シャープは3月26日、ソニーと交渉を進めている液晶合弁会社設立に向けた準備として、100%出資の新会社を設立すると発表した。
4月1日付けで「シャープディスプレイプロダクト」を設立する予定。資本金は1億円。大阪府堺市に建設中の液晶パネル新工場を合弁会社化する際の母体となる。
シャープとソニーは、第10世代ガラス基板採用の大型液晶パネル・モジュールを製造販売する合弁会社の設立を交渉中。当初は今年4月の設立を予定していたが、1年延期すると発表していた。
関連記事
- ソニーとシャープの液晶パネル合弁設立、1年延期
ソニーとシャープは、2009年4月に予定していた、テレビ用の液晶パネル・モジュールを生産する合弁会社の設立を約1年延期すると発表した。 - 「世界トップへ」「日本の液晶産業の強化」 ソニーとシャープ、液晶を共同生産
シャープの新鋭工場にソニーが参加。ソニーは安定調達先を拡大して世界一のテレビメーカーを、シャープはソニーを得て世界トップの液晶メーカーを目指す。 - ソニー、シャープと液晶共同生産 堺新工場に出資
ソニーとシャープが液晶パネルを共同生産する。シャープが堺市に建設中の液晶パネル工場に、ソニーが出資。ソニーにパネルを安定調達する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.