「ミニ茶運び人形」が付録の「大人の科学マガジン」復刻　今回は洋服も付く

» 2021年08月19日 13時32分公開

[ITmedia]

　学研プラスは8月19日、江戸時代のからくり人形「茶運び人形」の組み立てキットを付録にした科学雑誌「大人の科学マガジンミニ茶運び人形」（2007年発行）の復刻を発表した。12日から3278円（税込）で販売している。

「大人の科学マガジン BESTSELECTION 04 からくりロボットミニ茶運び人形」

　江戸時代に作られた茶運び人形とほぼ同じ機構を搭載した全高130mmのミニ人形が作れる。冊子ではイラスト付きで組み立て方を解説。慣れていない人でも30分ほどで完成するという。紙製の着物と前回はなかった洋服も付く。

　完成した人形は、お盆に茶碗を載せると前方にカタカタと歩き出し、客人の前でお辞儀。茶碗を取ると停止し、空になった茶碗をお盆に戻すと旋回して元の位置に戻る。動力はゼンマイ。

　茶運び人形は、200年以上前に出版された日本最古の機械設計書とされる「機巧図彙」に記されたからくり人形。時計の調速機構を応用したテンプ、回転運動を複雑な動きに変換するカムなど、当時最先端の科学技術が詰まっている。

キット内容

人形用の紙製着物と洋服が付いている

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