首都圏からUIJターン、ITコンサルに転職 仕事と生活はどう変わる? アクセンチュアの札幌拠点で働く人に聞いてみた

» 2024年01月26日 10時00分 公開
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 ITコンサルタントやエンジニアの多くは、首都圏など都市部で働いているケースが多い。一方で、今後の働き方や人生を考えたときに、地方へのUIJターンに興味を持っている人もいるだろう。では、実際にUIJターンをした人はどのような働き方をしているのだろうか。

 アクセンチュアは、2006年に全国初の地域拠点「アクセンチュア・イノベーションセンター北海道」(以下、AIH)を札幌市に開設した。所属メンバーの中には、かつては首都圏で勤務していた人も多い。今回はそのうちの1人で、現在ITコンサルタント兼マネジャーとして活躍している三浦正昌さんに、札幌にあるAIHで働くことの魅力やキャリア形成などについて話を聞いた。

ALT アクセンチュア ITコンサルタント兼マネジャーの三浦正昌さん

地元企業から全国、海外の案件まで担当 “ITプロ集団”の全貌

 AIHは、クラウドや先端テクノロジーを活用したITコンサルティング、システム開発を手掛ける拠点だ。当初はITエンジニア中心の組織だったものの、現在は業務自動化や金融、電力などの領域におけるITコンサルティングを軸とするチームも拡大している。リモートで行う業務が多いため、北海道だけではなく東京をはじめ全国さまざまな場所の案件を担当する人がほとんどだ。海外の顧客やメンバーとやりとりをする機会も多い。

 ITコンサルタントの三浦さんがAIHに入社したのは2021年。三浦さんはAIHの組織の特徴を次のように説明する。

 「AIHには大きく分けると3つのチームがあります。お客さまに提供するツール開発やシステム導入を行うエンジニアリングのチームと、テクノロジーに強いコンサルティングをするチーム、金融や電力など特定の業界に強いコンサルティングのチームです。

 チームといっても縦割りではなく、いろいろなスキルを持ったメンバーがいて、複数のプロジェクトに所属しています。自分で何でもできる人の集まりというよりは、特定領域のエキスパートが集まった組織ですね。それぞれのスキルを組み合わせてお客さまに価値を提供しています」

 AIHは国内の大手企業やグローバル企業、官公庁などが抱える課題をITの力で解決している。主な注力領域には、クラウドアプリケーション開発、先端テクノロジーを活用したカスタム開発、データアナリティクス、IoT、機械学習、セキュリティ、XR、業務とIT運用の分析・自動化などが挙げられる。

 アクセンチュア社内に対しても重要な役割がある。

 「エンジニアリングのチームには、社内の業務を効率化するための開発をしているメンバーもいます。アクセンチュアの従業員は国内だけで約2万3000人です。この2万3000人の業務を効率化して、個人にかかる負荷の軽減や残業時間の削減などにつなげることもAIHのメンバーが力を入れているプロジェクトの一つです」

ITコンサルの基礎を「みっちり学べる」 コンサル未経験の転職でも大丈夫なワケ

 三浦さんは北海道南西部の渡島半島にある森町の出身。もともとは通信機器メーカーでハードウェアエンジニアとして13年間勤務し、東京や関西で暮らしていた。その後、北海道にUターンしてSlerで6年間勤務する。Uターンを選択したのは、地元で子育てをしたいと考えたのが大きな理由だった。

 「妻も北海道出身で、子どもが生まれて少し成長したタイミングで地元に戻ろうと考えたのは自然な流れでした。札幌にあるSlerに転職して、システムの構築や導入などに関わってきました」

 エンジニアだった三浦さんがITコンサルタントになろうと考えたのは、Slerで勤務した経験からだった。

 「前職のSlerではシステムの構築や導入だけでなく、営業担当と一緒にお客さまのところにプリセールスに行って、課題解決のお手伝いをしていました。その延長として、お客さまのもっと近くでお手伝いしたいと思ったのがITコンサルタントを志望した理由です」

三浦さんは北海道内での転職を考えて、コンサルティングができるIT企業を探そうとした。その際に紹介されたのが、アクセンチュアの北海道拠点であるAIHだった。

 「正直なところ、アクセンチュアがITに強いコンサルティング会社であるということも、北海道に拠点があることも知りませんでした。調べてみたところ、ITとコンサルティングの垂直統合型ソリューションを提供していることを知りました。そこでITコンサルタントとして働くならアクセンチュア一択だと思い、転職を決めました」

 エンジニアからITコンサルタントへの転身は簡単ではないように思える。三浦さんがスムーズにキャリアチェンジできたのは前職の経験に加えて、社内の研修やフォロー体制も大きな理由だったようだ。

 「前職でプリセールスを経験して、お客さまに寄り添いながら課題を解決するにはどうすればいいのか、どこで価値を出すとお客さまに喜ばれるのかについて考えてきたのは、今の仕事に通じる部分があると思います。

 一方で、アクセンチュア入社直後に受けた研修には衝撃を受けました。アクセンチュアやコンサルティング業務の説明だけでなく、ExcelやPowerPointの使い方など、業務を効率的に進めるための方法を毎日8時間みっちり学びました。密度の濃さに驚きましたね。

 特に印象に残っているのは、研修内容の実用性が高く、リアリティーがあるものだったことです。ケースごとにどのようにお客さまに提案するのがいいのかなどを、具体例で学べました。すごく実のある研修でした」

先端テクノロジーで顧客の業務を改善 世界レベルの価値を提供する

 三浦さんは現在、リビングシステム テクノロジー グループに所属し、ITコンサルタントとして顧客の業務を預かるBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)プロジェクトに携わる。顧客の業務を分析、改革してシステム化の方針と実際に構築する際の手段などを設計、提案している。

 「BPOではお客さまの業務を預かって最適化し、改善しながら業務を進めます。5年、10年と長くお付き合いさせてもらうお客さまが多いですね。現場の業務自体は福岡や熊本にあるアクセンチュア・インテリジェント・オペレーションセンターが担っていて、提案とサービスの提供に分断が起きないように1つの組織として運営しています」

 複数のBPOプロジェクトを兼任している三浦さんだが、どのように一日を過ごしているのだろうか。

 「朝と夕方は各プロジェクトの進捗(しんちょく)確認や情報共有をする会議に参加しています。その間の日中の時間帯は、それぞれのプロジェクトについて、どのようなテクノロジーを活用してどう構築するかという細かい戦略を練ったり、提案の方針を検討したりしていることが多いですね。

 コンサルティングをしてお客さまの業務を改善するのはもちろん、その上でどうすれば価値を提供できるのかを常に考えています。このテクノロジーを使ったときに、本当に課題を解決できるのか、技術的に実現可能なのかなど、“絵に描いた餅”ではないリアリティーのある提案になっているのかどうかを重視していますね。ITコンサルタントは、お客さまとテクノロジーの間を橋渡しする重要な役目だと思っています」

ALT AIHは現在フリーアドレスとなっており、各々が集中しやすい場所で作業できる

 プロジェクトはもちろん、業務を遂行する過程でさまざまなメンバーと連携することによって成長できるのも大きな魅力の1つだ。

 「お客さまの業務変革を考える際にも、国内外のアクセンチュアに蓄積されている世界トップレベルの知見を活用できます。人に聞くことが当たり前の文化なので、1人で1時間かけて悩むよりも、他のメンバーに聞いて5分で解決した方がよいという考えです。拠点も国も関係なく、世界中のメンバーとコミュニケーションできます。実際に私も、他国の会ったこともないメンバーにチャットで質問したことがありますが、すぐに丁寧に教えてくれました」

「家の近くに楽しい職場がある」 北海道で仕事も私生活も充実させませんか?

 AIHでは、今は週3日ほど出社する勤務スタイルの人が多い。三浦さんと同じチームで働く人は数人しかいないものの、AIHメンバー間の交流は活発だ。三浦さんは、個人の希望を尊重して成長を後押しする環境を備えているのもAIHで働くことの魅力だと感じている。

 「社内では勉強会などさまざまなイベントが開催されています。フレンドリーな人が多くて、初対面でも昔からの知り合いのように気軽にコミュニケーションできます。各部門のトップとも話しやすく、組織の風通しはすごくいいですね。中途入社の人にとってはなじみやすい環境だと思います。

ALT コラボレーションエリアの一角。ここで打ち合わせや休憩もできる

 アクセンチュアは自分に何ができるのかよりも、自分のしたいことを大事にしてくれます。スキルをもっと伸ばしたい、成長のために新たな挑戦をしたいと思えば、その時点で能力があるなしにかかわらずチャンスをもらえます。自分の専門分野で活躍できる上に新たなチャレンジもできるのは、貴重な環境ではないでしょうか」

 三浦さんは現在、札幌市の隣の北広島市で暮らしている。札幌駅からJRでわずか20分移動しただけにもかかわらず、豊かな自然が広がっていてキツネやシカなどに出会うこともある。先端技術を活用して難易度の高い仕事をしながらも、家族とともに生まれ育った北海道でゆとりをもって暮らせることに充実感を覚えている。

 「思い返してみると、大都市で仕事をしていたときは、仕事のためにそこに住んでいました。仕事の比重が高い生活だったと思います。それに対して、今は暮らしている場所のそばにすごく楽しい仕事があるという感覚です。落ち着いた環境で生活していることで、結果的に仕事のパフォーマンスも高いレベルで維持できている実感があります。ITコンサルタントやエンジニアで北海道へのUIJターンを考えている人には、ぜひAIHを知ってもらいたいですね」

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