米Microsoftと、HOYAのPENTAXイメージング・システム事業部は5月13日、デジタルカメラなどコンシューマー向け製品に関する特許のクロスライセンス契約を結んだと発表した。
HOYAがMSにライセンス料を支払う形だが、金額や期間など詳細は非公開。
MSは2005年から特許のクロスライセンス契約締結を積極化しており、日本のメーカーでは、東芝、日本ビクター、オリンパスなどと契約を結んでいる。
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