ほぼ“日本専用”モデル? HPが発売した重さ0.99kgのAI PC「HP EliteBook 635 Aero G11」の実力

» 2024年04月30日 10時00分 公開
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 働き方が多様化し、自宅やコワーキングスペース、あるいは外出先のカフェなど複数の場所で仕事をする場面が増えた。また、遠隔地からWeb会議へ参加するなど、数年前と比べてPCの使い方も幅広くなっている。

 このような新しい働き方に対応するには、持ち運びやすく、快適に使えるPCを選ぶ必要がある。リプレース時の候補に入れたいビジネスPCが日本HPから登場した。「HP EliteBook 635 Aero G11」(以下、EliteBook 635 Aero G11)だ。

 同PCは、最近耳にする機会が増えた「AI PC」と呼ばれるものだ。AI PCはローカルでAI処理ができるPCを指す言葉で、MicrosoftはCPUとGPUに加えてNPU(Neural Processing Unit)をプロセッサに統合していることをAI PCの条件として挙げている。

 ビジネスPC市場では、情報漏えいのリスク回避といった目的でオンデバイスAIの需要が高まっている。今後、PCの標準はAIテクノロジー非搭載のPCからAI PCへと遷移していくだろう。

 いくら高性能なビジネスPCが登場しても、持ち運びやすさや堅牢(けんろう)性、長時間駆動するバッテリーといった条件は譲れない。電車移動が基本のビジネスパーソンなら誰もがそう思うはずだ。

 EliteBook 635 Aero G11は、そのようなビジネスパーソンのニーズに応えるべく、日本HPが満を持して展開する製品だという。本記事では、世界に先駆けて日本先行販売となるEliteBook 635 Aero G11の魅力とその特徴を紹介したい。

HP EliteBook 635 Aero G11

満員電車で通勤する日本特有のビジネスニーズ

 できる限り薄くて軽く、頑丈なビジネスPCが欲しい――。日本のビジネスパーソンの多くが願うことだろう。日本HPによると、このようなニーズは通勤や取引先への訪問など、電車移動が多い日本市場ならではなのだとか。ハイブリッドワークが浸透した今、働く場所はオフィスだけとは限らない。さまざまな場所に気軽に持ち運べる薄さと軽さはビジネスPCの必須条件と言える。

 一方、満員状態の電車に乗った際に、その圧力に耐える頑丈さがないと安心して持ち運べない。日本HPにも、「PCを導入するなら、軽くて丈夫であることが条件」というIT管理部門の声が多く届いているという。

 このような声に応えるべく、「日本市場のニーズに合った製品を作りたい」と日本HPの製品開発部門が米HPに要望を出し続け、ようやく誕生したのがEliteBook 635 Aero G11だ。

重さは0.99kgで持ち運びラクラク

 最大の特徴はその軽さと薄さだ。重量は0.99kg、厚さも15.1mmと薄く、ビジネスバッグに入れても邪魔にならない。

重さ0.99kg、厚さ15.1mmの薄型軽量ボディー

 薄型軽量を実現するために堅牢性を犠牲にしてしまうPCもあるが、毎日使うビジネスPCであることを考えるとそれでは心もとない。HPはビジネスPCのボディーをオールメタルで仕上げることを基本としており、0.99kgのEliteBook 635 Aero G11もその基本を維持している。

 相反するはずの“軽さ”と“メタルボディー”を両立させるため、「素材の追求」そして「ギリギリまで削ぎ落とす」ことにこだわっているのだ。

 ボディーの素材は、金属の中でも軽くて剛性のあるマグネシウムと、美しくて強いアルミニウムを採用している。これにより堅牢性と軽さを両立させている。メタルボディーによってスタイリッシュかつ高級感のある雰囲気を演出し、どこにでも持ち運びたくなる、出先でも自信を持って広げられるPCに仕上げている。

オールメタルボディーで持ち運びも安心

 こだわりはそれだけではない。現代のビジネスパーソンに必要な機能を厳選し、わずかな重さも削ぎ落としている。ケンジントンロックもその一つだ。持ち運びを前提としているEliteBook 635 Aero G11において、PCを物理的に縛り付ける機会はそう多くない。ケンジントンロックが本当に必要な機能か検討した結果、非搭載とした。

 IR対応のWebカメラを内蔵することで「Windows Hello」の顔認証に対応し、指紋認証センサーの搭載も見送った。わずかではあるが重さが増してしまうからだ。まるで試合前のボクサーがギリギリのラインまで体重を落とすように、EliteBook 635 Aero G11も細部まで軽さを追求した設計になっている。日本のユーザーのニーズを第一に考えたこだわりと言っていいだろう。

賢くて速いプロセッサ「AMD Ryzen 8040 シリーズ」を採用

 EliteBook 635 Aero G11は、プロセッサとして「AMD Ryzen 8040 シリーズ」を搭載している。AMDは2023年1月に開催されたイベント「CES」でx86系初のAIアクセラレーター統合プロセッサ「AMD Ryzen 7040 シリーズ」を発表しており、AIプロセッサメーカーとして一日の長がある。

 AMD Ryzen 8040 シリーズは同年12月に発表したAI PC向けプロセッサで、AMDが「Hawk Point」のコードネームで開発していたモデルだ。前モデルのAMD Ryzen 7040 シリーズに対して最大1.6倍のAI処理性能を発揮する。省電力性が実証された4nmプロセスルールの「Zen 4アーキテクチャ」を採用しており、処理の速さとバッテリー持ちの良さを両立させている。

 それを可能にするのが「AMD Ryzen AI」という仕組みだ。プロセッサ内蔵のNPU(AMD XDNA)は、これまでCPUやGPUが担ってきた高負荷かつ高消費電力のローカルAI処理を実行するが、適材適所でCPUとGPUでもAI処理をする。それがAMD Ryzen AIの強みであり、高速な処理速度と低消費電力の両立を実現している。

社員の生産性向上が期待できるビジネス向けの仕様

 EliteBook 635 Aero G11はもちろんビジネスPCとしての仕様も満足できるものとなっている。

 ディスプレイは従来のEliteBookと同じ16:10のアスペクト比で、13.3型のWUXGA(1920×1200)解像度、非光沢液晶を採用している。狭額縁デザインで画面占有率は90%と高く、目の前の作業に集中しやすい。

 今やビジネスシーンにおいて欠かせないWeb会議に快適に参加するために重要なポイントが、内蔵カメラの画質とマイク、スピーカーの音質だ。

 EliteBook 635 Aero G11は500万画素のWebカメラを内蔵しており、会議参加者に高精細な映像を届けられる。プライバシーを保護する物理シャッターを搭載している点もありがたい。

 AIが環境光を感知してホワイトバランスを改善する「Dynamic Color Tuning」を搭載している他、NPU搭載プロセッサのみで利用できる「Windows Studio Effects」にも対応している。リアルタイムで背景ぼかしや視線を自動補正するアイコンタクト機能、移動してもカメラが自動でフレーム内に収まるように調整する自動フレーミングなどにより、円滑にコミュニケーションできる。

Windows Studio Effectsに対応し、Web会議におけるコミュニケーションの質を向上

 オーディオは、HPブランドの一つとなった「Poly」のオーディオチューニングを搭載している。PolyのBluetoothヘッドセットを近づけるだけでペアリングでき、会議前の忙しい中で煩わしい接続を行う必要はない。

 AMD Ryzen 8040 シリーズを搭載したEliteBook 635 Aero G11は、処理速度が高速でバッテリー持ちも良く、コストパフォーマンスにも優れている。AI PCであるだけでなく、日本市場のニーズをくみ取り、堅牢性を損なうことなく軽さと薄さを両立させたビジネスPCと言える。これまで使っていたモバイルPCに不満がある人も、本製品ならきっと満足できるはずだ。

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