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» 2021年07月29日 10時00分 公開

テレワーク/リモートワークの強い味方 「仮想デスクトップ環境」に適したクライアントPCを選定するには?

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 「会社の外から社内システムにアクセスしたい」──テレワーク/リモートワーク全盛期の今、そんなニーズが多くの企業の間で高まっている。しかし、そこには情報セキュリティ対策の見直しといった課題が山積みで、企業は社内のITインフラ全体を見直す必要に迫られているのが現状だ。

 仮に感染症が今後収束したとしても、完全に従来の働き方へ戻ることはないだろう。情報システム部門の管理者は今後を見据えたIT環境の構築について、どのように考えていけばいいのか。

 今回は、そんなリモート環境の構築を手掛けるシネックスジャパンの田川涼平氏(プロダクトマネジメント部門 第2プロダクトマネジメント本部 ハイブリッドビジネス開発部 エンジニアリングチーム チームリーダー)と、PCデバイスを手掛ける日本HPの岡宣明氏(パーソナルシステムズ事業統括 クライアントビジネス本部 プロダクトマネージャー)に話を聞いた。

リモートデスクトップか、仮想デスクトップか

 社外から社内にアクセスする方法の代表例として、社内に設置したPCを外部から操作する「リモートデスクトップ」と、社内システムに接続された仮想デスクトップ環境をサーバ上に用意して操作する「VDI」(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ)がある。

 どちらも一長一短があるというが、例えば情報セキュリティの観点から言えば、リモートデスクトップは直接社内のPCにアクセスするため、社内のクライアント側でインターネットへの接続口を開くことになる。もし何らかのセキュリティホールがあった場合は、社内システムそのものに被害が及ぶ可能性も考えられるだろう。

 それに比べ、VDIは1つの端末にいくつもの環境を作ってアクセスすることになる。VDIを構成する端末自身が直接的な脅威にさらされにくいことから、セキュリティ対策も講じやすい。

photo シネックスジャパンの田川涼平氏(プロダクトマネジメント部門 第2プロダクトマネジメント本部 ハイブリッドビジネス開発部 エンジニアリングチーム チームリーダー)

 IT管理者の運用面でも次のような違いがある。リモートデスクトップは社内のPCにアクセスするという仕組み上、ハードウェアに障害が発生した場合は出社して対処しなければならず、突発的なトラブルの迅速な対応が難しい。

 田川氏はVDIのメリットを次のように説明する。「VDIであれば、PCが設置された現場に担当者がいなくても済むので、運用や管理面のコスト削減につながります。1つのマシン上にいくつも仮想マシンを作れますので、ハードウェアを用意するコストも最小限に抑えられるでしょう」

 「コロナ禍以前は特定の部署がVDIを導入してリモートアクセスしていたケースは多かったのですが、現在は経理や人事などのバックオフィス部門に加え、研究開発の部署でもVDIの利用が増えています。これは世界的にも同様です」(岡氏)

VDIのクライアントに求められるものは?

 このようにVDIによる仮想デスクトップ環境の導入が進んでいるが、従業員が仮想デスクトップ環境を操作するには、もちろんクライアントとなるデバイスが必要だ。ではどのように選定すればいいのだろうか。

photo 日本HPの岡宣明氏(パーソナルシステムズ事業統括 クライアントビジネス本部 プロダクトマネージャー)

 岡氏によれば、従来はWindowsマシンを導入するのが一般的だったが、近年はGoogleのChrome OSを搭載した「Chromebook」を選ぶ企業も徐々に増えているという。その理由は、起動の速さやバッテリーの駆動時間といった基本性能の高さだ。

 「Chromebookは瞬時に起動するので、タブレットを使っているような感覚で操作できます。従来のPCのように起動を意識する必要がありません。バッテリー駆動時間なども優れているため、シンプルな使いやすさで選択されるお客さまが増えています」(岡氏)

 Chrome OSには、企業導入をサポートするツールとして「Chrome 管理コンソール」(Chrome Management Console)が用意されている。デバイスのセキュリティ対策などをブラウザ上で一括管理できるもので、起動できるアプリケーションの制御や、万が一の紛失のような場合で使えるリモートロック機能など、ビジネスPCの管理で必要とされる機能が一通り備わっている。デバイスや機能において企業導入に不足はないといえるだろう。

 しかし、Chromebookの導入には1つの大きな壁がある。それはWindowsのシステムが日本のビジネスの現場で既に多数導入されており、エコシステムが形成されていることだ。社内にはレガシーの認証を使っている機器がたくさんある。それ故に「Windowsから離れられない」という場合もあるだろう。

 「大企業の場合は何万台ものクライアントPCを管理している場合もあります。それに合わせたセキュリティポリシーのカスタマイズが進んでいて、OSを変更することはかなりハードルが高い場合もあります。このためChromebookは小規模な組織への導入がスムーズで、メリットがあると考えられます。現在は中小企業や自治体など、ビッグエンタープライズでない組織への導入が増えています」(岡氏)

VDI環境に適したデバイスを選定するために

 このように、企業や組織の状況によって適したクライアントは異なる。日本HPではVDIのクライアントで活躍するマシンの選択肢として、Windows 10を搭載した「HP ProBook 635 Aero G7」と、Chrome OSを搭載した「HP Pro c645 Chromebook Enterprise」という機種を用意している。

 HP ProBook 635 Aero G7は最大6個の強力な「Zen 2」コアを搭載したAMD Ryzen™ 4000 U シリーズ モバイル・プロセッサーを搭載。迅速かつ、より多くのタスクを実行できる。さらに電力効率の向上を目指した設計により、アイドルコンポーネントを即座に低消費電力設定に変更するなど、状態に合わせて最適な消費電力を選択できる。メモリやストレージはリモート環境で使うには余裕がある構成で、高速で安定性に優れる最新のWi-Fi 6規格にも対応している。

Windows 10を搭載した「HP ProBook 635 Aero G7」

 岡氏によると、現在はオンライン会議ツールを使う機会が以前に比べて急増しているため、VDIのクライアントとは別にオンライン会議のアプリケーションを立ち上げて利用するといった用途も増えている。マシンスペックに余裕があれば、そういった状況にも対応しやすい。

 HP Pro c645 Chromebook EnterpriseはRyzen 3を搭載。Chrome OSはWindows OSよりも要求スペックが低く、マルチタスク処理に優れているため、クライアントマシンとして十分に活用できる。

Chrome OSを搭載する「HP Pro c645 Chromebook Enterprise」

 「Chromebookはとにかく人気ですね。文教系や中小企業だけでなく、スタートアップからの引き合いも多いです。自治体の中でも警察署、消防署などからの問い合わせが増えています」(岡氏)

 このように、日本HPはあらゆるニーズに対応できる製品を豊富に用意している。自社の用途に合わせたデバイスが必ず見つかるだろう。

VDI構築は状況やコストに応じて構成するのがベスト

 現在のようにテレワーク/リモートワークが当たり前になっている状況では、VDIの導入にメリットが大きいのは明らかだ。シネックスジャパンはユーザー企業に合わせた適切なパッケージを選定、導入できる他、導入後もVDI環境の運用に必要な技術トレーニングを手掛ける。さらにトラブルのアラート対応も請け負える。一口にVDI構築といっても、そのソリューションは多岐にわたるので、専門家によるアドバイスは心強い。

 自社にとってどのような環境、デバイスが適しているのか。従業員のリモートアクセス環境を改善したいと考えているなら、シネックスジャパンと日本HPに相談してみてはいかがだろうか。

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提供:シネックスジャパン株式会社、株式会社 日本HP
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2021年8月6日