Web予約システム作成ツール「SELECTTYPE」の実力を試してみた 無料プランでも素早く簡単に構築

» 2020年11月17日 10時00分 公開
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、さまざまな業界でWeb予約システムの活用が進んでいる。特に人の移動が伴うような場面では、事前に来場者の数を把握できる他、時間毎に人数制限をすれば“密”の回避もできる。

 そこで、新型コロナ対策としてWeb予約システムの導入を検討している企業や組織も多いはずだ。そして多くの担当者は「簡単に予約サイトを準備したい」「できるだけ低予算で作りたい」と考えるだろう。そういった場面で便利なのが、Web予約システム作成ツール「SELECTTYPE」(セレクトタイプ)だ。

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 SELECTTYPEは、さまざまな業界を想定した170以上のテンプレートを基にWeb予約システムが作れるWebアプリ。画面の表示に従ってボタンをクリックしていくだけで、デザインのカスタマイズやクレジットカードによる決済機能、会員専用ページで月会費を自動徴収する機能など、決済手段の構築まで幅広く対応している。利用には会員登録が必要だが、無料プランも用意しているのが特徴だ。

 今回は、どのような業界でSELECTTYPEのWeb予約システムが使われているのかを紹介した上で、実際にWeb予約システムを作りながら、その機能と使いどころを確認していく。

Web予約システムで何ができる?

 SELECTTYPEは、多くの業界・業種に合わせたWeb予約システムを作れるのが特徴だ。教育、医療、施設、イベント、美容、レジャー、飲食、カウンセリング、ビジネスなど、40種以上の分野で使えるテンプレートから、用途に合ったものを選べる。

 操作に慣れてしまえば、利用者が連絡先を記入しつつ、カレンダー上で空いている時間を確認して予約できるシステムを10分程度で構築できる。構築できるWeb予約システムは大まかに「営業時間タイプ」「イベントタイプ」「宿泊施設タイプ」に分けられる。

飲食店、店舗に適した「営業時間タイプ」

 「営業時間タイプ」は、店の営業時間を設定し、来店者が希望の時間を指定して予約するもの。例えば飲食店、病院の健康診断、定期検診、写真スタジオ、預かり保育、美容院、ショールーム、博物館、美術館などで室内の密を回避することに適している。

授業からコンサートまでカバーする「イベントタイプ」

 PCやヨガといった授業の時間割がある場面や、音楽コンサート、企業の就職説明会など、短時間に人が多く集まるような場合は、決められた時間内に人数制限などを設けて予約を集められる「イベントタイプ」がオススメだ。

 イベントの告知ページに参加申し込みフォームとしてWeb予約システムを埋め込むこともできる。博物館や美術館の特別展示、レッスン、セミナー、発表会、講演会、パーティーなどに有効だ。

ホテルや旅館に特化した「宿泊施設タイプ」

 ホテルや旅館などに向けては、専用に「宿泊施設タイプ」がある。宿泊できる日数や滞在時間を指定した予約システムを作れる。民泊やキャンプ場の他、レンタカーなど、連日の予約が多く予約者ごとに利用時間が異なるような柔軟性を求められる場面に適している。

テイクアウト、デリバリーでの活用例

 新型コロナの感染拡大に伴う外出自粛などの影響で需要が増しているテイクアウトやデリバリーでもWeb予約システムが役に立つ。

 SELECTTYPEで作ったWeb予約システムは、客のメニュー選び、来店希望日時の指定、クレジットカード決済といった仕組みをまとめて組み込めるため、受付から決済までを一貫して任せられる。

社内会議や人事面接でも

 飲食店やイベントに関わる業界・業種以外のどんな仕事にも、Web予約システムの導入が業務効率化に役立つ場面がある。例えば、社内で行われる会議や面談などの設定だ。メールなどで日程調整するよりも、Web予約システムを活用したほうが効率的だ。

 カレンダー上で、対応できる時間や枠を提示して人数制限を掛け、利用者に選んでもらうといった使い方ができる。

実際にWeb予約システムを作ってみた

 SELECTTYPEはカスタマイズ性に優れている。Web予約システム作成画面の上部には「ホームページ」「予約フォーム」「メルマガ」「決済関連」などのメニューが並ぶ。メニューを開いてみると、その多機能ぶりがよく分かる。

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 しかし、多機能だから操作が難しいというわけではない。基本的にはあらかじめ用意されたテンプレートから、変更したいところを調整すればいい。

 ここからは実際に「採用面接」「街のレストラン」「PC教室」などの具体的なケースを想定してWeb予約フォームを作りながら、SELECTTYPEの便利機能を見ていく。

クリックするだけでデザインをカスタマイズ

 まずは「新卒の採用面接を行いたい中小企業」という設定で、面接希望者から希望の日時を予約してもらうシステムを作ってみる。

 SELECTTYPEのWeb予約システム作成画面の上部にある「予約フォーム」メニューから「新しく作成する」ボタンを押すと、Web予約システムのテンプレートを選ぶ画面に移る。ここでは「飲食」「ビジネス」といった業種や場面を選ぶと、それに適したテンプレートが表示される。初期設定でもWeb予約システムの土台がほとんど完成するレベルだ。

 今回は「ビジネス」カテゴリーの「採用面接予約」というテンプレートを使ってみる。そうしてできたのが以下のページだ。後はデザインを好みのものに変更して採用面接の説明を記入。時間と人数制限を設定すれば完成だ。

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 管理画面上部の「デザイン設定」メニューをクリックして、プレビュー画面を見ながら好みの「テーマ」「背景」「色」「カレンダーのデザイン」などを決めていく。

 落ち着いた色味のデザインをクリックして選択してみた。背景はあらかじめ用意されている素材集の中から選んでもいいし、自分で用意した画像をアップロードして使ってもいい。今回は素材集にあったオフィスの画像を選んだ。

 デフォルトのカレンダーのデザインは、背景をそのまま透過されて見づらかったので、白背景の見やすいものに差し替えた。出来上がったWeb予約システムがこれだ。

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 デザインの方向性が固まっていれば、5分程度で見やすさも考慮したWeb予約ページを作れた。こだわりたいなら、文字色や背景色、アイコンなどのカラーリングも自由に設定できる。

 予約の際に必要になる名前や連絡先の記入欄なども自動で設定される。必要に応じてカスタマイズ可能だが、予約に必要な基本的な情報が一通り取得できるようになっているため、あまり手を加える必要はなさそうだ。

 あとは採用面接に対応できる日時や場所を登録して、面接希望者たちにカレンダーへのリンクを送付すれば作業は完了だ。予約の状況は管理者ページで一元管理できる。予約した人たちに面接の概要などをメールで一括送信する機能もあり、SELECTTYPEの中だけで予約から面接希望者への連絡までできるのも強みの一つだ。

クレジットカード決済機能を導入 個人事業主も固定費はゼロ

 今度は「コロナ禍で店内の密を回避したい街のレストラン」という設定で、Web予約システムを作ってみる。必要なのは、カレンダー上で空いている時間を提示して来店時間を予約してもらうシステムだ。接触機会を減らすため、予約の時点でコースの選択と決済も済ませてもらうことにしよう。

 まずは基本のWeb予約システムを十数クリックで手短に作ってみた。涼しげな色、見やすいカレンダー選び、コースは「魚のコース」「肉のコース」で、営業時間の中から90分間を選んでもらう形式に。構想さえまとまっているならデザインは3分程度で完成だ。

 コースの設定は「接客時/利用時間メニュー」という項目で行う。コースの名前や値段、内容などを記入すれば、予約サイト上にコースを選ぶためのプルダウンメニューなどが表示される。

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 最初は機能が多くて難しそうな印象だったSELECTTYPEだが、15分程度で全体の体裁を整えられた。仕事中の隙間時間でも余裕を持ってできる手軽さだと感じた。

 ここに決済機能を追加する。SELECTTYPEはオンライン決済プラットフォームを提供する米Stripeのサービスとアカウントを連携できる。StripeとSELECTTYPEのアカウントを連携させれば、Web予約システム上でクレジットカードを使った事前決済ができる。利用にはStripeアカウントの準備や「特定商取引に関する表記」を記したページの作成など準備が必要だ。

 メリットは単にクレジットカード決済が導入できることだけではない。個人事業主でも固定費ゼロで運用できるのだ。決済手数料(3.6%)はあるが、導入の際の初期費用や月額利用料などは不要。

 SELECTTYPEとStripeがあれば、Web予約システムを作って決済機能も付けたいと思った翌日には、テンプレートから作ったクレジットカード決済機能付きのWeb予約システムが公開できる。素早く実装できると本業の時間を邪魔せず、安心感が増すだろう。

予約キャンセルの防止に役立つ機能も

 Web予約システムを巡るトラブル回避策として「キャンセル受付」の機能もある。これは予約のキャンセルをいつまで受け付けるか、受け付ける場合はキャンセル料金を支払額の何%にするかが設定できる機能。Stripeを使った決済システムがあるため、予約がキャンセルされた場合の返金作業を自動で行うこともできる。

会員向け情報発信プラットフォームとしても

 SELECTTYPEはWeb予約システムと決済システムだけでなく、予約者向けの会員システムも構築できる機能を持つ。

 例えば、PC教室やヨガ教室などが受講者にレッスンについての連絡を配信したり、Stripeのクレジットカード決済機能を使って定期的に月会費を徴収したりできる。会員限定のWeb予約システムを公開したり、予約とは関係なくシンプルな会員向け情報発信プラットフォームにしたりと、さまざまな活用方法がある。

 今回は試しに「初心者〜中級者向けPC教室」を想定して予約フォームを作ってみた。Web予約システムの要件は「2時間の講座を1日3回」「定員は10人」「月曜日、日曜日、祝日は休み」としたが、6分程度で作れた。

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 続いて会員システムも付け加える。会員システムも、Web予約システム作成ページの上部にある「顧客・メンバー」から作れる。数回クリックしてメールアドレスとパスワードを設定するだけの会員登録ページを作成。この時点ですでに、会員向けのお知らせ配信や、会員情報の変更、退会といった処理を行える会員専用サイトが完成している。

 複雑な実装作業は一切していないが、実際にテスト配信を行ってみると、確かに会員向けサイト上でメッセージが読めるようになっていた。

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 Web予約システムより単純な構造のため、会員システムは2分もあれば実装できる。

 あとはStripeの機能も使って月会費を徴収するシステムを導入すれば完成だ。月額料金と引き落としのタイミングを設定できる。「初月無料」「初回のみ手数料込み」「会員プランを変更した際の料金は日割りで」といったイレギュラー対応もできる。

 ゆっくりやっても30分掛からずに、Web予約システム、会員システム、決済システムが完成した。「大変な作業はしていないのにシステムができていた」といった感覚だ。


 このように、SELECTTYPEのWeb予約システム作成機能は、テンプレートを活用して簡単にシステムが作れる一方で、会員システムや決済システムも構築できる多機能さも兼ね備えたものだった。管理画面からほとんど離れることなく、その場だけで作業が完結するのも分かりやすい。

 ここまでの機能が全て無料で使えるというのがSELECTTYPEの驚くべきところだ。

 無料のフリープランの他、「ベーシック」(1500円/月)や「プロフェッショナル」(3000円/月)、「プレミアム」(1万円/月)などの有料プランもある。グレードの高いプランでは「作成できるWeb予約システムの数が増える」「予約受付期間を延ばせる」「広告が消せる」など、基本的な機能数は変わらずスペックが上がる方式だ。

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 新型コロナの影響はいつまで長引くか分からない状況が続いている。まずは一度、無料でWeb予約サイトや会員システムを試しに作ってみて、その早さや効果を試しながら導入を検討してみてはいかがだろうか。

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提供:株式会社セレクトタイプ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2020年12月9日

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