GIGAスクール構想により、児童生徒が1人1台のデジタル端末を持つようになった。しかし地域や学校ごとにICTの活用に差があり、ICT教育で目を見張る成果を上げているケースは少ない。教育現場は端末の「導入」から「活用」の段階に入り、どのように新しい学びにつなげていくか問われている。
こうした課題解決に役立ちそうなオンラインイベントが、Skyが主催する「Sky Technology Fair Virtual 2022」(11月7日〜12月16日)だ。5th Weekの「ICTが導く教育の未来」(12月5〜9日)では、3人の専門家が学校現場におけるICT活用の現状や展望、授業での端末の活用方法などを講演する。
放送大学の中川一史教授は「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実とICT」をテーマに、教育現場がどのように学びの未来を想定し、端末を活用していけば良いかを解説する。
京都精華大学の鹿野利春教授は「高等学校1人1台端末活用 情報社会に主体的に参画するための資質・能力の育成」とし、高等学校でのICT活用の在り方を具体例とともに説明する。
茨城大学の小林祐紀准教授は「ICT活用を通じて授業改善を実現するために ICT活用の先にあるものを見通して」と題し、ICTを活用し従来の教師主導型から学習者中心の授業へ移行できるか、事例やポイントを講演する。
児童生徒の学びの質を高めるために、どのようにICTを活用できるか。興味や関心があったら参加してみてはいかがだろうか。
1人1台端末の整備は進みましたが、教育現場では対応に苦労した経験や、ICTに忌避感を持つ人も少なくありません。講演ではこうした現場の声に寄り添い、ICT活用のノウハウを伝授します。教職員はもちろん、教育委員会、自治体の教育事業担当者など、学校教育に携わる人には注目です。
学校でのICT活用以外にも、モビリティ、セキュリティ、営業のテーマごとに豪華ゲストが登壇予定。IT領域に携わるビジネスパーソン必見のイベントです。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2022年11月29日