立つ自動復旧のための機能が標準で搭載されています。

 これなら外出先でもIT担当のいない拠点でも、業務の継続性を確保することができるので安心です。

photo 日本仮設株式会社の伊藤純也さん(札幌支店 土木部)は、「HP Elite x2 1013 G3を使うようになってからオフィスに戻らないとできなかった業務も営業車の中でできるようになりました」と話す
photo ちょっとしたミーティングでの情報共有も手軽に資料を見ながら行える

Windows 10ならではの運用管理のために

 Windows 10への移行に際しては、年2回の大型アップデートをはじめ、頻繁に起こる自動更新を効率よく管理し、更新によるトラブルや業務への影響を最低限に抑える管理手法も検討しました。

 OS全体を更新する場合は約3.8GBの巨大なデータが一斉にネットワークからダウンロードされるため、社内ネットワークに過大な負荷がかかってしまいます。また業務中にOSの更新が始まるとPCの動きが重くなり、業務に支障が出る可能性もあります。そこで深夜など、業務時間外に、拠点や部署ごとに更新のタイミングをずらして実施する手法を採用しました。

 このような運用を実現するために、HP純正オプションの「HP USB-C ドック G4」も採用しました。このUSB-C ドックは、有線LANで社内ネットワークに安定して接続できるため、確実なOS更新作業が可能になります。

 さらにケーブル1本でHP Elite x2 1013 G3への充電、最大で3画面のモニター出力、 マウスやキーボード、プリンタ等の周辺機器も接続できるので、従来のデスクトップPCと同様の使い勝手を継続できる環境を実現しています。

photo オフィスではデスクトップPCと変わらない使い勝手の良さを実現している

社内全てのPCをWindows 10に移行

 現在、フェーズ2として内勤スタッフのWindows 10移行を行うためのPCリプレースを計画しています。内勤スタッフの多くは液晶一体型のデスクトップPCを使用しており、その使い勝手が良好であることから、後継機種の導入を検討していました。Windows 10移行後にはデータを移行するPCのドライブ容量が不足してエラーが発生し、OSの更新ができなくなるトラブルが起きる可能性があることも聞いていたので、大容量HDDの搭載も視野に入れていました。

 しかし、HDD搭載のPCはSSDに比べてOSやアプリケーションの起動が遅いという指摘が社内からありました。その問題も「インテル® Optane™ メモリー」と言うオプション製品で解決できることが分かりました。

 インテル® Optane™ メモリーは、大容量HDDをドライブに用いて導入コストを抑えながら、SSDと変わらないパフォーマンス、特にPCの起動時間を短縮できるメモリー技術です。さらにインテル® Core™ i5 プロセッサー以上のCPUを選択すれば、インテル® vPro™プラットフォーム搭載モデルも選択が可能とあります。定評あるリモート管理機能を使用すれば、離れた拠点のPCにアクセスして電源のオンオフなどもできるようになるため、OS更新を含むPCの運用管理を大幅に効率化できそうです。

 現在、IT部門を中心に、インテル® Optane™ メモリーを搭載したHP ProOne 600 G4 All-in-Oneをテスト導入して検証を進めていますが、HP独自の管理機能を試すことができ、運用管理工数削減への手応えを感じています。

 例えば「HP Image Assistant」では、最新のドライバーなどを個別に確認する工数が削減されるうえ、Windows 10のバージョンにあわせて必要なドライバーやソフトウェアがパッケージ化されるので、OS更新前に全社展開しておけば更新時のトラブルが回避でき、デスクサイドサポートも減らせるのではないかと期待しています。今後もこれら新しいテクノロジーを積極的に採用していくことで、効率的な運用管理の手法を確立していきたいと考えています。

photo テスト導入したHP ProOne 600 G4 All-in-OneにてHP独自のサポート用ツールであるHP Image Assistantを検証する大井さんは「デスクサイドサポートの効率化が期待できますね」とのこと
photo インテル® vPro™プラットフォームのリモート管理機能で離れた拠点のPCの運用管理も容易に
photo インテル® Optane™ メモリーはSSD搭載PCに匹敵する応答性を実現する

選ばれる確かな理由がある日本HPのビジネスPC

 日本仮設のWindows 10移行で採用されたHP Elite x2 1013 G3の社内導入は、リコージャパン株式会社のコンフィギュレーションサービスをもとに行われました。実際の移行はどのような状況で行われたのでしょうか。リコージャパン 販売事業本部 北海道支社 MA営業部 MAソリューショングループ マネージャーの熊谷慎祐さんにも話を伺いました。

photo
photo リコージャパンの熊谷慎祐さん(販売事業本部 北海道支社 MA営業部 MAソリューショングループ マネージャー)

「セキュリティを重視されるお客さまにHPビジネスPCは最適な選択です」

 日本仮設様のHP Elite x2 1013 G3導入に際しては、当社のコンフィギュレーションサービスをご利用いただきました。2日ほどかけてマスターとなるPCのセットアップと内容のご確認をさせていただき、私を含めた技術スタッフで、社内各所に応じた細かなチューニングを50台のPCに2日間で実施させていただきました。HP Elite x2 1013 G3はバッテリーのもちもよく、セットアップ時の取り回しがラクなPCという印象を抱いていましたが、今回も非常にスムーズに導入することができました。

 今回、日本仮設様は営業スタッフ用PCということでセキュリティを重視されていましたが、HP Elite x2 1013 G3には、BIOSが攻撃されても自己回復する「HP Sure Start」など、先進的なセキュリティ機能が多数搭載されています。Windows 10のセキュリティ機能である「Windows Hello」の利用が難しい場合でも、HP Client Securityの「HP マルチファクター認証」で代替できるなど、セキュリティを重んじるお客さまには選ばれるべき理由のあるPCだと考えます。

お客さまにメリットのあるOS移行と運用を実現

 HPのビジネスPCには、Windows 10移行後の運用トラブルを解消する、幅広いオプションが用意されています。日本仮設様で検証を行っておられるインテル® Optane™ メモリーやインテル® vPro™プラットフォームのリモート管理機能を活用した運用手法は、Windows 10移行と、その後の運用実績で得たノウハウをベースに、確かな利便性をお届けできることから、数多くのお客さまに幅広くご提案させていただいているものです。

 さらに、当社では現場でのPC展開を中心に実施する専任チームを用意しており、最大で500台規模の移行から展開をワンストップで対応できます。実際に移行作業を担当するSEが講師となって、Windows 10移行の際のコツやノウハウなど、現場ならではのナマの情報をお伝えするテクニカルセミナーも開催しております。

 当社ならではのサービスをご活用いただきつつ、HP Elite x2 1013 G3をはじめとする「世界で最も安全で管理性に優れたPC」を選択することで、実効性の高いWindows 10移行と運用環境をお届けできると確信しております。

※ 第7世代以降のインテル® Core™ プロセッサー、インテル® 統合グラフィックス、インテル® WLAN を搭載したHP Elite PCシリーズ。追加費用不要のHP独自の包括的なセキュリティ機能と、ハードウェア、BIOS、Microsoft System Center Configuration Managerを使用するソフトウェア管理などPCのあらゆる側面におけるHP Manageability Integration Kitの管理性を、年間販売台数が100万台以上のベンダーと比較。(2018年1月時点、日本HP調べ。)

この記事は日本HPの協力のもと、ITmedia NEWS編集部で一部編集したものです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:株式会社日本HP
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2019年8月21日

アンケート実施中

「会社で利用するPCにおけるWindows 10移行」に関するアンケートを実施中。ご回答頂いた方から、抽選で10名様にAmazonギフト券5,000円分を差し上げます。