米Microsoftと仏Dassault Systemesは10月18日、Virtual Earth -3DVIAのテクノロジープレビュー版を公開した。3DVIAは、Virtual Earth上に建築物を作成することができる3Dソフト。
ライバルである米Googleは、Google Earth用の3Dデータ作成を行うためのアプリケーションとして、無料版のSketchUpを配布しており、ユーザーが作成した建築物も広まっている。今回のMicrosoftとDassaultの取り組みはこれに対抗するもの。
DassaultはCADソフトウェアのCATIAを開発・販売する、3Dソフトウェア市場におけるリーダー企業の1社。
両社によると、3DVIAは家屋などの3Dモデルを簡単に作成でき、テクスチャや色などの外観も手軽に選択できる。Virtual Earthへのアップロードは、アプリケーション内から住所や近くの目印を指定して行うことができる。
3DVIAはWindows XP以降に対応。
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