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» 2019年12月13日 10時00分 公開

テレワーク実現への道のり、先駆者NECに聞く──“1枚のフィルター”がもたらす大きな価値

[PR/ITmedia]
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 働き方改革の一環として、テレワークの導入に取り組む企業が増えている。自宅や外出先のカフェ等でも仕事ができるテレワークの実現は、自然災害による交通機関の麻痺(まひ)、インフルエンザのパンデミック等がビジネスに与える影響を軽減したり、子育て・介護による離職を防いだり──といったことにも有効だ。

 だがテレワークを実現するには、ポリシーや意識の変革がハードルになり得る。大規模な企業ほど、そうした変革は難しいかもしれない。そうした中、日本電気株式会社(NEC)はいち早くテレワークの導入に踏み切った成功例だ。

 数万人の社員がテレワークを実践するまでに至った道のり、変革を実現したポイントはどのようなものだったのか。そして働く時間や場所の自由度が増すと、情報漏えいにも一層気を配る必要があるが、どんな対策を講じているのか。同社のキーパーソンに聞いた。

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トップダウンと横串の連携で「風向きが変わった」

photo NEC人事総務部の藤井沙紀氏

 NECの人事総務部に所属し、働き方変革に取り組む藤井沙紀氏は、同社での働き方改革の意義を「今日のベストな仕事の仕方を自らデザインできること」と位置付けている。時間や場所にとらわれず、自分自身を律しながら、個人やチームで最大のパフォーマンスを発揮できる働き方を考えよう──というのが重要な目的の一つだという。

 2017年に働き方改革の取り組みが始まり、2018年からはNECの新野隆社長(兼CEO)自身がコミットする形で、NECグループ全社を対象にカルチャー変革をスタート。その柱の一つが働き方改革であり、今回のテーマであるテレワークも柔軟な働き方を実現するための制度として全社で推進している。

 「カルチャー変革がスタートした当初、『なぜ?』『必要があるのか?』『仕事を増やさないで』という声もあった。しかしトップは『変わり続けなければ市場に価値を提供するビジネスはできない』と考えている。市場環境や周囲が変わるスピードよりも早く変化しなければ、今は良くても将来どこかで後れを取るというメッセージを、トップから発信し続けたことで、少しずつ社内の反応も変わってきた」(藤井氏)

 カルチャー変革本部主任の石井さやか氏も、「全員で変わる」というメッセージが大きな転機だったと述べる。人事改革、働き方改革、コミュニケーション改革を3本柱として、NECを抜本的に変化させるため、完全に独立した組織も始動。縦割りになりがちな組織を横につなぎ、人事、総務、IT部門、経営企画等と協力しつつ、担当部門とともに改革を推進する役だ。

photo カルチャー変革本部主任の石井さやか氏

 「カルチャー変革本部は2018年、新野社長がコミットして発足した組織。外部人材を役員クラスとして招聘(しょうへい)した。改革に本気で取り組みやりきる、という意志の現れだと考えている」(石井氏)

 テレワークを実現するためには、リモートアクセス等の基盤の整備だけでなく、デスク以外でも気軽に作業が行えるよう、社内外のサテライトオフィスを用意。ガイドラインを整備するとともに、テレワークでのセキュリティの考え方や注意点をまとめ、周知している。

 丸一日テレワークに取り組む「テレワークデイズ」も継続的に実施。2017年の参加者は3000人だったが、2018年には2日連続のテレワークに2万6000人、2019年には1週間連続のテレワークに4万1000人の従業員が参加した。

テレワークで忘れてはいけない「のぞき見防止」

 テレワークの実現には、従業員が安心して仕事に集中できる環境が重要だ。特に情報漏えいには気を配らなければならず、十分なセキュリティ対策が施されている必要がある。

 NECでは、「PCのシンクライアント化」や「ファイル/ストレージ暗号化」といったソリューションは導入済みだが、さらに画面ののぞき込みといった、物理的な「ビジュアルハッキング」を防ぐための対策も必要と考えている。

 藤井氏は、ビジュアルハッキングについて「大きなリスクになり得る」と述べる。

 NECでは、プライバシーフィルターを活用している。人事総務部へ異動する前、営業として働いていたという藤井氏は「外出の合間の時間にカフェで作業をしていると、悪意はないのだろうが、隣の人が興味津々にのぞき込んできた」と苦笑する。「だからといって別の席へ移動するのも難しいので、プライバシーフィルターをつけて助かった。安心感が違う」と述べる。

 「これまでのテレワークといえば在宅勤務が中心だったので、知らない人にのぞかれるリスクは少なかった。しかし、現在はサテライトオフィスや外出先のカフェ等で作業をする社員が増えている。そのような場所にはたくさんの方々がいて、誰かに画面をのぞき見されてしまうかもしれない。ガイドライン等でのぞき見に言及することで、社員にリスクを意識してもらう必要がある」(藤井氏)

 さらにいえば、のぞき見のリスクは決して外出先に限ったものではない。例えば、社内の作業であったとしても、関係者外秘の情報もあるだろう。人事や評価等、社内だからこそ配慮が必要な情報も少なくない。適切に情報管理を行うためには、マナーを掲げるだけのリスク回避では不十分だ。

NECの経験が生きた、ノートPCとプライバシーフィルター

 こうした安心感は、テレワークに特化したNECの新型ノートPCにも反映され、プライバシーフィルターも提供されている。

 NECの新型ノートPC「VersaPro UltraLite タイプVG」は、厚さがわずか15.5ミリ、約785グラム(※)と、持ち運びがしやすい軽量ボディーに、Webミーティングに適したBOX型2Wステレオスピーカーを搭載している。「ミーティング機能」では、スピーカーの指向性を変化させることで、スピーカーが出力する人の声をより聞き取りやすくし、クリアな音声による遠隔会議が可能だ。バッテリーの駆動時間は長時間の外出でも安心の最大20時間。

※最軽量時。バッテリー(LL)では約837グラムとなります。

photo VersaPro UltraLite タイプVG
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 NECはこのようなテレワークに適したPCの構成オプションとして、スリーエム ジャパン(3M)プライバシーフィルターを提供している。これは、NECが顧客に提供する上での厳しい品質基準を、3M プライバシーフィルターがクリアしていることに他ならない。

 3M プライバシーフィルターは、真正面から見て左右に30度の範囲は見える(視野角が60度)が、その外側からは暗くてほぼ見えない

photo 3M プライバシーフィルターの視野角は60度。その外側からはほとんど真っ暗に見える
photo 3M プライバシーフィルターを装着していても、正面からは違和感なく見える

 NEC プラットフォームソリューション事業部の川波勇斗氏(スマートデバイス事業統括グループ スマートデバイスソリューション企画グループ)は「UltraLite タイプVGは非常に薄い筐体であるため、画面とキーボードのクリアランスが厳しく、その点でしっかりと評価されたものだけを顧客に提供する必要がある」と述べる。

photo NEC プラットフォームソリューション事業部の川波勇斗氏

 UltraLite タイプVGは、画面と周囲の額縁の段差がほとんどない。そのため画面にピッタリと合うプライバシーフィルターを装着していないと、PCを閉じたときにキートップと接触。フィルターにキーの四角い跡が付いてしまい、視認性を損ねることになる。

 こうしたトラブルを避けるため、NECが評価済みのプライバシーフィルターを構成決定時に選択が可能になっている。「メモリやストレージのスペックを選択するときに、プライバシーフィルターも選択できる。簡単で、サイズが合わないものを買ってしまうということがない。PC本体と同時に送付されるので、納期ズレもない。さらに、“純正品”扱いで調達が一本化できるのも利点の一つではないかと思う」という。

 この点は、NECの「安心・高品質」というブランドを維持するために、3Mが強力にコミットしている部分でもある。NECは日本のシステムインテグレーターとして官公庁や省庁、さらには国防に関わる部品調達にも関わっているため、アクセサリーの一つをとっても信頼性を厳しくチェックする必要がある。

 NECと3Mは単に「装着したら安心できる」レベルではなく、しっかりとした性能を担保する形でプライバシーフィルターを提供できるよう、常に協業体制をとっているという。これこそが、NECが信頼に足るPCベンダーたる理由であり、3Mのプライバシーフィルターが選ばれる理由なのだ。

1枚のフィルターが意識を大きく変えるきっかけに

 働き方改革が進む中で、テレワークにおける情報管理は決して無視できない要因だ。NECのような大規模企業でも、中小規模やフリーランスのような働き方でも、スマートデバイスや軽量PCを外出先で利用するシーンは増えている。そのためにも、軽くて薄いノートPCを選択すると同時に、3M プライバシーフィルターを導入することは、手軽なセキュリティ対策といえるだろう。利用者にとっては1枚のフィルターをきっかけに、セキュリティに対する意識が大きく変わる可能性があるかもしれない。

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提供:スリーエム ジャパン株式会社、取材協力:日本電気株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2020年1月12日