企業で働く従業員のうち、社内コミュニケーションの質と量に満足しているのは33%にすぎないことが、市場調査会社Jack Morton Worldwideが9月25日にまとめた報告書で明らかになった。
同社は米国、イギリス、オーストラリア、中国でオンライン調査を実施し、18歳から65歳の1625人から回答を得た。
報告書によると、従業員の67%は雇用主の現在のコミュニケーション方法に不満を持っている。31%は雇用主が十分なコミュニケーションを取っていないと回答。36%はより内容のある相互コミュニケーションを求めると答えた。
また、回答者の86%は、面と向かって話すのが一番いいと考えており、84%はほかのどの手段よりも、実際に顔を合わせるほうがより情報を得られると答えた。
さらに84%は、何か問題が生じた場合仕事にも影響が出るとし、86%は問題が生じると社内のことを同僚に話したり、社外にもらしたくなると回答している。
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