迫るWindows 10サポート終了――「あと2年ある」では間に合わない? 2025年に慌てないビジネスPCの選び方

» 2023年11月22日 10時00分 公開
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 つい数年前、Windows 7から10への移行に苦労した企業は多いだろう。しかし2025年10月14日にはWindows 10のサポートが終了することをご存じだろうか。「2年先の話」と考えがちだが、期限が迫ってからPCを買い替えようとしても、Windows 11への移行が円滑に進まない可能性がある。特に、IT担当者が少なかったり日々の業務で手いっぱいだったりする中小企業では、移行作業や設定に時間がかかるかもしれない。

 こう言うと「今のところ業務に困っていないし、少しくらい買い替えが遅れてもいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれない。しかし、サポートが終了したOSを使い続けることには大きなリスクが潜んでいる。

 では、OSを移行しないことでどのようなリスクがあるのか、いつから移行の準備を進めればいいのか。中小企業のビジネスPCの導入・運用をサポートしてきた大塚商会の古阪晶平氏(マーケティング本部 インフラ基盤プロモーション部 MNS・クライアント課 課長代理)と目黒杏奈氏(マーケティング本部 インフラ基盤プロモーション部 MNS・クライアント課)に話を聞いた。

Windows 10のままでも使える? そこに潜むリスク

 まずはサポートが終了したOSを使い続けることによって起こるリスクをしっかりと理解しておきたい。最も懸念されるのがセキュリティリスクの増大だ。

 「MicrosoftはWindows UpdateによってOSの脆弱(ぜいじゃく)性を修正するための『更新プログラム』を配布しています。OSのサポートが終了するとこの更新と配布が止まるので、脆弱性が修正されないままの“無防備”なOSを使い続けることになります」(古阪氏)

ALT 大塚商会 マーケティング本部 インフラ基盤プロモーション部 MNS・クライアント課 課長代理 古阪晶平氏

 脆弱性を突くサイバー攻撃の被害に遭った場合、会社が保有する個人情報や機密情報の漏えいにつながる可能性がある。最悪の場合、取引先やパートナー企業など社外に大きな被害が及ぶことも考えられる。

 また、ソフトウェアや周辺機器メーカーは最新のOSに合わせて新製品を開発するため、それらを利用できなくなる可能性も高い。

 サポート終了後もWindows 10を使い続けること自体は不可能ではないが、自社のビジネスに計り知れないリスクをもたらす可能性があるということは肝に銘じておきたい。

中小企業がビジネスPCに抱える課題 買い替えは「今すぐ」のワケ

 そこで、Windows 11を搭載したPCへの買い替えを検討したい。ではどのような基準でPCを選べばいいのか。今、中小企業がビジネスPCに抱えている課題を整理しながら考えていこう。

 現在使っているPCが、2019年10月の消費税率引き上げ(8%→10%)前や2020年1月のWindows 7サポート終了、前代未聞のコロナ禍で在宅勤務への緊急対応を迫られた際などに一斉に購入したものという企業は多い。半導体不足なども重なり、PCの需給が逼迫(ひっぱく)したことは記憶に新しい。

 その際、調達を優先したためにスペックが低いノートPCを選定したケースも散見される。在宅勤務やDXの取り組みが進むにつれ、Web会議をしながら複数のアプリケーションを起動して、資料を参照しつつチャットに返信する――など、現在のリアルな使い方に十分に耐えられるパフォーマンスがないPCもある。

 「ビジネスPCの寿命は4〜5年といわれています。つまり駆け込みで買ったPCが、これから続々と買い替えのタイミングを迎えるということです。複数アプリケーションを同時に動かして快適に作業できることはもちろん、これから先の用途にマッチした機能や性能を考えて選定する必要があります」(古阪氏)

 前述のように、2025年10月にWindows 10はサポートが終了する。だが「あと2年もある」とのんびり構えていると、思わぬ状況に追い込まれることもあるという。

 「2019〜20年ごろに慌てて買ったPCが続々と買い替えのタイミングに来ているということは、サポート終了が近づくにつれて日本全体でPCの需要が高まるということです。2024年にはNextGIGA、いわゆるGIGAスクール構想で購入したPCを買い替える自治体・学校も増えてきます。

 サポート終了間近になると品薄が顕著になり、納入時期が遅れることも考えられます。そうなると、業務内容や職種に適した機能やスペックの機種を選べなくなる可能性があります。買い替えるなら早めに動くこと、できるなら“今すぐ”動くことを強くお勧めします」(古阪氏)

今選ぶべきビジネスPCのスペックとは?

 買い替えに当たっては、Windows 11に必要な最低限のスペックのPCよりも高性能なものを選んだ方がよいという。

 「Microsoftが公表しているシステム要件は、必要にして最低限のスペックです。プロセッサーは1GHz以上で2コア以上、メモリは4GB、ストレージは64GB以上とあります。しかしこの程度のスペックでは、Microsoft TeamsでWeb会議をしながら他のアプリケーションを複数起動して業務をこなすような使い方をすると動作が重くなり、最悪の場合画面が固まったり処理が落ちたりする可能性もあります。業務効率を考えると、メモリは16GB、ストレージは256GBあるいは512GB程度のスペックが必要です」(目黒氏)

ALT 大塚商会 マーケティング本部 インフラ基盤プロモーション部 MNS・クライアント課 目黒杏奈氏

 PCのスペックが業務の内容や使い方に追い付いていなければ、どうしてもトラブルが多くなり、IT担当者のサポート負担が増すという弊害も起こりうる。

 「多くのIT担当者は他の業務も兼任しています。本来取り組むべき仕事の時間を奪われることになり、それは目には見えにくいコストや損失として業績に影響します。4〜5年先を見据え、スペック的に余裕のある機種を選ぶべきです」(目黒氏)

 従業員が今後新しいツールを使うことを考えても、スペックの高いPCに切り替える意義は大きい。最近はAIの業務での活用が注目されているが「AIを動かす時にはメモリを多く使うので、AIを使いこなすのであればスペックが高いPCの方が快適に使えます」(古阪氏)

現場でのリアルな使い方に適したPC 「HP EliteBook 1040 G10」

 目黒氏が述べたようなリアルな用途に耐えうるPCの代表例が「HP EliteBook 1040 G10」だ。薄型、軽量で持ち運びやすく、ディスプレイのアスペクト比は16:10とワイドで見やすい。

 Web会議向けの機能が充実しており、周囲の明るさを検知して自動で画像の明るさを調整したり、AIベースのノイズキャンセリング機能で周囲のノイズやキーボードのタイプ音を除去したりする機能がある。

 CPUには第13世代インテル® Core プロセッサーを採用している。第12世代以降のプロセッサーは2種類のコアをCPUに搭載し、それぞれに得意なタスクを振り分けることで処理効率を向上させ、複数のアプリケーションを並行して高速に実行できるようになっている。

 まさに「Web会議をしながら複数のアプリケーションを動かして作業をする」ような、現場でのリアルな使い方に適した1台と言えるだろう。

セキュリティをより強固にしたいなら

 セキュリティを強固にしたいなら、PCメーカーやCPUメーカーが実装しているセキュリティ機能に注目してみるのもいいだろう。

 例えば「インテル® vPro® プラットフォーム」を搭載したPCなら、セキュリティ対策ツールを導入しなくてもハードウェアレベルの強力なセキュリティ機能が標準で備わっている。OSの下にあるBIOSを狙った攻撃を防いでファームウェアへの不正な書き込みを防止したり、セキュリティソフトウェアが実行する脅威スキャン機能をGPUにオフロードすることで高速化したりするといった多くの機能を装備している。

PCの悩みはプロに「まるごとお任せ」

 こうした要件を意識して今すぐにWindows 11を搭載したPCに買い替えたいところだが、あまりにも選択肢が多いためどれを選んでいいか分からないという人もいるだろう。

 「部署や業務によって必要な機能やスペックはさまざまです。大塚商会ならお客さまのご希望に合わせてあらゆるメーカーのあらゆる機種の中から提案し、見積もりから納品までワンストップで対応可能です」(目黒氏)

 大塚商会は「オフィスまるごと」をコンセプトに掲げており、そのフレーズの通りPCにとどまらずネットワークやシステム構築からオフィスの設備、文房具まで提供する。PCだけでなくビジネスにおける業務環境を一貫して相談できるのが頼もしい。

 IT担当者は情報セキュリティも気にしたいところだが、知識がなければセキュリティ対策を講じるのは難しい。大塚商会なら、PCとセットでその企業に適したセキュリティソフトやソリューションを提供できる。

PC導入後の悩みは誰に聞く? 数コールでつながるテレホンサポート

 Windows 11に移行した直後は、ユーザーインタフェースの違いなどから操作やトラブルに関する問い合わせが増える傾向にある。IT担当者や社内の「PCに詳しい人」のリソースを無駄に浪費する状況を回避する意味でも、大塚商会が提供する「PCワンストップサービス」を検討してみるのもいいだろう。

 PCワンストップサービスは、大塚商会が提供する企業向けのサポートサービスだ。名前の通り、PCに関する悩みやトラブルをまるごとワンストップで解決してくれる。中小企業にとっては心強いサービスと言えるだろう。

 「PCのトラブルやOS、Microsoft 365に関してはテレホンサポートやリモートサポートがあります。フリーダイヤルに気軽にお電話いただくことで『Outlookでメールが送れない』といった、ちょっとしたトラブルの相談も解決します。PC故障時やネットワーク障害時に、サポートセンターで障害原因を切り分け、必要に応じてエンジニアが訪問して修理や復旧を行います」(古阪氏)

 中でもリモートサポートが好評だという。「電話だけで解決できない場合、お客さまのPCの画面を当社のサポートセンターと共有して操作の不明点などを解消します。同じ画面を見ながら会話、操作ができるのでスムーズに理解できると好評です」(目黒氏)

 テレホンサポートというと、つながらなかったり長時間待たされたりするといったイメージが付きまとう。しかしPCワンストップサービスは、電話のつながりやすさにも定評がある。

 「電話は大体2〜3コールでつながります。サポートセンターの対応に関しても『丁寧』『分かりやすい』といったお声を多く頂いています。

 問い合わせ窓口の電話番号は1つなので、トラブルの内容によって電話をかける先を考える必要もありません」(古阪氏)

 最後に古阪氏は、Windows 10のサポート終了に対する企業としての心構えについて次のように付け加えた。

 「Windows 10のサポート終了が迫った今、PCに関する課題や従業員の不満について、しっかりと目配りしてください。そしてサポート終了間際の需給逼迫に巻き込まれないように、今から粛々と買い替えを進めることが大切です。当社はPCの選定から導入後のサポートまで一気通貫でサポートできます。PCに関するお悩みがあればぜひお気軽にご相談ください」(古阪氏)

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提供:株式会社大塚商会、インテル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2023年12月3日

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