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KDDIなど、UQに300億円追加出資 WiMAX全国展開の資金に
モバイルWiMAXのUQが、筆頭株主のKDDIなどから総額300億円を調達。09年度中に全国政令指定都市にサービスを拡大する計画だ。
モバイルWiMAXサービスの試験サービスを始めたUQコミュニケーションズは3月30日、筆頭株主のKDDIなどが引き受ける総額300億円の第三者割当増資を実施すると発表した。調達資金をもとに、2009年度中に全国政令指定都市にサービスを拡大する計画。
増資は5月15日〜21日払い込みで、優先株式を発行する形で実施する。KDDIが152.3億円、Intel Capital、JR東日本、京セラが各41.5億円、大和証券グループ本社が23億円を追加出資する。
UQは2月にモバイルWiMAXの試験サービスを開始。7月1日に正式サービスを始める計画で、月額4480円で下り最大40Mbpsのワイヤレス接続サービスを利用できるようにする。12年度末までに人口カバー率90%以上が目標。
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モバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」の無償トライアルが2月26日にスタート。本サービスは7月1日からで、月額4480円で使い放題になる。
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