「自社のセキュリティ対策が不安」「現場の作業効率に課題」――そんな方は必見！ オンラインイベント「dynabook Days」を徹底解剖

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　Dynabook社が主催する無料のオンラインイベント「dynabook Days」が3月31日まで開催中だ。イベントのテーマは「セキュリティと環境調和で選ぶならDynabook」。サイバーセキュリティの新基準であるNISTガイドラインに準拠し、環境調和にも配慮したPCラインアップの他、IoTやAIを駆使して生産性の向上やセキュリティ対策を実現するソリューションの展示、スペシャルゲストが講演するセミナーなど盛りだくさんなコンテンツを用意する。

　dynabook Daysは社会全体が変革の時代を迎える中、企業や組織のビジネスを新しいステージへ導くIT情報を提供するイベントである。具体的に一体どのような内容なのか見どころを紹介していきたい。

無料のオンラインイベント「dynabook Days」。Webサイトから参加できる

変革の時代……求められるIT環境のアップデート

　数年前から官民挙げて取り組まれている企業のDXや働き方改革はコロナ禍という予期せぬ要因もあり、2021年以降急速に進んでいる。テレワークやハイブリッドワークが当たり前となった結果、VPNなどの脆弱性を狙った、より巧妙なサイバー攻撃も増加している。

　ビジネスの現場では、作業効率や生産性の向上に課題を感じている企業もいまだに少なくない。さらに昨今は、SDGsやESGといった言葉を耳にする機会も増え、企業活動で環境対策や社会的な責任が問われるなど、社会全体が大きな変革の時を迎えているといえよう。

　企業がそうした変化に対応する際のポイントの一つとなるのが、IT環境の見直しやアップデートである。社会情勢やワークスタイルの変化にあわせ、IT環境にも適切に投資していかなければ、変化に対応しきれずに経営や業績に影響を及ぼすからだ。

　Dynabook社が主催するオンラインイベントのdynabook Daysは、こうした企業を取り巻く課題を解決するヒントやノウハウを知ることができる。

「dynabook Days」の見どころを一挙紹介！

　イベントでは若新雄純氏（NEWYOUTH代表取締役）のスペシャルセミナーを開催する他、Dynabook社が提供するサービスやソリューション、Dynabook社ならではのコンテンツなど、企業のIT担当者はもちろん、ITに興味・関心を持つ人に役立つコンテンツが勢ぞろいしている。

　それではdynabook Daysの見どころを一挙に紹介しよう。ただし非常に多くのコンテンツがあるため、ここではその中から特に注目したいコンテンツを中心に紹介する。

（1）若新雄純氏のスペシャルセミナー

　まず紹介したいのが、若新氏が語るスペシャルセミナーである。若新氏は常に新しい発想を生み出し続けるプロデューサーとして名高い人物だ。コミュニケーションやライフデザイン、サイバーセキュリティについての造詣も深い。スペシャルセミナーは4つのテーマごとに若新氏が語るという形式で、4つのセッションを公開している。

セッション1：「世界が注目するサイバーセキュリティ」

　ゼロトラストやグローバルで採用が進むNISTのセキュリティガイドラインについて、企業が取るべき対策を解説する。

セッション2：「未来永続的に、より良い環境をつくるには？」

　電子機器製品が環境に配慮されていることを示す認証制度「EPEAT」の解説と重要性に迫る。

セッション3：「これからの時代に必要なデバイスとは？」

　大学教授、会社経営、TV出演など移動や打ち合わせが多い若新氏。仕事で使うデバイスに求めるもの、その思いについて語る。

セッション4：「Z世代が大切にしているものは何？」

　ITの進化と共にコミュニケーションの在り方も変化してきた現代。ITリテラシーが高く、多様性を尊重するZ世代の思考やこだわり、協業するポイントなどを解説する。

若新雄純氏のスペシャルセミナー（クリックして拡大）

（2）業務課題の解決につながるサービスやソリューション

　次に取り上げるのがサイバーセキュリティ、PC運用など、ビジネスパーソンが日々の業務で感じる課題や悩みを解決するサービスやソリューションの紹介である。このコーナーでは5つのテーマごとに、コンテンツを提供している。

①セキュリティ

　リモート環境でも社内PCへ安全にアクセスできるUSBブート型シンクライアント「Virtual Connect」や、BitLockerクライアント管理などの機能を備えたPC情報漏えい対策ソリューション「SmartDE Cloud」「dynaCloud MDM powered by Optimal Biz」、インテルvProプラットフォームに加えてOS起動前へのサイバー攻撃もガードできる「Secured-core PC」、Microsoftのクラウドサービス構築支援を紹介。巧妙化するサイバー攻撃を企業はどう防げるか、見逃せないコンテンツが満載だ。

②オフィス業務改善

　セキュリティのテーマでも紹介している「Virtual Connect」「SmartDE Cloud」に加え、スマートデバイスのGPSを利用した位置情報による打刻も可能なクラウド管理勤怠システム「dynaCloud勤怠」、モバイルデバイスを一括管理する「dynaCloud MDM powered by Optimal Biz」などを、デモ動画や活用シーンなどを交え分かりやすく紹介。テレワークやハイブリッドワークを推進する企業にとって有益なコンテンツがそろっている。

③現場業務改善

　ハンズフリーで図面を見ながら作業ができる現場作業支援ソリューション「Vision DE Suite ベーシック」や、その上位版「Vision DE Suite プロフェッショナル」、製造や物流の現場で作業効率を上げるピッキング支援システム、ドライブレコーダー、アルコールチェック管理業務の負担を軽減するアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」、製品のIoT化を簡単に実現するIoT開発運用SaaS「WIZIoT」などの情報を提供。製造業や建築業のビジネスパーソンにとって見逃せないコンテンツだ。

④PC運用

　PC運用にかかる業務の負担を軽減できる「LCM運用サービス」やWindows 10搭載PCのユーザーデータをWindows 11搭載PCへ移行する「Windows 11移行・PCリプレース支援サービス」、不要なPCを買い取る「PC買取りサービス」について紹介。PC運用に携わる担当者の業務をサポートするサービスがそろっている。

⑤クラウド

　セキュリティのテーマでも登場するMicrosoftのクラウドサービス構築支援を紹介。クラウド移行や構築に興味のある参加者はのぞいてみると良いだろう。

（3）“Dynabook社ならでは”のおすすめコンテンツ

　最後に紹介するのが、ビジネスパーソンが抱える日常業務の課題に寄り添いサポートする、Dynabook社ならではの機能とサービスに関するコンテンツだ。ここでは4つのテーマごとに、ユーザーをしっかりサポートするDynabook社独自の技術やサービスを紹介している。

①dynabookエンパワーテクノロジー

　dynabookエンパワーテクノロジーとは、dynabookの高い性能を安定的に保ち続ける独自技術の総称だ。具体的な技術としては、強力なエアフローを生み出す、新開発の小型ダブルファンとダブルヒートパイプ、熱流体シミュレーション解析を活用した筐体内部の吸排気の流れの可視化、本体底面の横長のラバーフットによる排気口と吸気口間の空気の流れの遮断について紹介している。

　また、エンパーテクノロジーが実際のパフォーマンスに及ぼす効果として、エンパワーテクノロジー搭載機では非搭載機に比べて、3DMarkのスコアが最大約1.7倍も向上することを示している。エンパワーテクノロジーについては解説マンガも用意しているので、参加者が概要をつかみやすいのもポイントだ。

②LCM運用サービス

　PCのプロが運用管理を手伝ってくれるLCM運用サービスについては前述したが、こちらでも取り上げている。解説マンガも用意しているので、より分かりやすくサービスの概要を知れるだろう。

③AI不適合品検査システム／AI作業者動作検知システム

　AI不適合品検査システムは、検査対象の正誤状態をAIでモデル化した後、実際の検査対象を工業用カメラで写真撮影し、モデル化したデータと比較することで不適合品を検出するシステムだ。

　また、AI作業者動作検知システムは作業者の動作を同様にAIでモデル化し、ライン上での作業を撮影した動画と比較。順番通りに作業が行われているか、作業忘れがないかをチェックするシステムだ。これらを導入することで不適合品を検出し、後戻り作業を削減できるので、生産性が向上するだろう。

④使いやすいユーティリティー

　dynabook独自のユーザビリティや環境に配慮した「dynabookサービスステーション」「ecoユーティリティ」「USB Power Delivery」という3つのユーティリティーを紹介している。dynabookサービスステーションは、ハードウェアの診断機能とトラブルシューティング機能を提供するユーティリティーで、ユーザーはdynabookを安心して使うことができる。ecoユーティリティーは、電力需要の平準化に貢献するピークシフトやバッテリーの長寿命化に貢献するバッテリー充電モードなどの設定が可能だ。

お悩み別に解説マンガも用意

「これが知りたかった」が盛りだくさん

　ざっと紹介してきたが、いかがだっただろうか？　dynabook Daysは、ビジネスパーソンにとっての「これが知りたかった」という内容が盛りだくさんなイベントである。自宅や会社にいながら無料で視聴できる点も魅力だろう。自社のIT環境に課題を感じているのなら、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。きっと良い解決策が見つかるはずだ。