災害に備えてAnkerのポータブル電源を 陸前高田市に聞く「被災時、電気がなくて困ったこと」

» 2021年09月01日 10時00分 公開
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 日本は災害大国だ。消防庁の災害情報一覧を見ると、2021年に入ってから起きた規模の大きい災害は10件以上。内容は大雪、地震、火山の噴火、豪雨、台風など多岐にわたる。テレビや新聞では毎月のようにそれらの自然災害の様子が報道される。

 被災地では避難所や自宅での避難生活を余儀なくされることもある。そんな被災自治体を支援するため、各自治体や支援団体などから食料や水などの支援物資が送られるのだが、支援が難しいものもある。それが電気だ。

photo 岩手県陸前高田市の中村吉雄さん(防災局防災課長)

 「電気がないと何もできない」

 そう語るのは岩手県陸前高田市で防災課長を務める中村吉雄さんだ。

 スマートフォンの充電が切れてしまえば、災害の状況を確認できないだけでなく、自分が生きているのかさえ家族や知人に伝えられない。災害時における情報伝達手段の基礎に電気がある以上、停電すれば多くの活動が制限される。

 そこで重要なのが被災時に向けた電気の備蓄だ。自治体や企業であれば非常用電源の確保、各家庭では小型の充電器を用意しておくなどの対策が考えられる。

 家庭で簡単に用意できるのはモバイルバッテリーだ。スマホやタブレットの電源として活用すれば、情報収集や連絡においては心強い味方になるだろう。しかし、あくまで充電できるのは小型の電子機器に限られてしまうことが多い。

 そこで有効なのがAnker(アンカー)のポータブル電源「Anker PowerHouse ll」(パワーハウスツー)シリーズだ。これはモバイルバッテリーに比べてバッテリー容量が大きく、USBポートだけではなく家庭のコンセントと同様に使えるACポートなどを搭載しているため、照明やテレビ、扇風機、電気毛布などの小型家電を長時間動かし続けられる。

大容量でコンセントもつなげるAnkerのポータブル電源

 米Google出身の技術者が12年に立ち上げた「Anker」は、今や“充電”のグローバル・リーディングブランドと言える規模に成長した。高品質と低価格の両立を目指して開発されたモバイルバッテリーや充電器はECサイトを中心に人気を集めている。

photo Amazon.co.jpの携帯電話・スマートフォン用充電器・チャージャーの売れ筋ランキング(8月18日時点)で上位を独占している

 そんなAnkerは家庭用のポータブル電源も手掛けている。例えば「Anker PowerHouse ll 800」は、バッテリー容量が一般的なモバイルバッテリーの20倍以上あるが、本体サイズはポータブル電源の中でも比較的コンパクトで重さも約8.3kg。気軽に持ち運べる設計になっている。

photo Ankerのポータブル電源「PowerHouse ll 800」

 給電用のポートは、いわゆるコンセント(ACポート)が2口、シガーソケットが1口、USB Type-Aが4口、USB Type-Cが2口。最大11台の機器を複数同時につないで充電や給電できる。例えば、スマホを複数台充電しながら、扇風機や電気毛布などの冷暖房機器を動かすといった使い方ができる。

 真夏や真冬に災害が起きて停電すると、空調機が使えなくなることで熱中症や低体温症などの二次被害が起きる可能性がある。PowerHouse ll 800のバッテリー容量は約800Whで、扇風機を約19時間、電気毛布を約11時間動かせる。長時間稼働し続けられるのが大容量たる強みだ。

photo 一般的な扇風機をACポートにつなげられる
photo 本体の液晶パネルには「あと何時間使えるか」を表示し「いつ使えなくなるか分からない!」というストレスを減らせる

 夜間の照明も懐中電灯やスマホのライトでしのぐ状況から脱して、より明るいフロアライトなどを長時間点けていられる。これだけで安心感がかなり違う。

 さらにポータブル電源と組み合わせて使うと便利なのが「ソーラーチャージャー」だ。これはいわば“持ち運べるソーラーパネル”で、ポータブル電源に接続すれば太陽光でバッテリーを充電できる。

photo Ankerの「PowerSolar 3-Port 100W」 広げると1mを超える大型のパネルになるが、折りたためばビジネスバッグ大まで小さくなる

 AnkerのPowerHouse llシリーズはバッテリー残量を「残り○○時間」と明確な残り時間で示す機能があるため「いつバッテリーが切れるか分からない!」というストレスはかなり少ない。しかし、大容量バッテリーとはいえ被災が長引けば残量が尽きてしまうこともあるだろう。緊急時は電気の切れ目が命の切れ目になりかねない。

 このソーラーチャージャーを活用することで、日中の時間帯にポータブル電源自体を充電しておくことが可能になる。単体で電気を生み出して蓄えられる仕組みを整えておくことは、ポータブル電源を用意する以上に心の余裕が生まれるはずだ。ぜひ一緒にそろえておきたいところだ。

photo PowerSolar 3-Port 100Wは最大出力が100Wと高出力で、ポータブル電源の充電にも使える

情報のやりとりができるかどうかが命に直結

 では、被災時を想定したとき、ポータブル電源やソーラーチャージャーの有無でどのような違いが出るのか。

 陸前高田市は11年の東日本大震災で、大規模と言ってもまだ言葉が余るような災害を経験した。中村さんは当時の経験を生かし、16年の熊本地震や19年の九州北部豪雨などの際に被災地支援のため現地入り。避難所での物資支援や災害対策本部でのアドバイスなどを行ってきた。

 そんな中村さんが感じているのが情報伝達の重要性だ。

 「私たちは日頃、何も気にせず電気を使っていますが、被災時には電気が生命線になると言っても過言ではありません。特に不自由するのは情報伝達です」(中村さん)

 停電中、家電が動かないのはもちろんだが、スマホも充電が切れてしまえば動かなくなる。今ではスマホもすっかり浸透し、日常のちょっとした困りごとはスマホ1台で解決できる。その分、充電が切れてスマホが使えなくなると何もできなくなってしまい、情報の伝達にさえ支障を来す。

 明日の天気はどうなのか、どこの避難所に行けばいいのかといった情報を得られなければ、適切な避難行動がとれずに命を落とすことも十分あり得る。高齢者の場合、自治体からの情報よりも、遠方に住む家族からの連絡がきっかけで避難することもあるため、スマホが使えないと孤立してしまう可能性もある。

 情報発信ができないと心の安定が崩されることもある。中村さんによると、被災時、避難している人々は「自分たちが置かれている状況が本当に全国に知られているのか、自分たちだけが取り残されているのではないか」と孤独に感じてしまうという。

 そんなとき、モバイルバッテリー1個で足りるだろうか。場合によっては電力復旧まで何日もかかるかもしれない中で、生命線であるスマホに給電し続けられるかというと不安が大きい。PowerHouse ll 800であればスマホを最大で89回、4人家族の場合でも1人20回以上は充電できる(iPhone 8の場合)。ソーラーチャージャーがあればさらに充電回数を増やせる。

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 電気は治安の維持にも必要だという。停電などで街灯が消えると、住民の不安感が募るのはもちろん、どうしても治安が不安定になる。ポータブル電源を持つ家庭が増え、家庭に明かりがともれば不安解消と治安改善が期待できる。

電気を適切に使うための準備も

 ポータブル電源とソーラーチャージャーの適切な運用を被災時に行うためにも日頃の準備が必要だ。

 一つは定期的な充電。ポータブル電源も充電したまま放置していると自然放電してしまう。いざというときに使えるよう、数カ月に1度は充電状況を確認し、必要に応じて充電するのが重要だ。

photo しまったまま放置していると、自然放電でいざというときに使えない可能性も

 運用方法をあらかじめ考えておくのも備えになる。ポータブル電源はバッテリー容量が大きいが、冷蔵庫やエアコンを24時間動かせるわけではない。被災時には優先度を決めて電気を有効活用しないと大事な電気を無駄づかいしてしまう。

 日頃から被災時を想定して「連絡手段を確保するためスマホは常に使える状態に」「夏場は扇風機、冬場は電気毛布を優先」など、基準を定めておけば、いざというときに迷わずにすむ。

 「これだけあれば大丈夫という量の電源を集めるのは難しい。集められるだけ集めて優先度を考えるのも重要です」(中村さん)

Ankerと自治体との連携も

 陸前高田市は19年12月に、アンカー・ジャパンと「災害時における物資供給に関する協定」を結び、市が用意している非常用電源などの対策に加えてポータブル電源やソーラーチャージャーの確保を図っている。その上で、防災訓練などで使い方を周知。いざというときに備える。

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 中村さんは加えて「各家庭でポータブル電源を用意しているのが理想的です」と話す。電源は多ければ多いほどよく、また各家庭が持つことで、行政側が持つ電気の節約や再配分が可能になる。

 「陸前高田市は電気を失って大変な思いをしました。東日本大震災では電力を安定的に確保できるようになるまで半年かかりました。その間、冷蔵庫もテレビもエアコンも使えなかったのです。電気は被災時に生活を維持するための生命線。できる限りの電源確保を心掛けてください」(中村さん)

Anker PowerHouse ll 800

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サイズ:約300(幅)×185(奥行き)×204(高さ)mm

重さ:約8.3kg

入力

DC:11-28V=10A(合計最大120W)

USB Type-C:5V=3A/9V=3A/15V=3A/20V=3A

(各ポート最大60W/2ポート合計最大120W)

合計最大入力:240W

出力

AC:110V〜4.54A、50/60Hz、500W

(2ポート合計最大500W/瞬間最大1000W)

USB Type-A:5V=6A(各ポート最大12W/4ポート合計最大30W)

USB Type-C:5V=3A/9V=3A/15V=3A/20V=3A

(各ポート最大60W/2ポート合計最大120W)

シガーソケット+5.5mm DC:12V=10A(合計最大120W)

合計最大出力:770W

バッテリー容量

216000mAh/778Wh

キャンペーン

10%(7480円分)OFFのクーポンコード配布中! 9月14日午後11時まで!

クーポンコード:ITmediaAnker

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Anker PowerSolar 3-Port 100W

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格納時サイズ:約525(幅)×470(奥行き)×85(高さ)mm

展開時サイズ:約1446(幅)×525(奥行き)×45(高さ)mm

重さ:5.0kg

出力

DC出力:18V=5.55A(100W Max)

USB Type-A出力:5V=2.4A

USB Type-C出力:5V=3A

合計最大出力:100W

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先着200個限定! 5000円分のAmazonポイント付与キャンペーン実施中!

さらに、PowerHouse ll 800とPowerSolar 3-Port 100WをAmazonで同時購入すると、PowerSolar 3-Port 100Wの5%分の価格(1490円)が割引になります。

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提供:アンカー・ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2021年9月10日