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Microsoft、払い過ぎた退職金の返還要求を撤回
Microsoftは払い過ぎた分の返還を求めないほか、本来の額よりも少ない退職金を払ってしまった人に不足分を支払ったという。
米Microsoftはスパイク・リーに倣って正しいことをした。
同社はレイオフした社員に対し、事務上のミスで払い過ぎた退職金を返還するよう求めていたが、その方針を転換した。
Seattle Post-Intelligencerによると、Microsoftの人事担当上級副社長リサ・ブルメル氏は、過払い通知を受け取った「25人中22人に直接電話した」という。
この件で影響を受けた元Microsoft社員は、1月にレイオフされた1400人の一部。
Seattle Post-Intelligencerのジョセフ・タルタコフ記者がブルメル氏に取材したところ、過払いの額は「従業員1人当たり数百ドルから5000ドル」という。
同紙は、ブルメル氏が「彼らに過払い分の返還を求める価値があるとは思わない」と語ったと伝えている。
さらに同紙によると、「本来支払われるべき額よりも退職金が少なくなってしまった人が20人いた。Microsoftは本来の額を彼らに支払った」という。
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