働き方の多様化が進み、オフィスや自宅、そして移動中でも仕事ができる環境構築が進んだ現在。場所を問わず会社のシステムにアクセスできる、そして活発なコミュニケーションによりコラボレーションを創出できるインフラをどう用意するかは、各社の課題となっている。この課題解決において、今あらためて必要性が高まっているのが法人向けモバイルだ。
法人向けモバイルプランは、3大キャリアならびにMVNO各社で用意されているが、活性化するこの市場に2023年1月から新規参入したのが楽天モバイルである。
「携帯電話市場の民主化」を図り、個人向けサービスにおいて、他社とは一線を画す低廉(ていれん)な料金プランでデータ通信使い放題※1を実現している同社。「楽天モバイル法人プラン」はビジネスにどう寄与するのか。
個人向けに提供されているプランは「Rakuten 最強プラン」(旧Rakuten UN-LIMIT VII)のみだが、法人向けプランは当初、利用する高速データ通信容量に応じて、音声+データ3GB(税込2178円/月)、音声+データ5GB(税込2618円/月)、音声+データ30GB(税込3058円/月)の3タイプから選択可能だった。海外ローミングにも対応し、各プランにおいてそれぞれ1GB、1.5GB、2GBまで追加料金なく利用できる。ユーザーのさまざまな利用スタイル、各企業の携帯電話料金に対するスタンスにきめこまやかに対応してきた。
そこに法人ユーザーからの強い要望に応える形で、6月には個人向けと同様の「音声+データ無制限」プランを追加した。音声+データ無制限は既存3プランとは異なり、全国どこでも高速データ通信が使い放題※1。海外ローミングは、30GBプランと同様に2GBまで利用可能となっている。
音声+データ無制限なら、ノートPCを携帯するビジネスパーソンに必須のテザリングも好きなだけ使える。利用料は、固定回線とのセット割などを適用しなくても税込3278円/月。もちろん期間限定のキャンペーンではなく、ずっとこの料金だ(楽天モバイルが公表している、他社との料金比較についてはこちらを参照)。
さらに、7月以降には新たにデータ通信限定の「データ専用プラン」が始まった。データ専用プランは、「音声通話は不要、データ通信のみできればいい」という法人ユーザーに向けた内容で、音声通話込みの既存プランより、さらに月額を1000円程度安く設定している。データ容量に応じて、データ3GB(税込1078円/月)、データ7GB(税込1628円/月)、データ30GB(税込2618円/月)の3タイプから選択でき、セルラーモデルのノートPCで利用するのに最適なラインアップだ。
同時に、既存プランのサービス内容も拡充している。楽天モバイルは一部のエリアでKDDIネットワークのローミングによってサービスを提供しているが、このローミングエリア――つまりパートナー回線エリアでの高速データ通信容量制限が撤廃された。すでに個人向けの「Rakuten 最強プラン」では撤廃されていたが、それを法人向けプランに適用した形だ。なお、音声+データ無制限には当初からパートナー回線エリアでの容量制限なく、引き続きどこでも無制限で利用できる。
料金プランの種類が充実したことで、より幅広い利用スタイルに対応できるようになった楽天モバイル法人プラン。低廉な料金以外の魅力もあらためて確認しておこう。
楽天モバイル法人プランは、データ通信だけでなく通話料金も良心的だ。通話・メッセージアプリ「Rakuten Link Office」を利用して発信すると、国内での通話が無料。また、海外の対象国と地域からであれば、日本国内へ無料で電話がかけられる。国内ばかりか主要な国・地域からの電話も無料というのは驚きだ。海外出張中であっても、時間を気にせず通話できるのは多くのビジネスパーソンにとって非常にありがたい。
Rakuten Link Officeアプリ同士なら、SMSも無料で送受信できる。テキストメッセージはもちろん、写真や動画、各種ファイルも送受信でき、最大100人のグループメッセージにも対応する。なお、Rakuten Link Officeは個人向け「Rakuten Link」と同様に、今後デスクトップ版のリリースも予定されている。ノートPCから利用可能となることで、組織内のデータ共有、コミュニケーション活性化にさらに寄与する存在になりそうだ。
また、楽天モバイル法人プランは個人向けと同様に4G人口カバー率99.9%※2で利用することができる。KDDIとの新ローミング協定により、東京都23区、名古屋市、大阪市を含む都市部の一部繁華街にも6月1日以降順次、800MHz帯――いわゆるプラチナバンドによるパートナー回線エリアが拡大される予定だ。また、地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設などの一部インドアやルーラルエリアも引き続きローミングが提供される。電波が届かない場所はほぼないと言っていいレベルに到達した。加えて、前述したようにパートナー回線エリアでのデータ容量制限が撤廃されており、例えば音声+データ無制限であれば、日本全国で高速データ通信が無制限で利用可能になった魅力も大きい。
なお、以前まで楽天回線エリアとパートナー回線エリアをまたぐ際に切り替えがうまくできないことがあったが、技術的なソリューションによりそれが解消され、スムーズに回線が切り替わるようになる見込みだ。
楽天モバイルはインターネット企業が母体なので、Webでスピーディーに契約できることも特徴だ。30回線以下ならオンラインで即日契約が可能で、見積もり作成や確認書類の提出、与信審査なども全てオンラインで実施している。端末は人気メーカーの最新機種がそろっており、最短3日で到着する。携帯電話が必要となればすぐに契約し、使えるようになるのでタイムパフォーマンスが高い。
そして契約後は、全ての契約回線をWeb管理ツール「my 楽天モバイル Office」で一括管理できる。利用状況の確認からプランの見直し、変更などの手続きもWebで完結できることも法人にとってはありがたい。
今、楽天モバイルでは複数のキャンペーンを実施している。1つ目は「楽天モバイル法人プラン トライアルキャンペーン」※3。キャンペーンに申し込むと、クーポンコードの利用で2カ月間の基本料金と事務手数料(税込3300円)が無料になる。対象となるのは音声+データ3GBプラン、1社1回線だ。
2つ目は、会社登記5年以内の企業を対象とした「スタートアップ企業 応援キャンペーン」※3。特別クーポンの利用で音声+30GBが6カ月間無料となり、事務手数料もかからない。1社30回線以下、回線および製品購入をすることが適用条件となる。どちらもはじめての法人モバイル契約、または他社からの乗り換えには最適なキャンペーンなので、これを機にぜひチェックしてみてほしい。
楽天モバイル法人プランは、ビジネスを加速する上でもはや欠かせない携帯電話、スマートフォンのさまざまな使い方に応じられる料金プランを多数用意。幅広い業種、規模の企業が利用できるサービスに進化している。お得に試せるこのチャンスを逃す手はないだろう。
※1)公平なサービス提供、または環境により速度が低下する場合があります
※2)23年5月時点。人口カバー率は、国税調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出しています
※3)本キャンペーン情報は23年8月24日現在のものです。キャンペーンは予告なく変更、終了する場合があります
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提供:楽天モバイル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2023年9月16日