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ビクター、3D液晶ディスプレイ発売 46V型で厚さ3.9センチ
ビクターは、フルHD表示に対応した46V型業務用3D液晶ディスプレイを発売する。最薄部を3.9センチに抑えた。
日本ビクターは4月13日、フルHD表示に対応した46V型業務用3D液晶ディスプレイ「GD-463D10」を7月上旬に発売すると発表した。最薄部を3.9センチに抑えた薄型設計が特徴。オープン価格で、実売予想価格は70万円前後。
有沢製作所の「Xpol1偏光フィルター方式」を採用。3D用に制作された映像を専用の偏光めがねで見ると、立体的に見える。
3D映像の制作現場などで広く使われている「Line-by-Line方式」と「Side-by-Side方式」をサポートした。独自の3Dデコーダ回路による変換処理で、なめらかな階調表現とリアルな色彩を再現するという。
サイズは107.1(幅)×72.5(高さ)×27.5(奥行き)センチ。HDMI端子を3系統装備している。
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