米Microsoftと日本ビクターは1月16日、コンシューマー向け製品に関する特許のクロスライセンス契約を結んだと発表した。MSがクロスライセンス契約を結ぶ日本企業は10社目。
契約の詳細は非公開だが、「ビクターがMicrosoftに対して経済的な補償を行う」という。契約に基づき両社は、技術情報の交換や、お互いの特許技術の自社製品への組み込みを促進していく、としている。
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東芝とMicrosoftがデジタル家電分野などについて、互いの特許を相互利用できる包括的クロスライセンス契約を結んでいたことが分かった。ネット家電などの開発を加速するねらいがあると見られる。
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