64ビット版Windows、最新ビルドは日本語など各国語に対応
米Microsoftは8月18日、Windows XP ProfessionalおよびWindows Server 2003 Enterpriseの64ビット版の最新ビルドをリリースした。Lunaユーザーインタフェース、Windows Messenger、Windows Media Player、Bluetoothのインフラサポート、.NET Framework 1.1など、それぞれいくつかの新しい改善が施されている。
同社幹部はさらに同日、デスクトップ版の名称を「Windows XP Professional x64 Edition」に変更すると発表した。同製品の各種サーバ版も名称が変更され、今後は「Windows Server 2003 Standard x64 Edition」「Windows Server 2003 Enterprise x64 Edition」「Windows Server 2003 Datacenter x64 Edition」となる。
Windows XP Professional x64 Edition担当の製品マネジャー、ブライアン・マール氏は次のように語っている。「これらのビルドにより、われわれは基本的には同製品をWindows XP ProfessionalおよびHomeの32ビット版に揃えようとしている。これで64ビット版も、Bluetoothとワイヤレスに関して(32ビット版と)同じUIとサポートを備えた。今後、当社のパートナー各社はBluetoothデバイス向けのドライバを32ビット版のWindows XP Professional向けと同様に構築できる」
64ビット版と32ビット版の最大の違いの1つは当然ながら、64ビット版が大容量のメモリを直接処理できる点だ。これは、ハイエンドワークステーションのユーザーやサーバ管理者にとって極めて重大なポイントだ。
「われわれが最初に64ビット製品の開発を始めたときには、ターゲットはハイエンドワークステーションのユーザーのみだった。彼らにとってOSとは、何より、CAD設計のような作業を行なうためのツールだ。だがその後、われわれはMovie MakerやWindows Messenger、Media Playerといった機能を要求する熱心なハイエンドユーザーの間でも、高い関心が寄せられていることに気付き始めた」とマール氏は語っている。
同社幹部によれば、前回のビルドはこれまでに12万5000件ダウンロードされている。
またMicrosoftは今回のビルドで、日本語、ドイツ語、フランス語、スウェーデン語、スペイン語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語など、各種の言語のサポートを追加している。
64ビットのデスクトップ版とサーバ版を32ビット版と同等にするほかに、Microsoftは64ビット製品にWindows XP Service Pack 2(SP2)に含まれるすべてのセキュリティ強化機能を組み込む計画だ。Windows XP SP2は8月25日から、Windows Updateを介してダウンロードできるようになる見通し。
「SP2のセキュリティ強化、Windows XP ProfessionalおよびHomeの機能性、およびWindows Server 2003のコードベースの信頼性がすべて揃い、非常にバランスのとれたOSになるはずだ」とマール氏。
Microsoft幹部は、Windows XP Professional x64 EditionとWindows Server 2003 Service Pack 1については、依然として2005年上半期のいずれかの段階で同時に提供する予定だとしている。
企業ユーザーとサードパーティの開発者は18日から、http://www.microsoft.com/windowsxp/64bit/evaluation/upgrade.mspxとhttp://www.microsoft.com/windowsserver2003/64bit/extended/trial/default.mspxにおいて、Customer Preview Program(CPP)を通じて、無料でコードをダウンロードできる。
ユーザーと開発者は無料CDでも同製品を受け取れる。ただし、その場合は送料を支払う必要がある。
Microsoft幹部によれば、新しいビルドはIntelとAMD両方の64ビット互換プロセッサで動作する。
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