展示品を自由に持ち帰れる「盗めるアート展」開催 メルカリに偽物出品も
展示された絵画などの作品を来場者が自由に持ち帰れる「盗めるアート展」が、7月10日午前0時から「Same ギャラリー」(東京都品川区)で開催された。持ち帰った作品の用途は自由だが、一部はフリマアプリ「メルカリ」やオークションサイト「ヤフオク!」に出品され、ネット上では「盗んだ作品が出品される流れまでを含めて展示なのでは」と注目を集めている。
盗めるアート展は、会場の備品をのぞく展示品を全て無断で持ち帰ってもいいというユニークなルールを設けたイベント。会場に防犯装置などは置かず、無人で解放していた。
ハフポストの報道によると、午前0時オープンの30分前ごろから客が会場に押し掛け、一瞬で展示品が全て持ち出されたという。
主催者の長谷川踏太さんは「作品が盗まれる前提の展示会に、アーティストはどのような作品を展示するのか」「ギャラリーや美術館といった展示空間と鑑賞者の関係が壊された空間で、芸術作品のありさまを違った角度から捉え直す」と企画の趣旨を説明していた。
メルカリやヤフオク!には、盗めるアート展で持ち出したとされるクレジットカード風のカードや絵画などが3000円から10万円程度の価格で出品されている。中には盗めるアート展に展示されていたかどうか不確かなものも「盗めるアート展で盗んできた」として出品している人もいる。
Twitterでは相次ぐ出品を見て「メルカリが(盗めるアート展)の本会場だ」と騒動をからかうコメントもあった。
【訂正:2020年7月10日午後1時50分 タイトルと本文の一部で、表現を修正しました。】
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