Oracle、PeopleSoftの虚偽請求訴訟で9850万ドルの支払いに同意
米司法省は10月10日、米Oracleに買収される前のPeopleSoftが、米一般調達局(GSA)のMultiple Award Schedule(MAS)プログラムによるサービス契約交渉の際、不正な価格情報を開示、過剰請求をしていた問題で、Oracleが和解金9850万ドルの支払いに同意したと発表した。
GSAのMASプログラムは、納入業者が価格設定方針をGSAに開示する代わりに、多数に及ぶ連邦政府関連機関と、包括的な一括契約を締結できるというもの。GSAはMAS契約の際納入業者に対し、「最新の正確かつ完全な」価格設定方針の提示を義務付けている。
GSAのMASプログラム関連での米虚偽請求法(False Claims Act)に基づく和解金としては、9850万ドルは過去最高の金額となる。
司法省によると、PeopleSoftは最初の契約1件および延長契約2件について政府と交渉する際、民間企業顧客に対して行う値引き額を過小提示した。また、通常は複数製品を一括購入する顧客に対し行っていた値引きの事実を知らせなかった。
この訴訟は、PeopleSoftの元従業員ジェームズ・ヒックス氏がメリーランド連邦地裁で起こしたもの。同氏は虚偽請求取締法の内部告発条項に基づき提訴した。同条項は「関係者」である民間人が、虚偽請求によって失われた政府資金を回復するため、政府の代理人として提訴できると定め、和解または勝訴した場合、賠償金の一部を受け取れるとしている。ヒックス氏は1773万ドルを受け取る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
コミックシーモア、不正アクセスの可能性でサービス停止 メンテ終了時期は未定
-
2
緊急地震速報発表→すぐ取り消し 震度7予測も、実際は震度1 アラートに困惑の声
-
3
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
4
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
5
人気Web制作ツール「Studio」全ユーザーの情報漏えいか フォームに送信された内容、外部APIキーなども
-
6
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
7
Tesla、新型「Roadster」発表 SpaceX技術で“飛べる”モデルも 日本でも予約受付中
-
8
Microsoft、社内エンジニア数万人を対象に「Claude Code」「Copilot CLI」導入の影響を分析 生産性どう変わる
-
9
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
10
日経新聞、不正アクセスで183万件の個人情報流出 開発用クラウドの認証情報盗まれ
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR