10年先を見据え「業務レベルの向上」を目指したコンポーザブルなアーキテクチャを実現MuleSoft 並走支援サービス 導入事例

ポリプラスチックス

» 2024年07月02日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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顧客接点のデジタル変革(DX)とITアーキテクチャの刷新により
市場の変化や顧客ニーズへの対応力を向上

Salesforce、ERP、MDM、人事システム、Anaplanを接続
システム間連携による業務の効率化を実現

ERPのモダナイゼーションプロジェクトでは開発効率を大幅に向上
428の要求に対して70の開発で対応


プロフィール

ポリプラスチックス


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エンジニアリングプラスチック(エンプラ)黎明期の1962年に創業したエンプラ専業メーカー。プラスチックの中でも機械的強度、耐熱性、耐薬品性などに優れた高機能樹脂と位置付けられるエンプラの製造・販売を行っており国内外に23の営業拠点を展開。

設立 1964年

本社 東京都港区

Webサイト:https://www.polyplastics.com/jp/





ポリプラスチックスが導入した「MuleSoft 並走支援サービス」とは
米MuleSoftが提供するシステム統合プラットフォーム「MuleSoft」の国内資格取得数で3年連続No.1※のグローバルウェイが提供する支援サービス。「実機開発においての効果を実証する取り組み」と「アーキテクチャを具体化(ガイドライン化)する取り組み」の両輪により、MuleSoftプロジェクトを推進する。 ※MuleSoft Japan調べ




グローバルウェイによるMuleSoft導入の伴走支援で
サイロ化されたデータを連携できるDX基盤を構築

国内外のエンジニアリングプラスチック(エンプラ)市場で高いシェアを誇るポリプラスチックスでは、拠点ごとのERPや部門別/業務別のNotes DBを活用しており、データ連携が難しい状況だった。特にNotes DBでは、データの入手やデータクレンジングの効率が悪い上に、統合と活用の範囲が限定的という課題に直面。「デジタル技術とデータの活用を促進していかないと事業が成長しない」という経営層の危機感から、サイロ化されたデータをつなげることでビジネス変革を実現する5カ年計画の全社DXプロジェクトを立ち上げた。コンポーザブルなアーキテクチャの実現を見据え、APIライフサイクル管理の世界観とそれを実現する仕組みが整っていたMuleSoftを採用。加えて支援パートナーとしてグローバルウェイ(以下、Globalway)を選定した。APIライフサイクル管理を運用に落とし込む並走支援サービスにより、単にデータをつなぐ仕組みを構築するのではなく、10年先、20年先を見据えたアーキテクチャを実現した。




課題

DX基盤のステップアップなしには
事業成長が危ういという経営層の危機感



きめ細やかな顧客対応のための手法がアナログ化
顧客ニーズへのきめ細やかな対応が強みであるが、業務間連携、データ連携はアナログなやり方が多く、データ活用はとても限定的で、きめ細やかに対応する分、業務負担が大きかった。


Notes DBのサイロ化で業務間連携に課題
営業、生産、調達、研究開発など部門や業務機能ごとにNotes DBを運用。サイロ化したNotes DBと業務が密接につながり、業務間連携やNotes DB内のアプリ間連携が人力に。


ビジネス環境の変化への柔軟な対応
昨今では、CO2排出量の開示が求められるなど、顧客からのリクエストも増えてきており、スピード感をもって対応できる仕組みが必要となっている。




解決

API連携基盤により
コンポーザブルなアーキテクチャを実現



APIのライフサイクル管理や活用に関する
ガイドラインでルール整備

Globalwayの「MuleSoft 並走支援サービス」は、保有するナレッジを基にしたAPIのライフサイクル管理や活用に関する各種ドキュメントを提供し、顧客との対話を通じてドキュメントを完成する内容を含む。運用に落とし込むためのルール整備も支援し、ポリプラスチックスの現場利用に則したガイドラインやポリシーに対するルールを整備できた。

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業務プロセスを理解した具体的な提案で、
APIの業務展開を実現

APIの設計、開発、活用のみならず、ポリプラスチックスの業務を理解した上で、導入の進め方をひざを突き合わせて会話しながら丁寧に進められる「並走支援サービス」である。「何をどうすればよいのか」を「並走」しながら共に考え、実現していくため、安心感を持ってDXプロジェクトを推進できた。

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APIの再利用により開発工数を削減
「MuleSoft Anypoint Platform」で、Salesforce、7つのERP、MDM、人事系システム、Anaplanと連携するAPIを実装している。開発したAPIは再利用を前提に実装しているためSalesforceと各拠点のERPをAPI連携基盤でつないだ取り組み(ERPモダナイゼーション)では、横展開に2人月かかっていたものが、0.1人月で実装できたケースもあり、大幅な開発工数削減を実現した。

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「MuleSoft」と「並走支援サービス」の選定ポイントと選定理由

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お客さまインタビュー

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ICT統括部 部長
籔内 寿樹

ベンダーではなく「パートナー」選びが
プロジェクト成功のポイント

ICT基盤全般の責任者として、部門横断で100人規模の5カ年に及ぶDXプロジェクトに携わってきました。今回の全社DXプロジェクトに限らず、当社ではICTをサポートしてくれる企業を「ベンダー」ではなく「パートナー」と呼んでいます。今回のプロジェクトで言えば、単にデータ連携して業務を効率化するだけではなく、ポリプラスチックスの源泉である「顧客ニーズへのきめ細かい対応」を持続可能、かつ効率的にグローバル市場へ展開する必要がありました。その点でGlobalwayは、当社の意を的確に組んで並走してもらえる「パートナー」であると実感しました。



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ICT統括部 主席部員
DX 推進責任者 CISSP
押手 孝太

「ソリューション×パートナー」を
5パターンから比較

今回はMuleSoftを採用しましたが、検討段階ではそれ以外のソリューションも候補にのぼっていました。その際にソリューションそのものの比較だけではなく、そのソリューションをサポートしてもらえるパートナーはどこなのかを重視し、ソリューションとパートナーを計5つの組み合わせで精査したのです。MuleSoftのサポートを行うパートナーとして他にも1社候補が上がっていましたが、打ち合せ段階で「単にシステム同士をつなぐことだけをイメージしているのではないか?」と思えるパートナーもいたのも事実です。さらに実績を重視した結果、「MuleSoft × Globalway」が最適解であると考えました。



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ICT統括部 課長
呉地 一幸

APIの再利用による
工数削減効果を実感

MuleSoftを使ってみて特長的だと感じたのは、APIの再利用性を高めるための3層構造アーキテクチャが提唱されている点です。この設計思想のおかげで関係者間で認識を合わせやすく、再利用を意識した構成が維持できています。API再利用による工数削減は、多数のデータベースやシステムを保有している当社にとっては非常に大きなメリットでした。また、APIが浸透し始めたことでデータ活用の意識が変わり、事業部門からさまざまな業務改善が提案されていることも大きな成果と感じています。




ポリプラスチックスによる
「MuleSoft並走支援サービス」活用と効果


データを共有財産とするための部署横断でのDXプロジェクト

ポリプラスチックスでは、国際市場での競争力強化を目的に、2020年に部署横断による5カ年計画のDXプロジェクトを発足。業務の垣根を超えたクロスファンクションチームでの議論と10年先を見据えたコンポーザブルなデジタルアーキテクチャの構築を重視しプロジェクトを推進。コンポーザブルなデジタルアーキテクチャの中心に「MuleSoft」を採用した。

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インタフェース開発コストを大幅に削減

DXプロジェクトの最大の目的は「プロセスのデジタル化によりデジタルデータを蓄積し、有効活用することで業務レベルを向上させる」という点であったが、結果として要求されるI/Fが増えても、開発済みのAPIを再利用できることから開発コストの大幅な削減という効果も。

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提供:株式会社グローバルウェイ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2024年7月8日