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» 2022年01月11日 10時00分 公開

導入費用や運用が負担――“オンプレ”の課題を解決 JECC/シスコのクラウドライクな「オンプレミスIaaS」とは?

[PR/ITmedia]
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 企業の業務システムにクラウドサービスを活用する波が押し寄せている。しかし、オンプレミスから移行できないアプリケーションもまだ多い。クラウドへ移行したものの、パフォーマンスやコストの問題でオンプレミスに戻したというケースもある。クラウドサービスとオンプレミスの利点を把握して、双方をハイブリッドに使いこなしていくことが肝要だ。

 とはいえ、オンプレミスは導入コストや維持費など総合的な負荷の高さが課題になることもある。IT技術が日々進化して、企業を取り巻く環境が激しく移り変わる時代において、数年先を見据えてインフラを準備することは難しく、リスクの高い投資になってしまうことは否めない。

 オンプレミスのメリットを生かしながら、クラウドのメリットも享受できるシステムがあれば理想的だ――。これをかなえるために動き出したのが、これまでハードウェア事業を手堅く広げてきたシスコシステムズだ。同社はIT分野でのリース/レンタル事業を中心に手掛けるJECCと協業し、オンプレミスのプライベートクラウド環境を導入からメンテナンスまでまとめて提供する「Cisco オンプレミス IaaS」を実現した。

 JECCとシスコシステムズが新しく提供を始めたこのCisco オンプレミス IaaSの名前には、オンプレミスとクラウドサービスであるIaaS(Infrastructure as a Service)の両方が入っている。一体どのようなものなのだろうか。

初期費用ゼロ、使った分だけ払うオンプレミス型サービス

 Cisco オンプレミス IaaSは、JECCがシスコシステムズのクラウド基盤をユーザー企業のデータセンターに構築し、運用・保守サービスを含めて総合的にバックアップして提供するサービスだ。ネットワークやサーバ、ストレージ、ソフトウェアの構築は全て利用料に含まれているため、初期費用が一切かからない。メモリ利用量に応じた従量課金制のため、使った分だけ支払う柔軟な運用が可能だ。

photo JECCの水谷真さん(取締役 営業統括副本部長)

 「人気のポイントはシンプルさです。Cisco オンプレミス IaaSは、技術的にはオンプレミスシステムでありながら、導入時のコストを下げたサービスです。お支払いいただくのは毎月のメモリ使用分だけにし、使い続けやすいサービスを目指しました。初期費用はもちろん使途不明な追加料金もありません。パブリッククラウドとの競争力を強く意識し、サービス内容と利用料金の品質を追求しました」とJECCの水谷真さん(取締役 営業統括副本部長)はCisco オンプレミス IaaSを紹介した。

photo Cisco オンプレミス IaaSはメモリ利用量に応じて使った分だけ料金を支払う(クリックで拡大)

 クラウドが人気を博しているのは、従来型のCAPEX(設備投資)からOPEX(ランニングコスト)への転換を図れる点が大きい。Cisco オンプレミス IaaSは、従来のオンプレミスであれば大きくなっていたはずのCAPEXを削減し、シンプルな料金体系でOPEXを適正に管理できるというメリットがある。オンプレミスのプライベートクラウドをパブリッククラウドのように所有することなく利用できるサービスであり、上述した“理想的なシステム”といえる。

オンプレミスの課題は「初期コストの大きさ」

photo シスコシステムズの小久保依美さん(業務執行役員 クラウド インフラストラクチャ / ソフトウェア事業担当)

 今まで使っていたオンプレミスにはどのような課題があるのだろうか。「オンプレミスは初期コストが大きくなりがちで、これが投資のハードルとなっています。例えば5年後の使用データ量などを正確に見積もれたとしても、導入直後はオーバースペックで無駄が多く、需要の変化によっては足りなかったり多すぎたりしてしまいます」とシスコシステムズの小久保依美さん(業務執行役員 クラウド インフラストラクチャ / ソフトウェア事業担当)は説明する。

 5年後を見据えたオンプレミスシステムを導入しても、最初の数年はその20%や50%しか使わず投資が無駄になってしまうといったことが多々あるのだ。

 では、オンプレミスとクラウドのハイブリッド環境ではどうか。「ハイブリッド環境は多数のシステムを抱えることになるため、どうしても支払いもバラバラになってしまいます。結果的に非効率で、高コストになってしまうケースが多いのです」と小久保さん。

 オンプレミスシステムは運用負荷の高さも問題の一つだ。安全性や堅牢性というメリットを享受するには、適切な運用が必要になる。カスタマイズ性が高いシステムでも、それを使いこなせるエンジニアなど技術者がいてこそ実現できる要素だ。運用をベンダー任せにすることも可能ではあるが、コストが大きくなってしまう。こうした課題をCiscoオンプレミスIaaSなら解決できる。

強力なシスコのクラウド基盤を最新の状態で利用できる

 CiscoオンプレミスIaaSでは、ユーザー企業のデータセンターにサーバとコンピューティング機能を融合したハイパーコンバージドインフラ(HCI)の「Cisco HyperFlex」とネットワークスイッチ「Cisco Nexus」を設置して仮想化基盤を構築。これらをクラウド運用基盤「Cisco Intersight」でまとめて管理することで、プライベートクラウド環境として使う構成を採用している。

photo Cisco オンプレミス IaaSの概要(クリックで拡大)

 Cisco HyperFlexとCisco Nexusの組み合わせは、シンプルに効率よくクラウド基盤を構成して仮想化を実現し、優れたパフォーマンスを発揮するソリューションだ。中小規模向けの小さな構成から、大規模向けのデータセンタークラスまで、幅広いニーズに応えられるインフラとして定評がある。

 一般的なHCIは通常のノードのほかに管理用サーバを準備する必要があるが、Cisco Intersightはクラウド型の管理システムであり、HCIノード以外にサーバは必要ない。インターネットを介するため設置場所の問題もなく、複数のHCI/データセンター/クラウド環境を合理的かつ統合的に管理できるというメリットは大きい。Cisco Intersightの利用料金にはリソース監視やユーザーの運用支援、シスコ保守サービス(TAC)も含まれており、メンテナンス性も高い。

photo シスコシステムズの田中孝幸さん(シニアプロダクトセールススペシャリスト)

 「オンプレミスのデメリットは、環境が変化しても容易にリソースを増減できないという点です。Cisco オンプレミス IaaSは、将来的にノードを追加する必要に迫られたら、拡張作業を私たちが代行します。このサービスでは製品を提供するだけでなく、導入から保守、バージョンアップも一つのパッケージとして提供しているので、サポート体制も安心していただけます。追加の作業費やハードウェア費用などは不要で、ノード追加後もそれまで通り利用した分だけ支払う料金形態は変わりません。毎月のメモリ利用量はIntersightのデータで確認できるので、将来のコストを予測しやすいという点もメリットです」――こう話すのはシスコシステムズの田中孝幸さん(シニアプロダクトセールススペシャリスト)。

 クラウドライクな面として、将来的なアップデートがサポートされている点も強調したい。つまり、技術の発展で新しい機能が登場したときにも、アップデート作業をメーカーサービスのプロフェッショナルに任せて、安全かつ素早く利用を続けられる。常に最新の技術と環境を利用できるのがクラウドの利点の一つだとすれば、Cisco オンプレミス IaaSも引けを取らないということだ。シスコシステムズは、運用支援も技術革新などに合わせて拡充していくことを計画している。

柔軟性と拡張性に富んだクラウドライクなCisco オンプレミス IaaS

 クラウドが浸透したことで、ITインフラを所有せずに利用したいというニーズが急上昇している。一方でオンプレミスを必要とする組織は、重要なデータやシステムをクラウドサービスに預けることは難しく、インフラを所有するしかなかった。新しく登場したCisco オンプレミス IaaSはこの課題を解決できるサービスだ。このサービスを導入することで「柔軟性と拡張性に富んだモダンなオンプレミス」という仕組みを実現できる点は、多くの企業のメリットになる。

photo シスコシステムズの竹内太郎さん(執行役員 キャピタル事業 兼 シスコシステムズキャピタル 代表取締役社長)

 「シスコシステムズにとって、自社製品のサービス(as a Service)化は重要な課題の一つでした」と語るのはシスコシステムズの竹内太郎さん(執行役員 キャピタル事業 兼 シスコシステムズキャピタル 代表取締役社長)だ。「ITとファイナンス事業の双方に強いJECCとタッグを組んだことで、パブリックサービスにも勝るとも劣らないCisco オンプレミス IaaSを開発できたと実感しています」

 さらにJECCは厳しい予算管理やシステムの安全性が求められる公共事業の領域でも経験豊富だといい、竹内さんはシスコシステムズが地方自治体や公共団体のIT活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する上でも強力なパートナーになると信頼感を表した。

 加えて竹内さんは、シスコシステムズの販売パートナーやソリューションパートナーにとっても、Cisco オンプレミス IaaSは将来性のあるサービスだと強調する。例えば自社ユーザーへクラウドサービスを提供したいとき、自ら基盤を構築、運用することなく独自のアプリケーション開発や運用、保守サービスに専念できるからだ。

 シスコシステムズは、Cisco オンプレミス IaaSをあらゆる組織に最新のITを届けられるサービスとして、JECCと共に機能や支援の拡充を目指す。クラウドを使いたいがオンプレミスでしか運用できないシステムがある、しかしオンプレミスは導入コストや維持管理の負担が大きい――こんな課題を抱えているならシスコシステムズやJECCに相談してみてはいかがだろうか。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2022年3月10日