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IntelとSTMicro、相変化メモリのサンプル出荷を開始

IntelとSTMicroelectronicsが、2003年から共同開発に取り組んできた相変化メモリ技術によるプロトタイプのサンプル出荷をいよいよ開始した。

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 米Intelと欧州の半導体メーカーSTMicroelectronicsは2月6日、フラッシュメモリの代替として期待される相変化メモリ(Phase Change Memory、PCM)技術を使った新メモリのサンプル出荷を開始したと発表した。

 このメモリは、両社が「Alverstone」というコードネームで開発を進めてきたもの。PCM技術によるメモリは、従来のフラッシュメモリよりも少ない消費電力で高速の読み取り・書き込みを実現するという。Alverstoneは90ナノメートル(nm)プロセスを使って製造され、容量は128Mビット。

 IntelとSTMicroは2003年にPCM開発を目的とした共同開発プログラムを立ち上げ、以来製品化に向けて開発を進めてきた。2004年には180nmプロセスによる8Mビット版を、2006年には今回サンプル出荷を開始した90nmプロセスによる128Mビット版を披露している。

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