　楽天モバイルは1月30日、法人向けモバイル通信サービス「楽天モバイル法人プラン」の提供を開始したと発表した。専用アプリ「Rakuten Link Office」を使えば、国内通話かけ放題（一部対象外番号あり）、SMSが無料で利用可能になる。海外でも、国内への通話とSMSが無料だ。料金は月額2178円から。

「楽天モバイル法人プラン」

　プランは3つ用意する。データ通信量が3GBのプランが最安で月額2178円。そのうち楽天回線外で通信サービスを提供するパートナーエリアは月1GB、海外も月1GBまで利用可能。5GBプランは月額2618円（パートナー2GB、海外1.5GB）30GBプランは月額3058円（パートナー5GB、海外2GB）となる。30GBは、リモートワークでのテザリングやWebミーティングでの利用などを想定している。

料金は3種類

　契約状況の確認については、契約者専用Webサイト「my 楽天モバイル Office」にアクセスすることで、請求書のダウンロード、通話やデータ利用量の確認、契約プランの変更やオプション追加などを一括で管理可能という。

楽天モバイル、工事不要でネットが使える「5Gホームルーター」投入　データ無制限で月額3685円
楽天モバイルは、ホームルーター市場に参入したと発表した。5Gホームルーター専用料金プラン「Rakuten Turbo」、対応製品「Rakuten Turbo 5G」の提供を順次開始する。
「楽天モバイル郵便局店」約200店舗閉鎖へ　4月末までに　今後はチラシを設置
楽天モバイルは、全国の郵便局内に設置していた「楽天モバイル郵便局店」を4月末までに約200店舗閉店すると明らかにした。
2つの“衝撃”をもたらした「楽天モバイル」の2022年　来年が真の正念場に
KDDIの通信障害や円安によるiPhoneの値上げなど、波乱が相次いだ2022年の携帯電話業界。だが年間を通して注目され続けたのはやはり楽天モバイルであり、2022年は同社を巡って2つの衝撃的なニュースがあった。
“圧勝”の楽天モバイル、“虎の子”奪われる携帯3社　波乱となった「プラチナバンド再割り当て」
携帯4社の中で楽天モバイルだけが保有していない、いわゆる「プラチナバンド」。その再割り当てに関する議論が総務省で進められていたが、大荒れの議論の末に出た報告書案では、楽天モバイルの意見がほぼ全面的に反映される結果となった。なぜ楽天モバイルが圧倒的に有利な結論が出るに至ったのだろうか。