海外旅行をもっと気軽に! 「eSIM」で現地ネット環境をサッと準備、出発前に日本で設定 試して感じた“お手軽さ”

» 2023年06月13日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

 人生初の海外旅行に行きたい! おすすめの観光地はAIに聞いて、持ち物はインターネットで調べよう。あと欠かせないのが現代人のライフライン「データ通信環境」。これはどう用意すればいいんだろう?――海外旅行の経験ゼロの筆者が、旅行をしようと思い立ってすぐぶつかった壁です。

 現地で移動経路や観光案内を調べるにも、同行者と連絡を取り合うにも、ネットワーク環境が必須です。仕事や急用の連絡をするかもしれません。普段の通信契約のまま渡航先でローミングサービスを使って高額な請求を受け取るケースも耳にするため、準備は適切に進める必要があります。しかし、海外でのデータ通信手段に関する情報は少なく、検討が難しいのが現状です。

 そこで筆者は、海外旅行経験がある友人を頼りながら2種類の手段「ポケットWi-Fi」「海外用SIMサービス」を検討してみました。試したのは、台湾や欧米など日本人に人気の観光地に幅広く対応したSIMブランド「Holafly」です。今回はChatGPTを活用した旅程づくりから、ネット環境の用意まで準備の一部始終をお届けします。

photo データ通信環境の設定を試す様子

ねぇChatGPT、台湾の観光地でおすすめはどこ?

 初めての海外旅行、目的地は「台湾」。夜景や夜市も風情があり、料理も美味しいと人気があるようなのでぜひ行ってみたいですね。日本から近く、海外初心者でも楽しめると評判なので、筆者にうってつけです。

 まずは、台湾の観光地を調べて旅程を組み立ててみます。ChatGPTにおすすめの観光地を聞くため、海外旅行プランニング用の指示文(プロンプト)を作り、次のような要望を伝えてみました。

旅行の要望

  • 旅行の目的地:台湾
  • テーマ1:絶対に外せない定番の観光地
  • テーマ2:台湾ならではの雰囲気を味わえる観光地
  • テーマ3:きれいな夜景を楽しめる観光地
  • テーマ4:写真撮影に向いたスポット

※「観光地名」「おすすめ度(星1〜星5)」「紹介文」を含む表で回答する


 ChatGPTが提示した観光地は、台湾の高層ビル「台北101」や台北の「龍山寺」、趣ある景色が人気の「九份(きゅうふん)」、夕日が美しい「淡水」など。ポイントは押さえられているようです。

photo ChatGPTが出力した台湾のおすすめ観光地

 さらに、挙げてもらった観光地を基に、2泊3日の想定でChatGPTに旅程を組んでもらいました。1日目を抜粋すると下記の内容でした。午前8時に空港に到着したらホテルに荷物を預け、台北101→昼食→国立故宮博物院→夜市(士林夜市)を巡るルートを提案されました。地図サービスで検索してみると、地理的に近い場所を選んでいるので合理的なルートかと思います。

8:00 空港到着
到着後、ホテルへ移動し、荷物を預けてください。

10:00 台北101
台湾一の高さを誇るこのビルへ。展望台からは台北市の壮大なパノラマが広がります。

12:00 昼食
周辺には多数のレストランがあります。台湾の美味しい料理を楽しんでください。

14:00 国立故宮博物院
中国芸術と歴史の宝庫を探訪。見応えのある展示に圧倒されるでしょう。

18:00 夜市(士林夜市)
台湾の夜を満喫。地元のストリートフードとお土産に出会えます。

 最後に、持ち物を確認するためチェックリストをChatGPTに作ってもらいました。一部抜粋すると下記の通りです。かなり汎用的な印象は受けますが、最低限のものはそろっているようです。細かい部分は追加質問やネット検索すれば分かるでしょう。

1. 旅行書類
・パスポート:有効期限を確認し、忘れずに。
・現金とクレジットカード:両替した現地通貨と、緊急時用のクレジットカード。
・旅行保険の書類:念のため万が一の事態に備えて。
・ホテルの予約確認書類、フライト情報など。

(中略)

5. その他
・ガイドブックや地図:インターネットが使えない時のために。
(後略)

 こんな調子で、台湾旅行の予定を組み立てていきました。ChatGPTは優秀ですが誤情報が含まれていると困るので、旅行ガイドブックや台湾の観光サイトなどをチェックしながら“最高の台湾旅行”を計画していきます。

データ通信手段を検討 ポケットWi-Fi? SIMカード?

 さて、ChatGPTの回答の中で不安だったのが、持ち物リストにあった「ガイドブックや地図:インターネットが使えない時のために」です。地図の準備は大切ですが、SNSや検索などで使うネット環境がない状況を作りたくないというのが本音。そこで、台湾旅行時のデータ通信手段を考えてみました。

 選択肢は主に、通信キャリアが提供するローミングサービスを使う、SIMサービスを購入する、ポケットWi-Fiを借りる、公共のフリーWi-Fiにつなぐという4つがあります。ローミングサービスは高額になりやすい懸念点があり、フリーWi-Fiはセキュリティ面が心配。検討すべきはSIMサービスとポケットWi-Fiの2つに絞られました。

「eSIM」が便利 海外旅行の経験者に聞く“推しポイント”

 ここからは、海外旅行の経験が豊富な筆者の友人タカハシさんとヤマザキさんを頼りました。使い勝手などは実際のユーザーに聞くのが一番です。

筆者 2人は何度か海外旅行に行っているけど、データ通信環境はどうしていたの?

タカハシ 私は、ポケットWi-Fiも海外用SIMカードも両方使ったことがあるよ! ポケットWi-Fiを借りたときは1台のルーターに3人で接続していて、複数人で使えるし割り勘できるのがメリットだと感じたな。

ヤマザキ 複数人で使えるけど、全員同じ行動をする必要があるよね。買い物で別行動が難しいといった課題はあったかな。あと、割り勘しても料金は割高な印象だった。

タカハシ 分かる。それに充電とか持ち運びとかも何気に手間だよね。

ヤマザキ 海外だと窃盗が多いから、スマートフォンとポケットWi-Fiの両方に気を配って守るより、スマホに直接入れられる海外用SIMサービスのほうが気楽だったかな。

筆者 持ち運びのこととかは実際に使った人じゃないと分からない視点だから、とてもありがたい! それで結局、2人は海外用SIMサービスを使うようになったんだよね。

タカハシ コスパの良さを考慮して海外用SIMサービスを選ぶようになった。安いし、SIMのプランによっては無制限で使い放題だから助かってる!

ヤマザキ 僕もヨーロッパを3週間巡ったときは海外用SIMサービスにした。一番の理由は、めちゃくちゃ安かったから! それに国境を越えても自動で通信会社を切り替えてくれて楽だったな。

タカハシ 自分のSIMカードをなくさないよう管理する必要はあるよね。

ヤマザキ 僕は「eSIM」タイプを使っていた。デジタルSIMカードで、物理カードじゃなくてデータをスマホにダウンロードすれば使えるようになるの。普段使っているSIMカードとeSIMを併用できる「デュアルSIM」対応のスマホなら管理が楽だよ。

筆者 なるほど、その手があったか! とても参考になった! 本当にありがとう!

 海外旅行のデータ通信環境を用意する際は、eSIMが現実的な選択肢になりそうです。物理カードがなければなくす心配がないし、どうやら価格も安いようです。幸い、筆者が使っているスマホはデュアルSIMに対応しているので、海外用eSIMサービスを検討してみましょう。

photo タカハシさんに聞いた、海外用SIMカードのポイント。eSIMなら「バツ」を補える

旅行好きが設立 eSIMサービス「Holafly」はデータ無制限プランも

 海外用eSIMについて調べていると、スペインのHolafly(オラフライ)という会社が目に止まりました。数人の旅行好きが設立した企業というストーリーを持ち、同社サービスは日本や台湾、欧米各国など世界160超の都市に対応。うち48都市でデータ無制限プランを提供しています。

ITmedia NEWSの読者限定クーポン!

  • 表示価格から5%割引き
  • クーポンコード【ITMEDIA】を購入時に入力
  • eSIMを購入できる公式サイトはこちら

 ECサイトで旅行先のeSIMを購入するとメールアドレス宛てに設定用の二次元コードが届くので、スマホで読み込んでeSIMをインストールします。ECサイトは日本語に対応しており、支払いも日本円でOK。また公式サイトや「LINE」を使えば24時間365日カスタマーサポートにチャットで相談できます。Android/iOSアプリを使えば、利用可能データ量などを手軽に確認できます。

日本に居ながら旅先のeSIMを設定 試して分かった“お手軽さ”

 Holafly最大の特長が、日本にいながらeSIMを購入して設定まで終えられる点です。慣れない外国の空港で物理SIMカードを入手する必要も、到着後に慌ててeSIMの設定をする必要もなし。事前に設定しておけば、現地に着いたらすぐインターネットに接続できます。

 今回、実際に購入して試してみました。eSIMを購入すると、eSIM情報が載ったメールが届きます。Android/iOSそれぞれの設定方法も記載されているので、見ながらスムーズに進められそうです。公式サイトでは機種別に詳しい設定方法を掲載しています

 筆者は「iPhone」でeSIMを設定します。iPhoneの「設定」から「モバイル通信」を開き、「eSIMを追加」をタップ。設定画面に移るので「QRコードを使用」を選び、Holaflyからのメールに添付されていた二次元コードを読み取ります。

photo

 数秒すると「eSIMをアクティベート」と表示されるので続行すると、1〜2分で画面が切り替わり、自分用に通信プラン名を設定する手順に進むので、「旅行」など分かりやすい名前を付けます。

 続いてデフォルト回線を選びます。電話やSMSの発信をする回線、AppleIDの「iMessage」「FaceTime」を使う回線、モバイルデータ通信の回線を設定します。用途に応じて選択し、「完了」を押せば日本で行う操作は終了です。

 あとは現地到着後、モバイル通信設定で「旅行」回線を選び、「データローミング」をONにすればインターネットに接続できます。面倒な操作は一切なく、表示に従って進めばeSIMを使える状態にできました。

サクッと用意できるeSIM 旅行やビジネス出張の味方に

 ここまで、台湾への旅行準備を進めてきた筆者。観光場所のチェックは十分だし、旅程も固まってきました。さらに不安だったデータ通信手段についても、日本にいながらHolaflyのeSIMを設定できてトントン拍子に進んでいます。

 特にHolaflyのeSIMはプリペイド式なので、面倒な契約が不要でサクッと用意できる点に助けられました。今回は旅行目的でしたが、HolaflyのeSIMは急な海外出張が多いビジネスパーソンも重宝するでしょう。

photo

 さあ、いざ台湾へ――と思ったのですが、パスポートの用意を忘れていました。でもマイナンバーカードを使えば新規取得もオンラインで申請できるらしいので、試してみましょう。海外旅行の準備の先は長そうです……。

ITmedia NEWSの読者限定クーポンを配布中!

  • 今回紹介したHolaflyについてはこちら
  • 表示価格から5%割引きになるクーポンを配布中!
  • クーポンコード【ITMEDIA】を入力で割り引き

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:HOLAFLY S.L
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2023年6月22日

関連リンク

クーポンコード【ITMEDIA】

クーポンコード【ITMEDIA】

クーポンコード【ITMEDIA】

クーポンコード【ITMEDIA】