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小寺信良の「プロフェッショナル×DX」

クラウド活用にリモート編集環境と、映像にまつわるプロフェッショナルの分野にDXの波が押し寄せている。プロの現場で何が起こっているのか。最新のITトピックを小寺信良氏が解説する。

小寺信良の「プロフェッショナル×DX」:

放送業界で進む人手不足を背景に、スタジオワークの省力化・自動化が加速している。Inter BEE 2025では、パナソニックが世界初のAF搭載スタジオカメラを発表し、キヤノンはAIで複数カメラを制御するソリューションを展示していた。どういったニーズに応えるものか、どういった収録が可能になるのかを解説する。

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米Adobe MAX 2025で発表された新技術の数々。単なるツールのアップデートではなく、生成AI「Firefly」を中核とした新機能群は、プロの制作現場における「分業」という常識を覆し、1人のクリエイターが全工程を担う時代への転換を示唆する。始まったワークフローの変化について考える。

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10月28日から30日の3日間、米国ロサンゼルスにて米Adobe MAX 2025が開催された。クリエイティブ・デザイン界の巨人であるAdobeの、今年から来年にかけて展開される新機能が一気に見られる機会であり、世界中から注目されるイベントである。筆者も現地に赴き、このイベントに参加する機会を得た。

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昨今、スマートフォン向けSSDがじわじわと人気のようだ。iPhoneもAndroidもUSB-C端子になり、背面に磁石が付いたことにより、SSDの仕様が共通化できるようになったこともあるだろう。昨今4K撮影が当たり前になったことで、ファイルサイズが飛躍的に大きくなったからではないかと思われる。そこで「自分で作る外付けSSD」という選択肢はいかがだろうか。

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IBCは、例年9月にオランダ・アムステルダムで開催される放送機器展だ。以前は放送フォーマットの違いにより、IBCは日本からあまり注目されていなかった。しかしIPの時代になり、ヨーロッパがIPで先行し始めてからは、俄然注目されるようになっている。今回は各メーカーの発表を中心に、日本でも導入されそうなIP・IT・DX関連のニュースをまとめてみたい。

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9月8日ごろから一部メディアが報じたところによると、民放5局が2027年にもBS 4K放送から撤退する方針を固めたという。同日行われた総務省「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会・衛星放送ワーキンググループ第15回」での議論がソースになっているようだ。放送としての4Kは、どこへ行くのだろうか。

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映像のプロにとって、Photoshopは必須のツールである。動画コンテンツ制作において静止画素材を使わないということはほぼなく、写真や図解、ロゴなどを扱う場合は、ほぼPhotoshopで処理を行うことになる。そんな定番のPhotoshopが、7月末公開のβ版でかなりの新機能が追加された。今回はそれらを実際に使ってみて、静止画処理の今と、動画処理の未来について考える。

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7月に開催された九州放送機器展(QBEE)。小規模ながらバランスが良い展示会で、注目を集めたIP・クラウド関連ソリューションを堪能することができた。今回はその中でも、IP・クラウド関連のソリューションを紹介したい。

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米国のストリーミングサービスとして、「FAST」と呼ばれるものが急速に拡大している。FASTとは、「Free Ad-Supported Streaming TV」の略で、無料で広告を入れてコンテンツをライブ配信するサービスで、事業としては以前から存在したが、2019年に「FAST」という名称が与えられて以降、急速に普及している。なぜ米国で支持を集めているのか。

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映像制作のワークフローにおいて、クラウドストレージを利用するケースは割と大掛かりなプロジェクトに限られていた。しかし、シンプルに「手分けして編集したいが一箇所に集まれない」とか「リモートで仕事を頼みたい」といった用途のために使いたいというニーズもある。そこで、「Blackmagic Cloud」と「Blackmagic Cloud Store」の組み合わせを試してみた。

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長年スイッチャーを手掛けるローランドが、ソフトウェアで攻勢をかけている。HDMIケーブル1本でテロップとマスクを同時伝送する独自技術や、iPadでスイッチャーを直感操作できる革新さを武器にする。誰でも使える配信システムの実現で業界の裾野拡大を狙うローランドの戦略とは。

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4月の「Adobe MAX London」で発表された新しいWebツール「Adobe Content Authenticity」。コンテンツがどのように作成されたかの来歴情報「Content Credentials」を埋め込むためのもので、Adobe製品を使っていないユーザーでも来歴情報を自身の作品に埋め込むことができるようになった。実際にどう使うのか、β版を試してみた。

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今年3月、パナソニックが「S1R II」を発売した。これで国内主要カメラメーカーからは、すべて8Kモデルが発売されたことになる。とはいえ、各社とも発売タイミングがバラバラだったこともあり、8Kというソリューションをどう使っていくのか、その思惑もまた違っているのではないかとも思える。変わりゆく8Kのポジショニングを追う。

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4月6日から4日間にわたり、「2025 NAB Show」が開催された。今年も多くの新技術や新ソリューションが発表される中で、注目したいソリューションがある。24年あたりから映画用のシネマカメラを、スポーツ中継などライブ放送に使うという方法論が出現してきている。

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4月5日から9日まで、米国ラスベガスにて毎年恒例のNAB Showが開催された。数多くの製品やソリューションが公開されたが、プロ機の世界では発表後すぐに販売が開始される例は少ない。まずはNABで反応を見てさらに方向性を調整したのち、年内に発売といった流れが通常である。

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Ci Media Cloudは、ソニー製のカメラからのオンラインアップロードに対応するのが最大の特徴だ。これがDaVinci Resolveとワークフロー連携できることになった。この拡張機能を使う事で何ができるのか、試してみた。

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2月に開催された「Adobe Max Japan 2025」で発表された新しいツールに、「Project Neo」がある。簡単に3Dデザインを作成できるツールとしているが、Adobeは3Dツールに「Substance 3D」すでにある。違いとして「Project Neo」は、2Dユーザーでも簡単に3Dデザインが作成できるツールとして開発が進められている。何ができるのか、パブリックβ版から検証する。

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生成AIは多くのツールが存在するが、生成AIによって作られた静止画や動画を全面的に採用したクリエイティブは、まだそれほど多くない。Adobeが2月に発表した「Firefly」の動画生成機能だが、実際どれほど使えるのだろうか。深堀りしてみたい。

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2020年のコロナ禍や働き方改革といった流れ、あるいは地方におけるハードウェア技術者不足により、テレビ局内のワークフローは大きく変える必要性が出てきた。放送機器を手掛けるFOR-Aこと朋栄でも、過去10年来続くIPソリューションに対応すべくビデオサーバなども製品化しているが、ここ2〜3年で急速にハードとソフトの両対応を進めている。

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2025年最初のニュースとして、AdobeがPremiere Pro、After Effectsのβ版およびFrame.ioに新機能を投入した。24年にはPremiere Proに実装予定の3つの機能を発表したが、そのうち「カットの続きを作る」機能は昨年のうちに実装された。今回、β版に搭載された残り2つの機能を試しながら、今後の映像制作への変化について考えてみたい。

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AJAといえば、かつては小型コンバーター製品で人気のブランドだったが、Blackmagic Designと製品が競合することも多かった。最近はそれよりもカラーグレーディングやIP伝送系の製品に力を入れており、差別化を図ることに成功している。

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パン・チルト・ズームの3機構を備えたカメラを、俗に「PTZカメラ」という。監視用途などの業務向けとして長らく使われてきたが、昨今は発展目覚ましいAI技術と組み合わせることで、もはや人が操作しない、自動撮影カメラという方向へ進化してきている。ここではInter BEE 2024で見る事ができた、PTZカメラの進化についてまとめてみたい。

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11月に開催された「Inter BEE 2024」のソニーブースでは、各種クラウドソリューションが前面に押し出されていたわけだが、その中でよく分からなかった展示が、「Contents Production Accelerator」である。来場してソニーブースに立ち寄った人は多いと思うが、これは一体何なのか、詳しい話を聞いてみた。

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Inter BEE 2024開催のタイミングで、米国からAdobeのカイリー・ペニャさん、フランシス・クロスマンさんが来日し、14日にPremiere Proなどに関する特別セッションを開催した。筆者はそのタイミングで二人に直接お話を伺い、最新バージョンの機能やPremiere ProとAIの関係の詳細を知ることができたので、皆さんにも情報を共有したい。

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2024年に入って、地方局でIP化の動きが活性化し始めている。昨年のInter BEEでは、そうしたIP化に関心の高い地方局が集結し、「IP PAVILION」で展示を行った。今年もさらに進化した展示が見られそうだ。既にいくつかの地方局の状況なども伺っているところだが、地方局で推進するIPは、当初考えられていた目的とは違うところでメリットを発揮しつつある。

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AIを活用した動画関連の機能として「カットの続きを作る」機能が、Adobe Premiere Proのβ版に実装された。すでに現在配布中のβ版、バージョン25.1.0(ビルド47)には搭載されているということで、いろんなパターンの動画で実験してみた。

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英国の放送通信庁(Ofcom)が、同国における放送通信コンテンツの将来像を検討した報告書を公開している。いろいろ検討しているが、テレビ放送をやめてゆくゆくは全てインターネット上に移行してしまうという話で、英国営放送BBCはこれを支持しているという。なぜこのような検討を行うに至ったのか考えてみたい。

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8月中旬に発表された「PXW-Z200」と「HXR-NX800」は、テレビ関係者にとって「やっと出たか」というモデルだろう。バラエティやドキュメンタリーのロケ用カメラとして、長らくXDCAMシリーズの「PXW-Z150」や「PXW-Z190」が使われてきたが、どちらも生産完了となっていた。

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放送や映像制作機器を幅広く扱うソリューションプロバイダーのビジュアル・グラフィックスが、映像制作用クラウドサービス「Mass」を自社開発し、今年から運用を開始した。同じグループ会社の朋栄と共同でソリューション提供にあたる。

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映像伝送方法はアナログからデジタル、IPと進化してきたが、現場によっては今のなお混在した状態にある。特に文教では今でもアナログ機材が稼働しているケースもあり、若い人にとっては見たこともない端子に面食らう事もあるだろう。アナログからデジタルまでの映像伝送の方式を振り返りながら、その発展の過程をまとめてみたい。

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日本時間の5月8日に開催されたAppleの新製品発表会は。今回は新iPadがメインで、多くの人がそこに言及しているが、動画制作のプロならiPadを使った新しい「Finalcut Pro 2」のアプローチに注目したことだろう。

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2024年3月に発売された5Gトランスミッタ、ソニー「PDT-FP1」をご存じだろうか。デジタル一眼「α」のアクセサリーとして販売をスタートし、カメラ量販店でも購入できることから、コンシューマー機のような扱いになっているが、実際にはプロ用機である。

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この連載ではこれまで、主に映像・放送技術のDX化についてフォーカスしてきたが、そもそもDXとは、人の働き方改革とセットの話である。今回はテレビ業界の働き方について、DXによる働き方改革は起こりうるのかを考えてみたい。

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日本語で話す動画を、英語に自動翻訳+アフレコしてくれるツール「Captions」。もともとはiOS版として提供されていたサービスだが、PC版(β版)が登場。AIを使った新機能も含め実際にテストしてみた。

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世の中にはプロ向けの編集ツールは多いが、多くのポストプロダクションでは同じツールで統一することが多い。同じツールであれば、編集の手直し等で編集者が変わったとしても、編集データの互換性問題に悩む必要がないからだ。

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DaVinci Resolveにクラウド機能が追加されたのは、2022年のバージョン18の時。発表されてからかなりの期間、日本ではアクセスできなかったことから、あまり利用されてはいないようだ。今回は「Blackmagic Cloud」の可能性を探ってみたい。

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現場で見かけるのにシェア調査で表に出てこないソフトの代表格が、Avid「Media Composer」とGlassValley「EDIUS」だろう。GlassValleyは米国の老舗スイッチャーメーカーだが、EDIUSは日本で開発されていることから、日本にユーザーが多い。

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多くの放送機器を抱えるソニーではInter BEE 2023で多くの新製品を展示したが、筆者が個人的に気になったのがソフトウェアスイッチャーの「M2L-X」である。プロの世界ではIP化およびクラウド活用の一環として、ソフトウェアスイッチャーへの関心が高まっている。今回の企画担当者に話を聞いた。

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「Premiere Pro」に「フィラー音声の検出機能」が実装された。しゃべり途中のポーズ時間、すなわち「間(ま)」を自動検出する機能で、「えー」とか「あー」といった、間を持たせるための発音「フィラーワード」も検出・削除できる。実際どのように動くのか、またその先にある課題はなんなのか、検証してみた。

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生成AIの登場で、画像・写真の世界は大きな転換期を迎えた。その一方で、真実に見せかけた画像や写真、すなわちフェイク画像による社会的混乱が問題視されるようになった。1500社以上が加盟する「CAI」は、データの由来を保証するための立ち上げられた組織だが、実際にどのように動くのか、機能が実装された「Photoshop」で試してみた。

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国際放送機器展と名の付くものとしては、例年4月に米国ラスベガスで開催される「NAB」がよく知られるところだが、ヨーロッパではオランダのアムステルダムで開催される「IBC」も大きなイベントである。今年は9月15日から17日の日程で開催された。

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8月16日、AdobeはかねてよりWebアプリとして公開してきた「Adobe Express」の最新版を公開した。β版として公開している独自のAI「Adobe Firefly」を搭載し、「AIファーストのオールインワンコンテンツ制作アプリ」とうたっている。

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スイッチングにおける映像処理を全てソフトウェアベースで行なうパナソニックのIPスイッチャー「KAIROS」。6月14日より新メインフレーム「Kairos Core 200(AT-KC200T)」を発売している。また7月21日には新システムソフトウェア「バージョン1.5.0」の提供を開始した。7月に福岡市で行なわれたQBEE(九州放送機器展)にて、その実機を見る事ができた。

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先日、Twitterに流れてきた情報から知ることになったアプリ、「Captions」を試してみたところ、今後は多くのコンテンツがワールド化するかもしれないという手応えを感じた。現時点で確認できるCaptionsのインパクトと、これがもたらす将来の可能性を考えてみる。

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これまでクラウド編集プラットフォームは、AivdやAdobe、GrassValleyといった編集ソフトメーカーが主体で製品化が進められてきた。ATOMOSのような周辺機器メーカーが手掛けるのは珍しい。同社の「Atomos Edit」を触りながら、狙いを探る。

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コロナ禍になり映像業界にもリモートワークが必要となった。複数人の共同作業が必要な現場では、リアルタイムな指示出しであればZoomなどで代替できたが、編集者が作業したものをチェックしていくケースではあまり使えなかった。こうしたなか、有望視されているのがコラボレーションツールだが、クラウドストレージで有名なDropboxも参入している。

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放送というのは、映像と音声だけではなく、実にたくさんの文字情報で成り立っている。タレントのしゃべりに逐一テロップが乗るという話だけではない。お天気情報では各地の天気が表組みで示されるし、スポーツの結果も一覧で紹介される。ニュースでも見だしや説明テロップが挿入されるし、バラエティではタレントのしゃべりに逐一テロップが乗る。

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例年4月に米国ラスベガスで開催される世界最大規模の放送機材展、「NAB Show」が2023年も開催された。20年、21年と中止になっていたが、22年より対面展示を再開。今回の展示で、100周年を迎えたという。

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今ネット社会は、AIの進化に揺さぶられている。毎日画像生成AIで新しい画像が生み出され、次第に写真と見分けが付かなくなってきている。一方チャット系AIは検索補助ツールの領域を超えて、データ整形やアイデアツール、文書作成までこなせるようになった。この変化は動画編集にもおよんでいる。

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ソニーが投入した個人向け「Creators’ Cloud」。法人向けソリューションを個人用にアレンジしたものだが、テストしてみたところ、プロフェッショナル用とは全く異なるもので、少々面食らっている。ソニーは何を狙っているのか、担当者に聞いた。

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スイッチャーを中心に手掛ける米GlassValley。他社に先駆けてハードウェアのほとんどをソフトウェア化したIPプラットフォーム「AMPP」を発表した。海外のスポーツ配信などですでに実績があるAMPPだが、放送機器レベルの製品をたった2年でソフトウェア化できた理由とは何か。

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多くの方から遅延の少ない8K伝送方式のニーズがあるとわかった事から、独自エンコーダーとデコーダーの組合せで8Kを超低遅延で伝送するシステム「ELL8K」の開発に着手、商品化した。今回はミハル通信に、現在開発中の「ELL Lite」と、22年のInter BEEで好評だった音声低遅延伝送について取材させていただいた。

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小寺信良の「プロフェッショナル×DX」:

パナソニックコネクトの「KAIROS」を中継車にした会社があるという。一般に中継車とは、テレビ放送において現場から生放送をする際に必要な機材を搭載して配線済みの状態にしておき、車の中でオペレーションできるようなものをいう。テレビ局などが持つもので、放送とは関係ない企業が持つことはないのだが、その理由を探る。

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放送業界で早くからデジタル化に取り組んできたソニー。IP伝送からクラウドを活用したファイルベースまでを網羅する「Creator's Cloud」を掲げる同社が取り組むプロフェッショナル戦略とはどういったものだろうか。

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コロナ禍以降、映像制作や放送分野でのリモートプロダクションが注目を集めているところだが、一番大掛かりになるのが、ライブの映像中継業務だ。制作とは違い、一度に動く人間の数が多いため、最もリモートプロダクションに注力しなければならない分野でもある。

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新連載:小寺信良の「プロフェッショナル×DX」:

放送とIP、あるいは映像制作のクラウド活用については、すでに2015年ぐらいから日本でも検討が進んできた。ところが2020年からコロナ禍となったことから、急速に注目されるようになった。しかしながら、現時点では放送システムのIP化は、これまでは必ずしもうまく行っているとは言えない。

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