最新ビジネスPCがハイブリッドワークの心強い味方に ハイエンドモデル「HP Elite Dragonfly G3」の実力は?

» 2022年09月27日 10時00分 公開
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 コロナ禍によりリモートワークが一気に普及したが、現在はリモートワーク一辺倒ではなくなってきている。自宅やオフィス、コワーキングスペースなど、複数の場所で仕事を行うハイブリッドワークという働き方が広がっている。

 こうした新しい働き方に対応するには、ビジネスの必需品であるPCもハイブリッドワークを意識して選ぶとよいだろう。さまざまな場所での使用が前提となるため、軽量かつ仕事がしやすい設計で、情報セキュリティ対策も必須条件となる。

 そこでおすすめのビジネスモバイルPCが、日本HPから登場するハイエンドモデル「HP Elite Dragonfly G3」(以下、Dragonfly G3)だ。場所や時間に縛られないハイブリッドワークを快適に行うために設計され、現在のPCに不満を持っているハイブリッドワーカーでも使いやすい仕様になっている。

 Dragonfly G3が持つどのような機能がハイブリッドワークに役立つのか。開発に携わった日本HPの岡宣明氏(パーソナルシステムズ事業統括クライアントビジネス本部プロダクトマネージャー)に話を伺い、同製品の魅力を探っていきたい。

photo 「HP Elite Dragonfly G3」

ハイブリッドワークでPCに求められる要件は?

 ハイブリッドワークはオフィスワークとリモートワークの“いいとこ取り”といえ、業務効率を下げることなく、ビジネスパーソンのワークライフバランスを改善できる働き方である。

 ではハイブリッドワークを快適に行うには、具体的にどのような要件がPCに求められるだろうか。下記にリストアップしてみた。

  • 軽量でスタイリッシュなボディー
  • ディスプレイの見やすさや作業のしやすさ
  • コミュニケーションの快適さ
  • バッテリーによる長時間駆動
  • 情報セキュリティ対策

 日本HPから登場するDragonfly G3はこれらの要件を全て満たし、まさに今後の時流を見据えたモバイルPCといえる。どのような特徴なのか順番に見ていこう。

重さ1kg以下*で持ち運びラクラク 見栄えもするボディー

 ハイブリッドワークで使うPCで必須となるのが、気軽に持ち運んで使える携帯性だ。HP Elite Dragonflyシリーズは2019年に登場した初代から、今回のDragonfly G3まで一貫して最軽量モデルで1kg以下*という、業界トップクラスの軽さを実現している。Dragonfly G3は厚さも1.64cmと薄く、ビジネスバッグなどへの収まりもよい。

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photo 厚さは1.64cmと薄型のボディー
photo 日本HPの岡宣明氏(パーソナルシステムズ事業統括クライアントビジネス本部プロダクトマネージャー)

 岡氏によると、重さ1kg以下*のHP Elite Dragonflyシリーズのコンセプトには、日本のユーザーからの要望が強く反映されているとのことだ。

 「日本のお客さまは、とにかく軽いモデルを好むというニーズがあります。もう10年以上もの長い間、日本からグローバルチームに『軽くて頑丈な製品が必要だ』と言い続け、やっと実現したシリーズなのです。そうした意味では日本市場を意識して作った製品ですが、今ではHPのビジネス向けモバイルPCのフラッグシップとして確固たる地位を得ています」

 またDragonfly G3ではボディーの設計を歴代のシリーズから一新。ディスプレイが360度回転する2in1コンバーチブルからノート型のクラムシェルとなり、新しい「Slate Blue」カラーを採用した。素材には軽量で丈夫なマグネシウム合金を採用し、精密なダイヤモンドカット加工により、どこで使っても馴染む上質でスタイリッシュな雰囲気を醸している。美しい外観は所有する喜び、使う喜びをかき立ててくれるだろう。

 しかしいくらボディーが軽く持ち運びしやすくても、きゃしゃで壊れやすいのでは意味がない。日本HPのビジネスPCは机の上からの落下や満員電車の圧力、温度の高低差など、12万時間以上にも及ぶ独自の厳格なテストをクリアしているだけでなく、米軍調達基準であるMIL-STD-810Hにも準拠しているので、堅牢性も折り紙付きだ。

薄型コンパクトながら、液晶の縦解像度は200ドット向上

 Dragonfly G3で進化した点で特に大きいのが、液晶の解像度とアスペクト比が変わったたことだ。ハイブリッドワークでは、液晶の大きさや見やすさは非常に重要である。これまでのHP Elite Dragonflyシリーズでは13.3型フルHD液晶(解像度は1920×1080ドット)を搭載していたが、Dragonfly G3では縦方向の解像度がフルHDよりも200ドット向上した13.5型液晶を搭載している。解像度は1920×1280ドットで、アスペクト比は3:2となる。

 Webページや日本語の文書などは縦長にデザインされていることが多いが、従来のアスペクト比16:9のフルHD液晶では縦解像度が足りず、何度も下にスクロールしないと全体を閲覧できないケースが多かった。Dragonfly G3なら縦解像度が約15%高くなっているので必要なスクロール回数が減り、より快適に画面を閲覧できる。ExcelやWordなどのオフィス系アプリケーションを使う際も、作業領域が広くなるので業務効率も向上する。

 液晶の拡大にあわせてタッチパッドも大型化し、従来比で約34%大きくなっている。タッチパッドが大きくなったことで操作性も向上し、細かな作業もしやすくなるだろう。

photo 画面が縦方向に拡大し、13.5インチに

 最近はアスペクト比16:10の1920×1200ドット液晶を搭載するノートPCも増えてきたが、より縦が長いアスペクト比3:2の1920×1280ドット液晶を搭載したDragonfly G3は、さらに一歩先を行く製品といえる。もちろん輝度や発色も優れており、視認性も申し分ない設計だ。

場所を選ばない快適なコミュニケーション

 ハイブリッドワークで欠かせないのが、ZoomやMicrosoft Teamsなどを利用したWeb会議である。Web会議を快適に行うために重要なポイントが、内蔵カメラの画質とマイク、スピーカーの音質だ。Web会議ではお互いの表情を確認しながら話を進めることが大切だが、内蔵カメラの画質が悪ければ、当然相手の画面に映る自分の顔の画質も悪くなってしまう。円滑にWeb会議を進めるためにも、内蔵カメラは高画質であることが望ましい。

 以前のHP Elite Dragonflyシリーズでは、120万画素カメラを内蔵していた。Dragonfly G3では内蔵カメラの画素数が一気に約5倍の500万画素になり、高精細な映像を送れるようになった。

photo 120万→500万画素になった内蔵カメラ

 また逆光のような明暗差が大きなシーンでも露出オーバーを回避し、背景と対象の明度とコントラストのバランスを適切に調整する「Backlight WDR」や、周囲の明るさを自動検知して暗い部屋でも顔を自然に明るく写す「HP Appearance Filter」を搭載し、周囲がどんな状況でも見やすい映像に調整してくれる点も便利だ。

photo 周りが暗くても顔が明るくなるように調整

 さらに人物を常に追いかけ、上半身や顔などを自動的にフレームに収まるようにトリミングする「HP Auto Frame」により、机や椅子から離れても顔を見せながらコミュニケーションすることも可能だ。

photo 机や椅子から離れても顔の画面が写る

 そしてWeb会議を行う際に内蔵カメラの画質と並んで重要になるのが、マイクやスピーカーの音質だ。お互いのマイクの音質が悪く、声が聞き取りにくいとWeb会議の快適さが大きく損なわれてしまう。

 Dragonfly G3は高音質の360度全方位マイクを搭載。「HP Dynamic Voice Leveling」と呼ばれる、本体から3m以内の範囲で集音し音量を自動的に調整する機能で、マイクの近くでも遠くでも一定の音量でクリアな音声を集音できる。

 ディープラーニングを活用したAIベースのノイズキャンセリング機能も搭載し、双方向に周囲のノイズやキーボードの打鍵音などを低減できることもうれしい。周りが多少騒がしい場所でも快適にWeb会議を行える。

photo マイクから離れてもクリアな音声を集音

 サウンドの音質にもこだわり、4つのスピーカーと4つの独立アンプを搭載した「Bang & Olufsen」のオーディオを採用。Web会議でも映画鑑賞でもクリアで没入感のあるサウンドを楽しめる。

 内蔵カメラやサウンドの音質は、実際にユーザーから要望があったと岡氏は説明する。「『私の顔だけWeb会議で暗く見えているみたい』というクレームが過去にはありました。Web会議が普及したことで、PCの画質と音声に関してニーズやこだわりが非常に強くなってきていると感じます」

場所に縛られない働き方を支える長時間バッテリー

 ハイブリッドワークでは複数の場所で仕事をする機会が増えるため、思うように電源が取れない場所でもPCを長時間使えることが要求される。Dragonfly G3は最大約19.5時間と長時間のバッテリー駆動が可能だ。1日8時間フルで使っても丸2日分は稼働できるので、電源が取れない屋外や移動中でも安心して使える。

 急速充電に対応し、30分で約50%の充電が可能なことも高く評価できる。ファミレスや喫茶店などでの休憩時間や隙間時間に素早くバッテリーを充電できるので、ハイブリッドワーカーにはありがたい。

モバイルPCだからこそ重要なセキュリティ

 ハイブリッドワークでは、シェアオフィスをはじめ自宅とオフィス以外の場所で仕事をすることが多い。モバイルPCを持ち歩くことになるため、紛失や盗難、情報流出などへの備えは必須である。従業員以外の人間が画面をのぞき見ることがない、オフィスのデスクに設置したPCよりも高いセキュリティを要求される。

 日本HPのPCはセキュリティ機能についても他社の追随を許さないと、岡氏は力説する。「世界で最高レベルと言ってよいほどセキュアなPCだと思います。デフォルトでさまざまなセキュリティ機能を搭載しています。HPはドイツに専門のセキュリティ研究所を持ち、機能の開発を行っています」

 日本HPのビジネスPCは昔からセキュリティ機能が充実していることで定評があり、Dragonfly G3にも独自のセキュリティ機能を多数搭載している。「HP Sure View Reflect」は液晶の視野角を制限することで、斜め後ろに立っている人が画面をのぞき見ることを防ぐ機能だ。いわゆるプライバシーフィルターと同じような役割を果たす機能だが、プライバシーフィルターは物理的に液晶に装着して使うため、視野角を元に戻すには装着したプライバシーフィルターを外す必要があるが、HP Sure View Reflectは電子制御によって視野角を制限しているので、ファンクションキーを押すだけで機能のオンオフが可能だ。

photo ファンクションキーで画面のオンオフが可能(画像はオフの状態)

 Dragonfly G3には「HP Wolf Security for Business」と呼ばれる総合セキュリティ機能を搭載している。これは多くの機能から構成され、OSの各層で防御を行う多層防御によってマルウェアなどの脅威からPCを守る機能だ。その中の一つ「HP Sure Click」は、マイクロVMを利用して不正なWebサイトや添付ファイル経由のマルウェア感染からPCを守る機能だ。また「HP Sure Sense」は悪意のある実行ファイルに対する保護機能だ。ディープラーニングを利用し、既知のマルウェアだけでなく未知のマルウェアからもPCを保護できる。

 Dragonfly G3は500万画素の高画素カメラを搭載しているが、世の中にはユーザーに気付かれずに搭載カメラの映像を外部に配信するマルウェアも存在する。そうしたマルウェアに社内や自宅などをのぞかれることを防ぐ機能として、「HP Sure Shutter」を搭載している。HP Sure Shutterは電子制御で、OS起動の有無を問わずキーボードのボタン1つでカメラのシャッターを開閉できる。Windows Hello対応のIRカメラも備え、顔認証によるログオンも可能だ。

photo ボタン1つでカメラのシャッターを開閉

 このようにDragonfly G3はセキュリティ機能が非常に充実しており、ハイブリッドワークを安全かつ快適に行える。

ハイブリッドワークの機動性を失わない

 Dragonfly G3は日本HPがこれまで培ってきた技術を惜しげもなく注ぎ込んだ、ハイエンドモバイルPCであり、場所に縛られずにハイブリッドワークを快適に行いたいというユーザーの要望にしっかり応えてくれる製品だ。携帯性と堅牢性、コミュニケーション機能、セキュリティ機能の全てを高いレベルで満たしている。

 加えて、CPUとして最新の「第12世代インテル® Core プロセッサー・ファミリー」を搭載する。オフィスアプリケーションを前提としたベンチマークソフトの計測では、前世代と比べて14〜27%の高速化、Webブラウジングは17%の高速化を達成した。資料作成といった日常業務はもちろん、動画編集などの比較的負荷の高い作業もストレスなく行える。

 Dragonfly G3は、ハイブリッドワークで利用するためのPCとしての完成度は非常に高い。これまで使っていたモバイルPCに不満がある人も、本製品ならきっと満足できるだろう。

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